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夕月夜

日々のこと、注目していること、ちょこっと南信州案内も。

夕日が丘公園

2007-06-13 | 南信州って・・・

喬木村の 夕日が丘公園。

伊那谷を吹き渡る風を感じられる高台の公園です。

周りの木々が伸びたようで

以前訪れた時よりも展望は狭くなっていました。

公園から畑の間を通って、西方面の景色が見える場所へ。

一本の桑の木が谷からの強い風に耐えるように立っていて、

実をびっしりとつけていました。

黒く熟した実をひとつ口へ入れると、甘さが広がりました。

 

視界が開けると、ちょうど 風越山の上に陽が入るところでした。

 (最近 本当に日が長くなりましたよね。)

夕陽の柔らかい光に包まれた街。

どこからか風に乗って聞こえてくる子供たちの声。

こんな時間に 鶯の谷渡り。

わたしのお腹も空腹の悲鳴をあげました

帰路は残りの陽光をたよりに。

 

今日も一日お疲れさまでした。


伝説の大池

2007-06-08 | 南信州って・・・

中村農園傍の大池。

自生のクリンソウはまだ咲き始めです。

「伝説の大池」の立て看板には

この池が 村行事の際、朱塗の膳腕を貸してくれたという伝説が記されています。

水面に山の木々を映す池は 赤みを含んだ不思議な色をしています。

池のほとりで草木を眺め歩きながら

この場所では時間の概念も何もかも忘れてしまうような

聖域のようだ と思う。

 

池の周りでは 野鳥の歌声、啄木鳥の奏でるリズミカルな音楽が響いていました。


まだまだ大鹿

2007-06-07 | 南信州って・・・

中村農園から東へと登ってゆく。

目指すは黒川牧場。

牛さんたちの放牧は6日からなのだそうですが、

せっかくここまで来たのだから見に行ってみるか と地道を進む。

天竜川西側から見ると、、

ちょっとわかりにくいのですが 中央上部の山の雪模様、

(私は山のクマさんと呼んでいます

 ビールを飲む人、とか ミッキー と呼ぶ人もいます)

この場所が黒川牧場です!高い所にありますね。

 

牧場まであともう少し というところで・・・

道がみごとに崩落して消失してました。。

夜だったら誤って谷に落ちてしまいそう。

昨年の豪雨災害の爪痕のようです。

残念でしたが

牧場はまた次回の楽しみにとっておきましょう。


ヒマラヤの青いケシ

2007-06-06 | 南信州って・・・

大鹿村の大池高原、

こんな標高の高い所ですが、農園があります。

中村農園さん。

「明日OPENなんです」とのことです。

OPEN前でしたがお花畑を見せていただきました。

お目当ての ヒマラヤの青いケシは、、、

一輪だけ咲いていました

まだ開きかけでしたが、その青色は どこまでも広がる5月の空の色のようで、

また 夏の海のような明るい青色でもあって・・・。

その美しさにため息が出ます。

花びらが開くとこう。

↑これは一昨年撮影したものですが。

 

この青いケシは、寒冷地仕様(?)なので

気温が25度以上の土地ではこのような美しい花を咲かせることはありません。

珍しいこのケシや、たくさんの花が咲くこの農園に

皆様も訪れてみては?(道は少し狭いのでお気をつけて!)

 

※中村農園さんより画像の掲載許可をいただきました。


地蔵峠

2007-06-05 | 南信州って・・・

飯田市上村と大鹿村を結ぶ国道152号、

不通区間があるため、往来道路は地蔵峠越えです。

 

空から鳥の声が聞こえてくる。

峠には 「地蔵菩薩像」 の立て看板。

細い路をすこし入ると そこにはお地蔵様がまつられています。

地蔵峠のお地蔵様。

お地蔵様がいるから地蔵峠と名付けられたのか、

地蔵峠だからお地蔵様をまつったのか・・・?

そのおだやかなお顔と向き合い、

旅の無事をお願いしてから峠を下りました。


しらびそ高原へ!

2007-06-04 | 南信州って・・・

飯田市上村。

天に近い、こんなにも美しいところが 自分の住む市に在る ということが、

とても誇らしく思えます。

 

道のりは ゆっくり 新緑を楽しみながら。

辺りは萌黄色の世界。

 

「ふたりしずか」 がある!

と眺めながら進むと、そのうちに ぞくぞくと株が目に付き、

こりゃあー 「ふたりにぎやか」 だなぁ、なんて思いながら 標高を上げてゆく。

 

高原に到着。

あいにく曇ってきて、中央アルプス方面も雲でよく見えませんでした。残念!

