痛い思い出

まさか。

まさかそんなことになるとは思わんかった・・・。

昨日のバイト最終日も色んな人に別れを告げてもらい、結構いい人らやったなぁ～と感慨深く思ってた

最後の締めではいつもより早く終えられたし、いいこと尽くめ

なのに社員さんが「ちょっと倉庫からださなあかんもんあるから手伝ってくれ～」と言われ渋々手伝うことになった

なんでこんな時間に出すもんあんねん！とか思いつつもプールの方に行き倉庫を開ける。

倉庫の中に入って取り出すもんを探してると、「ドア押さえてくれ」と言われドアを押さえた瞬間！

ドンッ！！！

ザッパーーーン！！

そう落とされた

どうやら俺がロッカーの忘れ物を確認しに行ってる間にみんなには伝えていたみたいやった。

二重の意味で『はめられた』

「うわ、ちょっと勘弁して下さいよ～」

「これが俺らからの贈り物や！」

「もっといいもん下さいよー」

「・・・今まで・・ありがとうな。。」

「み、みんな・・・」

ＨＡＰＰＹ　ＥＮＤ


と、なるはずやった。そうなるはずやった。みんなが確信してた。落ちる刹那に自分でもそう確信してた。

現実ってのは小説よりも空想よりも奇なりっていうのがよくわかった。。

『現実』

ザッパーーーン

痛だだだだだだだーー！！！！！！！

周りは爆笑。

こいつ何を痛がってるんやろうと。なんでこいつコースロープにうまいことまたがって落ちたんやろうと。

プールから上がると、呻く俺。

足からは痛々しい内出血の痕と、皮膚がめくれ白い部分が露呈されていた。

あまりのことに俺は「うえ？うえーーー！！」と痛み以上に驚くばかり。

周りは爆笑。

どうやら社員の落とした場所が丁度コースロープの真上で、コースロープの金属部分に落とされた勢いで足が激突！そして流血。。

あまりに衝撃的な幕の閉じ方。

完全にまさかの事態。

まさかバイト最終日にここまで怪我するとは思わんかった

言っておくけど、俺に非はない！全くない！

とりあえずこんなサブイ終わり方はみんなはしたらあかんで