飯田市南信濃の かぐらの湯。
ナトリウム・カルシウム塩化物温泉。
飯田下伊那の数ある温泉の中でも 湯の香り、味が 「これぞ温泉!」と感じられて、
わたしの好きな温泉ベスト3に入っております
今回は温泉入浴だけでなく、特別なイベントを見るために訪れました。
それは、、
映画「千と千尋の神隠し」のモデルといわれる祭、
「霜月祭」のダイジェスト公演!
今回は木沢地区の祭りの再現公演で、
通常は12月の祭の日に 午後2時~午前6時頃までかけて(長い!)行うものを、
一時間程に凝縮して見せていただけるというもの。
一度見てみたいと思っていた霜月祭(でもずく無しで寒がりなので、まだ見に行けなかったの)。
前半は御祓いのような儀式からスタートでした。
神々をお迎えするにあたり、場を清めているのでしょう。
途中 観客席からも何名か加わって釜の周りで御祓いをする。(本番では氏子が加わるのでしょう)
わたしも参加させていただき、御幣を左右に振って清める。
今回は本番ではないけれど、それでも、神々がすぐそばに在るような 不思議な感覚を味わえました。
祭の間は終始太鼓の躍動感と笛の優雅な音色がまざり、心地良い。
大黒様が登場し、大袋から飴玉を取り出し、辺りに撒きながら観客席に乱入!
続いて「ばーさ」と呼ばれる嫗面があらわれ、観客の頭を榊で祓って歩く。
その祓い方がかなり雑で、遠慮なくバシバシはたくので、笑ってしまいました。
観客から「ばーさ、ばーさ」と声がかかり、会場中が大盛り上がり!
そして 最も人気がある四面(よおもて)の登場。
神の面をつけた四人の若者たちが所狭しと荒れ狂うのですが、
この若者たちが 本当に生き生きと舞うので、
観客もつられて歓声をあげ、会場が一気にヒートアップしました。
こうして公演は終わりましたが、
やはり伝統あるお祭りは良いですね
本番での四面の若者たちのジャンプもぜひ見てみたいものです。
今年の12月は 奮起して 本番を見に行ってみましょうか??