 

ハイランドしらびその庭にある 森林鉄道。

昔 森林から上村の町へ木材を運んでいました。

 

ちょうどお昼時。

ハイランドしらびそのレストランで昼食、

焼き肉 遠山ジンギスをいただく。

 


アルプスの丘公園

2007-05-29 | 南信州って・・・

喬木村の アルプスの丘公園。

その名のとおり 中央・南アルプスが望める高台の公園です。

小さな公園ですが、眺望が素晴らしく、谷を吹き渡る風は心地良くて

この景色を誰かに見せたいなぁ~。。

ここには 椋鳩十の「・・・松風になりたい・・・」の詩が刻まれた碑があります。

そして 傘も。 阿島傘、有名ですもんね。

暮れてゆく伊那谷を眺めていると 背後に何やら気配が・・・

犬の散歩 でした。

その足音が遠ざかると、

聞こえるのは風の音だけになりました。


ポピー園

2007-05-28 | 南信州って・・・

喬木村シリーズVol2?(と 言うほど続きませんが

縄文公園の傍にあるポピー園。

開園初日だったそうで、りんごジュースのサービスがありました

可愛らしい花が一斉に咲き、

西からの強い風に吹かれて揺れ踊っていました。

協力費100円で 摘み取り10本。

蕾の多くついているところのほうが長く楽しめますよ~!

もちろん見学だけでもOK。

可憐な花たちがお待ちしてますわ

 

ポピー園の近くを散策して 見た景色。

なんとなく良い眺めだったので、カメラに収めました。


くりん草

2007-05-27 | 南信州って・・・

喬木村 九十九谷は花の谷。

喬木在住の先輩から「くりん草がそろそろ見頃だよ」と情報をいただき、

先週訪れたときの画像。

2万株のくりん草が出迎えてくれました。

 

赤紫、ピンク、白の中に黄色の花もちらほらとあります。

色鮮やかでふかふかの絨毯のよう。

 

山の斜面に目を向けるとシャクナゲの大きな花があちらこちらに!

二種類 どちらの花も見事で、

花の周りをグルグルと いつまでも飽きずに眺め歩いていました。

 

くりん草の名は、

お寺の塔の「九輪」に似ていることに由来しているそうです。

今頃は 開花が更に進んで、

「九輪」のように 何段もの花の輪を重ねて 可憐に咲いていることでしょう。

 

先週は次々と問題発生、、で まだ未解決事象が山のよう。

最近 栄養ドリンクの力まで借りてます。 ・・・オヤジ ですな

困難に耐える力が無くなってきているのかも。。

そんなときに見る草花は 心を和ませてホッとさせてくれるものなのです


阿島の大藤

2007-05-20 | 南信州って・・・

喬木村阿島の大藤。

夕方 日没直後の暮色の中。

ライトアップにはまだ早い、そんな時間でしたが。

今年も見事な花房が見られました。

見上げると その長さは棚から目の前まで届くほど。

淡い紫色に囲まれて夢心地。うっとり

 

でも。

お花見会場で流されてるBGMって

なぜか ♪演歌~♪ が定番 なんですよね


椋鳩十記念館

2007-05-08 | 南信州って・・・

喬木村の 椋鳩十記念館。

むく はとじゅう って?

喬木村阿島出身の児童文学作家。

国語の教科書で読んだ方も多いでしょう、

あの『大造じいさんとガン』の作者です。

この記念館では、椋鳩十の生涯や作品について、写真や映像、資料で触れることができます。

作品の中でも、特に動物が主役のものが 世の人々に知られています。

戦中の表現制約から逃れるように、動物文学へと目を向けていったことなど、

今まで知らなかった背景を知ることができました。

 

この記念館は 椋鳩十記念図書館の中にありますが、

図書館は閉館日でした。

職員の方にお願いして、図書館のほうも見せていただきました。

本の種類も豊富で、地元関係の図書も数多く置かれています。

小さな子供から大人まで、どの世代でも楽しむことが出来る施設です。

 

記念館を出ると、「とろりんこ公園」の案内があり、

椋先生の駆け回った野山を歩いてみよう、ってことで、

公園まで歩いて登ってみました。

最近 運動不足なんです。。 なかなかキツイです

 もうすぐ。

到着ぅー!

うっすら汗がにじむ額に、涼しい風が吹き付けて すうっと 心地良い。

そこには記念碑があるだけでしたが、自然豊かで鳥の声が響き、

清々しい風が吹いてくる静かな公園。

・・・でも 実は公園のすぐ隣は小学校。

学校側からは 苦労して登らなくても良いのでした

 


喬木村 イチゴ狩り

2007-05-07 | 南信州って・・・

喬木村の イチゴ狩り。

GW中で混むだろうと思い 予約しました。

正解でした! 当日はやはり 予約客のみ受け入れるとのことでした。

 

ハウスの中に足を踏み入れると 甘酸っぱい香りに包まれました。

真っ赤なイチゴたちが ツヤツヤと光っています。

おぉ~ おいしそう!!

