こんにちは、ねこです。

自称プログラマのおばちゃんのブログです。いろいろあるよねぇ~。

10才という年齢

2014-02-10 11:59:01 | 子供のしつけ、親のあり方
あるウェブサイトの文献で、10歳児の発達に対してこんなことが書かれてました。

『At 10 years of age, children are maturing, not only physically but emotionally, and are developing an increasing sense of who they are in the world.』

意味は、「10歳という年齢は、大人になっていく段階であり、それも身体的のみでなく心も成熟していく。特にこの世界においていったい自分は何者なのかと見出していく。」ということらしい。


こんなこと書くべきじゃないかもしれないけど、先日旦那とひどい喧嘩を子供の前でしてしまいました。

暴れて叫んで、自転車を捨てる捨てないなどの取り合いで指まで切って、最後には「別れたるわっ!」とねこが一括するほどの大きな喧嘩でした。
そもそもねこは、男よりも男らしい勝気な女です。
勝気でなきゃやってられんからね、こんなところで。
実はそんなねこの旦那はADHDです。
ADHDはいっしょにいてうきうきするし、エネルギッシュで楽しいですが、どうも人の気持ちを汲み取ることが苦手なようです。
それでももうかれこれ今年結婚15年目を迎えます。

事の発端は、家族の食事です。

ねこは帰宅するとすぐに夕飯の準備にとりかかり、5時半に帰ってくる旦那の帰りを待ちます。
ときどき、朝5時起きのねこにとって、ひどくつらいときも多々あります。
旦那は最近筋トレにはまっており、ADHDらしく時々、家族にも告げずふらっとジムへ行くことがあって、そんなときはねことトラ(息子)の二人で夕食をすませます。
でも、行かないときには帰って夕食が準備できていないと勝手にキッチンをあさって食べてしまうので、結局は夕食を一緒にとりません。
まぁ、そんなことで、食事はできるだけ家族一緒にとりたいといい続けてはいるのですが、全く、馬の耳に念仏。

そして、その日がやってきました。

いつものように4時にトラを迎えに行って帰宅し、夕食を準備して、「さぁ、食べるよ」と、ねこ。

「ぼくまだほしくない」と、トラ。

その日は旦那がジムへ行く日だったので、ペコペコのお腹を抱えて、ねこの頭の中はすぐに食べれる『飯』。

「あかん、今食べて」
「いややっ!」

日ごろの鬱憤と疲れが鼻から口からどっと出てきそうでした。

「お父さんみたいにしたらあかん!お母さんはもうお父さんのために食事つくってない、あんなん食べたいときにあるもん食べてたらいいんや!こちとら朝5時からおきてここまでやってんねん!」

そこに旦那、帰宅。
案の定、大喧嘩、となりました。
ほぼ、ねこの勝利でしたが。

それから数日、やっぱり一時間もかけて嫌々食べるトラを怒鳴りつけると、思っても見ない言葉が。。。
「おかあさんは、恩着せがましいねん!いつも早起きしてぼくらのためにやったってるってっ!お父さんもおばあちゃんもそんなこといわへんっ!」と涙目のトラ。
そして「お父さんは痩せたいだけや!」と真顔でいうトラ。
旦那、全然太ってません。
カップラーメンとか食べるし、要はわがままなだけ。
でも、まさか、子供まで感化されて『食べないことへの価値感』を植え込まれていたなんて。。。
悪影響や。
一番きつかったのは、ネコが恩着せがましくしゃべっていると思われていたこと。

おいっ!

世の中には親でも何もしてくれんひどいのもいるねんぞ!

このスイートなおかあちゃんがいつまでもおると思うなっ!

ありがたくおもえっ!

ねこはこれからも恩着せがましく言い続けます。
傷ついても、親がしてくれていることに対して、当たり前だと思う子供には、でっかい雷落としたるっ!

確かに子供の前で最悪な喧嘩をしたことは悪かった。
でも、なにをだんなに吹き込まれたんだかわからんが、たった三人の家族。
食事ぐらいは仲良く一緒にとろうよ。。。

とまぁ、傷だらけのねこでした。

そういえば、ねこのおかあちゃんも同じ気持ちだったんかなぁ。。。
いまごろわかるなんて。

かなしいな。

にゃごぉ~っ。