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都内散歩 散歩と写真 

散歩で訪れた公園の花、社寺、史跡の写真と記録。
時には庭の花の写真、時にはテーマパークの写真。

丸の内ストリートギャラリー 〈作品名:日光浴をする女 無題 巨大な町 凹凸のブロンズ〉 

2023-10-26 14:53:33 | 都内散歩
丸の内ストリートギャラリー MARUNOUCHI STREET GALLERY  東京都千代田区丸の内(令和5年10月11日撮影)

丸の内ストリートギャラリーについて 丸の内ストリートギャラリーHPここ⇒
1972年より三菱地所株式会社と公益財団法人彫刻の森芸術文化財団が、 芸術性豊かな街づくりを目指し、丸の内仲通りを中心に近代彫刻や、世界で活躍する現代アーティストの作品を、 数年に一度入れ替えながら展示していくプロジェクトです。
引用・参照は、丸の内ストリートギャラリーHP、作品下の紹介文も同じ、なお紹介文は一部省略している部分もあります。

丸の内ストリートギャラリー
 [Click here !↗ 〈作品名:ルネッサンス 展望台 小さな魚を大事そうに運ぶ女の子と金ピカの空を飛ぶ青い鳥 われは南瓜〉] 
 [Click here !↗ 〈作品名:恋人たち 羊の形 拡散する水 白のマスク Matching Thoughts 私は街を飛ぶ rans-Double Yana(Mirror)] 
 


日光浴をする女 〈作:ティモ・ソリン 1995年〉  







《日光浴をする女》の作者ティモ・ソリンは、スウェーデンを代表する彫刻家。金属プレートを折り曲げて、力強い色彩で彩った人物を多く制作し、《日光浴をする女》は、陽光の中で人生を積極的に生きる情熱と活力を感じながら座っている女性を表現しています。


無題 〈作:ジュゼッペ ・スパニューロ 1995年〉 





この作品にはタイトルがないので、様々なカタチに解釈ができます。 なぜならば、具象的な人間の部位に見えるかもしれませんが、実際にはそんなカタチは存在しないので、抽象的な作品かもしれません。 また、ブロックのような塊が、規格化された工業製品のように無機質な作品に見えますが、自然物から切り出したような有機体のように見ることもできます。 ようするにこの作品は、永遠に満足感を得る事ができない、人間の中にある欲望のジレンマを表しています。


巨大な町 〈作:ルイジ・マイノルフィ 1987年〉 



背面





1948年、イタリアのロトンディの生まれ。第5回ヘンリー・ムーア大賞展(1987年、美ヶ原高原美術館)で優秀賞を受賞したこの作品は、古代イタリアにアイディアを得て制作されました。遠くからは青銅色のふくよかな人の形にみえますが、近寄って見ると、全体に窓状の空隙が無数に施されています。まるで古代の城塞か、中空都市のようにも見えます。 丸の内仲通りの展示では、昼と夜の都市の様子を表現するために、夜には作品の内側から光を照らし、窓から漏れるあたたかい街明かりを幻想的に表現しています。



凹凸のブロンズ 〈作:レナーテ・ホフライト 1989年〉 







作者は1950年、ドイツのシュトゥットガルトに生まれ。彼女の野外作品は、特性、距離感、地質条件、光や植物などその土地に焦点をあてて制作しています。 この作品は、丹念に磨かれたブロンズの表面が周りの風景を映しこみます。凹面は風景(丸の内テラス)を光学的に縮小した反転画像として反映し、凸面は風景(車道)を吸収するように見え、その曲率の最高点で最も深い錯覚を示します。太陽光を受けて光り輝き、作品の中に空間が取り込まれ、一体になることを意識して制作されました。

 
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