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都内散歩 散歩と写真 

散歩で訪れた公園の花、社寺、史跡の写真と記録。
時には庭の花の写真、時にはテーマパークの写真。

しばられ地蔵 南蔵院 葛飾区東水元

2013-04-15 16:52:32 | 都内散歩
しばられ地蔵(しばられじぞう)

水元公園散歩:当日の散歩コース 
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【住所】: 〒125-0033東京都葛飾区東水元2丁目28番25号 南蔵院境内
【南蔵院】: 南蔵院は山号は業平山、寺号は東泉寺。天台宗で、本山は比叡山延暦寺。 本尊は釈迦如来、地蔵堂には大岡政談で知られるしばられ地蔵尊を祀り、太子堂には聖徳太子尊を安置。
【しばられ地蔵】: 像高1メートルほどの石の地蔵尊で、元禄14年(西暦1701年)の造立。祈願するときは地蔵尊を縄で縛り、成就したときには縄を解くことから、しばられ地蔵と称した。
 毎年12月31日(大晦日)の夜、しばられ地蔵尊の縄解き供養が行われます。
【しばられ地蔵の由来】: 江戸時代の享保年間、八代将軍徳川吉宗の治世。日本橋にある呉服問屋の手代が南蔵院の境内でうっかり一眠りしている間に反物を荷車ごと盗まれてしまいました。
 調べに当たった名奉行、南町奉行大岡越前守忠相は、「寺の門前に立ちながら泥棒の所業を黙って見ているとは、地蔵も同罪なり、直ちに縄打って召し捕って参れ」と命じました。
 かくして地蔵はぐるぐるに縛られ、車に乗せられ江戸市中を引き廻され南町奉行所へ。物見高い野次馬が、どんなお裁きが始まるかと奉行所になだれ込みました。 
 頃を見計らった越前守は門を閉めさせ「天下のお白州に乱入するとは不届至極、その罰として反物一反の科料申附ける」の一声、奉行所にはその日の内に反物の山が出来ました。
 手代に調べさせるとその中から盗品が出て、それからそれへと調べると当時江戸市中を荒した大盗賊団が一網打尽となったのです。
 越前守は地蔵尊の霊験に感謝し、立派なお堂を建立し盛大な縄解き供養を行いました。
 以来、お願いするときは縛り、願い叶えば縄解きするという風習が生まれ、盗難除け、足止め、厄除け、縁結びなど、あらゆる願い事を聞いて下さる霊験あらたかな地蔵尊として祀られています。南蔵院HPより
【太子堂】: 建物は昭和55年に現在の瓦葺八角堂に建替え。

南蔵院 山門 平成25年4月4撮影

南蔵院 山門を入り正面にしばられ地蔵尊、左(松の奥)に太子堂、右に地蔵堂

南蔵院 しばられ地蔵尊


南蔵院 聖徳の松 樹齢350年 

南蔵院 開運の鐘 




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