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小さな出来事、大きな足跡

小さなことを積み重ねて気が付くと自分の型ができている。取るに足りない事にも意味はある。

アパート上階

2019-01-16 00:37:23 | 日記
成人の日。テレビを見ながらくつろいでいたら突然、上階に人がどやどやとやって来た。ちょうど1か月前、上階の住人が引っ越して空き室になっていたところに内見が来たのだ。

うちのアパートは内見には必ず大家が立ち会う。大家と不動産屋が大声で盛り上げまくっており、時折大勢で大笑い。
感触がよいようで内見が終わっても皆で外から部屋を見上げて談笑している。

すばやく窓際からどんな奴が見に来たのかチェック!そりゃあ見に行くよ。
我が家のような木造のアパートは上階の他人といえどルームシェアで暮らしてるのと
あまり変わらない。生活音が筒抜けなのだからマナーが身についてる人に来て欲しい。

見に来ていたのは若い男性とその母親。親が付いてきてるという事は初めてのひとり暮らし
だろうか。見たところ親子共に社交的で明るい感じ。話好きそうである。
大家が上機嫌で大笑いが止まらない。もう決まりだなと直感した。

そして翌日。帰宅すると、もうカーテンや照明が取り付けてある。
「早っ!!(=゚ω゚)ノ」

見に来た直後にすぐ契約したのだろう。そして翌日昼間にはカーテンや照明だけとりつけ
設置する家具のために寸法を測りに来ていたのではないだろうか。
最悪今日帰ったらもう入居してるかもだが、遅くとも1週間以内には来るだろう。
あの感じからすると友達呼んで騒ぐタイプだなー(;´Д`)

思い起こせばこのアパートに住んで共に日々を過ごした上階の住人は3組。

私が入居したときに住んでいたのは20代のカップルだった。いつ見ても仲が良く
これといった騒音もなく、良いと思ったのに3か月で引っ越してしまった。

次は、若い男性1人暮し。朝は私より遅く出て早く帰ってくるようで、私の在宅時にいつも家にいる。土日も外に出ない。暗い感じの子で熟睡すると大きなイビキをかく。まぁイビキは仕方なしとして
、定期的に仲間を呼んで徹夜で盛り上がるのが迷惑で迷惑で(-"-)
自分はそういうことするくせに、我が家に宅急便屋さんが荷物持ってきただけでも
イラついてわざと荷物を落としているような音が上階から聞こえてきたこともあり、
仲は悪かった。

玄関前にたむろっている仲間たちをみるとコスプレ系というか、秋葉原っぽいというか
アニメ好きっぽい感じだった。同じタイプの彼女もいて泊りにきていたこともあり、彼なりには楽しい日々だったのだろう。が、何しろ徹底したインドア派。たまには外で遊んで欲しかったぜ。4~5年住んで引っ越して行った。

1か月前まで住んでいた。3代目の住人は友人は呼ばないがその代わり毎日
何かしらの騒音を出す男だった。まず毎日必ず歌を歌う。
ギターを弾いてる時もある。ギターの音がしないときはキーボードの音がした。
楽器の音がしないときは何か組み立てているような音や何か木材を削ってるような
音がした。音がしない日はついに一日たりともなかった。音をたてないと死ぬのか?
位の感じ…
歌声聞いてると「頭がおかしいのかな?」とも思えて(陶酔してシャウトしてたのよ!毎晩)
様子見てるうちに突然引っ越して行った。5か月位いたのかな。
こいつにも彼女がいて、週末は彼女が泊まりに来て、そのまま2人でデートに行くので
土曜の昼間は必ず不在。憩いのひとときだったなぁ。家電をごっそり捨てて行ったので
きっと彼女と暮らすことにしたのかも。


どのみち誰が住んでも必ず何かしらのやりにくさは生じるものだ。そんなに嫌なら一人で山奥に住んで「こんなところに一軒家」を地でいくしかない。
それならそれで今度はイノシシやら狸やらネズミと戦いながらの暮らしになりそうではないか。

文句ばかり言っても始まらないのでもっと前向きに考えなくては…と今、自分で自分を説得中。

でもこうして書きだしてみると人生一期一会だなぁ。離れて初めて感慨に浸れる。

最後に希望を言えば中高年の独身男性でジェントルマンな人に来て欲しかった。
そういう人はもっと違うところに住むんだろうな 残念。




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