(無人機なんてほとんど無い時代でしたので(※))飛行機を飛ばすためにはパイロットの方が必要です。それ当たり前。
爆撃機なんかはパイロットのほか、爆撃手、機付き整備員、無線電信員、偵察員、それに機長など少なくても5人以上は必要でした。ゲームではひとりで操縦していますが、実際はそんなわけにはいかない訳です。
上記の画面でも、操縦席に操縦員がふたりもいらっしゃいます。
そう思いながらゲームしていると、あることに気がつきました。
上の映像を見ると……そうです、いるはずの後方機銃員がいません! でも、その機銃は勝手に敵機を狙ってゴルゴ狙撃をしているではないですか! 幽霊?
そう思い、先ほどは深山(日本の爆撃機)だったので一式陸攻(爆撃機……ではないですが同じような機体)に乗り変えてみると、ちゃんと後方機銃員がいました。
でもちょっとまて? この一式陸攻は後方機銃なんて搭載していないはずなんだぞ? この人、なんでそんなとこに座ってるんだ?
この飛行機の乗組員たちの謎は深まるばかりです。
※無人機なんてほとんど無い時代:第二次世界大戦中にも、一応無線操縦による無人機自体は存在していたようです。アメリカ軍爆撃機のB-25を船舶上から無線操縦で操り、日本軍の基地を爆撃しようともしたみたいです。
ただ実際にはその操縦は極度に難しかったらしく、その来襲を受けた日本兵の方によると「変な動きをしていると思ったら、思い出したかのように海に爆弾落としてどっかいった」みたいでまったく戦果はなかったようです。
でも、人命最優先のアメリカらしさが出ている一件ですね。