都内散歩 散歩と写真 

散歩で訪れた公園の花、社寺、史跡の写真と記録。
時には庭の花の写真、時にはテーマパークの写真。

道念稲荷神社 横浜市鶴見散歩

2014-08-12 15:33:15 | 神奈川県散歩
 道念稲荷神社   神奈川県横浜市鶴見区 

【住 所】: 〒230-0052 神奈川県横浜市鶴見区生麦4-27-21 Mapion
【御祭神】: 倉稲魂命 (うかのみたま)  
【創 建】: 不詳
【道念稲荷神社について】:第27章 生麦村の神社(下)<なまむぎ今は昔>より引用。
生麦岸谷の総鎮守として杉山神社があり、北の八幡宮、南の水神宮、原の神明社、本宮の道念稲荷というように、各字には氏神様が祀られていました。
本宮の氏神様「道念稲荷神社」は武蔵風土記稿によると、「往還ノ中程 字 元宮ニアリ 海道ヨリ入口ニ石ノ鳥居ヲタツ 是ヲ道念稲荷ト云フ 前ニ蟠ル松アリ 龍泉寺持ナリ 社地ノ入口左ノ方ニ石地蔵四尺ナルヲ建ツ」と記されており、枝振りの良い松があった事がしのばれます。村方明細書上帳には「御除地弐畝二十歩」と記されています。
現在の社殿は、昭和の六年に以前の藁屋根の社殿を建て替えた権現造りの立派なもので、「おたまや大工」の白川利三郎が兄庄吉の墨入(助力)で建
てたものです。
当時は樹木も多く、絶好のセミ取りの場所でしたが、戦時中は兵隊さんの入営、出征、凱旋などで社前には大勢の人が集まったこともありました。
また生麦から魚を出荷した関係か、築地魚市場から奉納の大提灯がありました。入口には右に寛文八年(1668)八月念仏講同行二十人造立、左に
明和三年(1766)三月造立の地蔵講供養仏があり現在も香華の絶えることがありません。また往還中程という立地条件から、江戸時代はここに生麦
村の高札場がありました。
【例祭日】: 蛇も蚊も行事は6月第1日曜日
【蛇も蚊も(じゃもかも)の説明掲示文】:
横浜市指定無形民俗文化財
蛇も蚊も(じゃもかも)  平成4年11月1日 指定
行事の日6月第1日曜日保存団体  
生麦蛇も蚊も保存会
蛇も蚊もは, 約300年前に悪疫が流行したとき, 萱で作 った蛇体に悪霊を封じ込めて海に流したことに始まると伝え られています。この行事は, 端午の節句の行事とされ, 明治の 半ば頃から太陽暦の6月6日に なり, 近年は6月の第1日曜日 に行われるようになっています。
萱で作った長大な蛇体を若者・ 子供がかついで「蛇も蚊も出た け, 日和(ひより)の雨け, 出たけ, 出た け」と大声に唱えながら町内を かついで回ります。もとは, 原と本宮で一体づつ作り, 原の ものが雌蛇, 本宮のものが雄蛇だといって, 境界で絡み合い をさせた後, 夕刻には海に流していましたが, 現在は, 両社 別々の行事となっています。
平成5年3月           横浜市教育委員会

【道念稲荷神社の写真】  平成26年7月6日撮影
道念稲荷神社の鳥居

道念稲荷神社の社号標  

道念稲荷神社の手水社・手水鉢 



道念稲荷神社の社殿 昭和6年建立;権現造り 

道念稲荷神社の神額 

道念稲荷神社の境内にある蛇も蚊も(じゃもかも)発祥の地の碑  

道念稲荷神社の境内にある蛇も蚊も(じゃもかも)の横浜市の掲示 



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