ベネリの仮想戦記

”LineageⅡ””Heroes in the Sky”ほか、各種テレビゲームについていろいろ書きたいと思います。

ターミネーター4見てきました。

2009年06月07日 06時57分34秒 | もはやゲームそっちのけ
本日はゲームのお話をお休みして、先ほど先行上映で見てきました「ターミネーター4」の事を書きたいと思います。

今までの作品では”未来から来たロボット暗殺者”がメインだったのに対し、今回はその未来が舞台なのでタイムトラベル的な内容はほとんどありませんでした。
内容を総合すると単なるSF戦争映画なのではありますが、普通のSF戦争物は世界観の説明とかが余計なのに対して、ターミネーター4ではそれまでの経緯が分かっているので、その世界観がすんなり理解できるぶん悩むことなく物語を追うことができました。
期待していた新ロボットも自分としては意外性があり納得。力が強かった一作目、液体金属の二作目、全身兵器の三作目と続いてきた中で、今回の予想を斜め上行く新ロボットは良かったです。

ところで映画中に気になったのはA-10の活躍でした。2018年のお話なのでトランスフォーマーと同じくF22やF35がでるのかと思いきや、一回り旧式機のA-10ばかり。昔ハマったパソコンゲーム”A-10 Cuba!”を思い出します。



A-10は湾岸戦争(1991年)頃に退役されそうになるぐらい古い軍用機なのですが、いざ実際に戦争に投入してみると整備性の良さや故障が少ないこと、防御力が高く生存率も高いことからかなり活躍しました。
それに対して最新鋭の機体たちは(性能こそ高いものの)すぐに故障したり整備が大変だったりと思ったほどは役に立たなかったわけです。
ターミネーター4の世界は人類が疲弊している世の中ですからね、運用性の高いA-10が数多く活躍するのは当たり前と言えば当たり前。SFなのにそこら辺がちょっとリアル。

ついでにこのA-10は世界最強の攻撃機パイロットであり「まるでアニメの主人公のような」とも言われるハンス・ウルリッヒ・ルーデルの助言を得て作られ機体で、理論よりもパイロットたちの意見を優先して作られました。
そういったことを考えると、極個人的にはA-10が何度も登場するのには納得。うさんくさい近未来の兵器よりもA-10のが頼りになるはずだ! と映画監督が考えたものと勝手に想像しています。

次はターミネーター5ですよね? 何年先か分かりませんが、期待しています!


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