イチゴの宝石箱やーーー!

ウチら かなりの興奮状態。。

イチゴは 「章姫」。 大粒で 甘味が強くて おいしいー

おいしいイチゴを お腹一杯いただき、満腹・満足

 

喬木のイチゴ狩りは 5/31まで です。

料金は 小学生以上1,000円、小学生未満800円。

ご予約は・・・

 たかぎ農村交流研修センター

 TEL:0265-33-3999


花もまた。

2007-04-26 | 南信州って・・・

以前 紅葉の画像を載っけてご紹介したことがありました

ハナノキ(花)。

紅葉は 華やかでしたが

花もまた素晴らしいです。

秋のときのような派手さは無く、控えめなんですが、

枝にびっしりと小さな花をつけていて

遠くから見ると 紅の薄絹を被っているようです。


川本喜八郎 人形美術館

2007-03-27 | 南信州って・・・

川本喜八郎 人形美術館。

3月25日(日)にオープンしました!

当日は午前中に記念式典、午後1時にオープン とのことでしたが

・・・きっと混むだろうなあー。。

で、時間をずらして夕方に訪れてみました。

夕方でも、時間を気にせず観ることができました。

というのも 閉館時間は午後7時。5時が一般的なこの地域では珍しいですね。

『都市型の美術館』を目指しているらしいです。

 

オープン当日は入館料無料!のため、入り口で入館券を頂きました。

孔明の写真のチケットでした。

前売りのプレミアムチケットは、特別に、曹操の写真なのだそうですが。

 

入り口から一歩入ると 正面に関羽の姿!

関羽じきじきにお出迎えしてくれるなんて・・・

館内での撮影は当然禁止なのですが、

入り口に展示されている関羽像のみ撮影OKです!

周りには黒柳徹子さんや赤川次郎さんなどから贈られた花輪が数多く並んでいました。

 

階段を登るとギャラリースペースです。

薄暗い空間の中で、スポットライトに照らされた人形たちの姿。

こんなに至近距離で見ることができて、感動です。

お馴染みの登場人物たちが、

「玄徳周辺」、「曹操の王国」のように、国毎に展示されています。

人形は 思っていたよりも大きくて、リアルでした!

どの顔も生き生きとした表情、

衣装や鎧なども細部までこだわりが感じられ、細やかに作られていました。

 

展示室のほかには人形の制作過程や

三国志関連のグッズ(川本館長の収集物でしょうか)の展示もありました。

 

気付いたら1時間以上経っていました。

大満足で帰ろうとしたら、職員らしき人に

「berrymerryさん!」と呼び止められて・・・??おや!

以前同じ職場でお世話になっていた方でした。

現在は 文化会館にいらっしゃるそうで、

この人形美術館のオープニングスタッフとして毎日夜遅くまで準備をされていたとのこと。

無事にこの日を迎えられ、多くの来館者があったことにホッとした様子でしたが、

オープン直後の混みっぷりは凄まじかったと苦笑していました。

お疲れさまでした!

そしてまたわたしは、この部分の展示方法は効果的だった、とか、

映像を入れたらどうか、など、

生意気な差し出口をたたくわけですが(当時と変わってないかも わたし

同意しつつ聞いてくださいました。

そうして話している間に、 帰っていくお客さんに

「ありがとうございましたー!」と一緒に声をかけて見送っていたのですが、

どの人も皆、満足げな笑顔で「素晴らしかったに」とか「また来るよ!」などと言って帰っていくのです。

訪れる人を笑顔にする美術館。

そして また訪れたい、と思える美術館。

 

もちろんわたしもまた必ず。

今後 平家物語の展示もあるそうなので、そちらも楽しみにしています。


観音霊水

2007-03-07 | 南信州って・・・

南信濃の龍淵寺に400年以上前から湧き出ている名水『観音霊水』。

和田城(遠山郷土館)の横にあります。

炭酸カルシウム、マグネシウムが溶け込んだ硬水です。

ひんやり冷たくて きりりとしていて おいしい

この水を2リットルPETボトルに詰めて持ち帰り、ご飯を炊いたりお茶を点てたり・・・、

で あっという間に飲み尽くしてしまう。もっと汲んでくればよかったなあー。

美味しくて ミネラルも豊富、体内環境も良好になったような・・・