昨日まで、妙高高原へスキーへ行ってきました。
今回は、殆どフリーでは滑らず
1日目 ずっと寝てた
2日目 ずっとスクール
3日目 バッジテストの事前講習と受験。してました。
先ずは2日目、
この通り変な滑り方を直してもらおうと、丸一日スクールに入りました。
外側の足腰肩を前に出す練習やコブ斜面に連れて行ってもらったりしてたんですが、午後の終わりのほうで「すべりが変わったね」「朝とは別人みたいだよ」とか
煽てられたので、翌日は4度目の1級受験をしてみることに

ちなみに、この時に1級不整地小回りの検定バーンについて聞いたのですが、「新潟県では、圧雪されたバーンが整地、それ以外のバーンを不整地としているので、ウチでは時間が無いこともあって、
コブ斜面は使いません」なのだそうで…
そんなわけで、やってきました日曜日。今シーズン初めての受験ですので、AM事前講習でPM検定本番です。つまり、今日もスクール漬け。
検定講習はどんなことをするのかというと、主に検定科目で滑りを見てもらって、それのダメだしが中心です。普通のレッスンだと、レッスン前に脚見?があるのですが、検定講習はありません。
ちなみに、今回受験したスクールでは1級も2級もごちゃ混ぜです。つまり、1級だけの科目である
不整地小回りのバーンを、2級の受講者も滑る事になります。つまり、2級の事前講習を受ける方でも、どうしてもコブ斜面を避けたければ
1.1級と2級ごちゃ混ぜで事前講習を行い 2.検定の不整地小回りがホンキのコブ斜面で行われるスキースクールは、避けたほうが無難という事です。
で、事前講習が始まって、講師に聞いてみると1級はどうやら僕一人だそうです。
と こ ろ が、明らかに自分より上手い人が居るんですよ。もぅ、なんていうか目が飛び出そうになって、
僕「めちゃくちゃ上手いですね」
講師「そうだね。う~ん、2級の子があれだと見劣りするかもね」
思わず本人にも「(受けるの)2級ですよね?」って聞いちゃいました。
やばいよぉ、2級受験者と比べられて見劣りがするとダメだよなぁ~。って、なんだか5年ほど前の検定みたいな雰囲気濃厚で

。
5年ほど前の検定では、1級受験に2級が必要でなかったので、1級受験者より2級受験者のほうが上手い。なんてこともあった。
不整地小回りの練習は、普通のバーンが気温上昇による腐れ雪で、荒れるどころの話ではなかったので、
ホンキのコブ斜面に連れて行かれました。
この時点で、
昨日の話と違う可能性濃厚
このスクールは、当日の事前講習の講師が検定員になるケースが多く、また事前講習で検定バーンの品定めをすることが多い
ちなみに、事前講習中に受けたダメだしは、主に「う~ん、悪くは無いんだけど…」
何なんだ!悪くは無いけど何なんだ!!
でもって、PMの検定本番が始まりました。
例の超上手い2級の人は、2級認定をもらって1級を受験することになりました。これで、僕が見劣りしなくて済みます!
早速、ゴンドラに乗って検定バーンへ移動。大抵は不整地小回りから始まるのですが、普段よく使うバーンがまったくの整地だったので
検定員「高速リフト上がりましょう!」
このスキー場はゴンドラから上の高速リフトを上がると、検定に適さない回廊状のコースかモーグルコースしかない。つまり、この一言は不整地小回りをホンキのコブ斜面で行うことを意味します。
ちなみに、今回の主任検定員は昨日レッスンを受けた講師で「…コブ斜面は使いません」と言った方。
1級受験者
(2人しかいないが)から
「話が違います!」とか
「ちょっと期待したのに」とブーイング(笑)。
勿論、「ははは」の一言で高速リフトに乗せられるのでした。
で、コブ斜面に連れて来られたワケですが、検定員から「春のコブは滑りやすいでしょ」「昨日より柔らかくて易しいよね」と語りかけられます。
フォローになってないんですが…
早速、ゴール棒を4本立てて検定開始。当初1級は僕一人だったし、全員でも4人しか居ないので、ゼッケン1番の僕は常に1番目の滑走でした。
ひとまず滑り終わったら、「ちょっと設定斜度がキツかったかもしれないので、オマケでもう一回見ます」との事。
で、次に設定した場所は確かに斜度は緩いのですが…
僕「斜度はちょっと緩くなりましたけど、ミゾは深くなりましたね」
検
「そうだね。」
僕 ・・・・・・・・・・・・・・・・・。
まぁ、楽しみながら不整地小回りが終わると、今度は2級の人も含めて中回りが行われます。
このスキー場のコース配置の関係で、不整地で上のコブを使うと次の科目が非常に良いバーンでできるのは魅力的。かろうじて腐れ雪でないバーンで、1つでも整地種目が行われるのは救いです。
そんなこんなで、整地種目も最後の総合滑降になると、標高も下がってバーンはすっかり腐れ雪。でも総滑はアグレッシブさが求められるので、腐れ雪でも板を走らせなくてはなりません。エッジを入れないように・・・入れないように・・・と意識してると、どうやら上に抜けてしまっていたようで、後の発表の時に「切り替えで、上に抜けるのは良くない」と指摘されてしまいました。
総滑が終わると講評。
主任検定員「…1級の方は、まぁ…(沈黙)…良かったですね」
その、
まぁ…と沈黙は何?
その他にも
検定員「楽しかった種目があるでしょ?」
僕「どちらかと言えば不整地が…」
検定員「結果もその通りになっています」

整地はダメだったのか!
確かに、整地種目はちょっと漠然と滑ってしまって、あんまり自分でも上手く滑れてない感じがしました。
またダメなのかぁ~

感濃厚。で解散となり、結果発表は1時間後。
結果発表まで暇だったので、また高速リフトに乗ってコブ滑ってました。
そして、時間が来たので、スクールの前に行くと検定員が

オイデオイデしてます。
結果は
上の画像
僕のゼッケン番号は1番。ヤッター合格です!!