痛みからの脱出~ぎっくり腰の慢性化~

身体中の痛みから解放されるまでの記録
ぎっくり腰からの慢性痛
腰・背中・臀部の痛み
MPS(筋筋膜性疼痛症候群)

トリガーポイントブロック注射って何?効果は?

2015-05-22 | 闘病
◆トリガーポイントブロック注射について


自分が改善に向かったきっかけとなるトリガーポイントブロック注射のご紹介をしたいと思います。


筋肉は疲労が続くと筋肉が緊張し硬いこわばりができます。無意識に身体をかばおうとしてるんですね。

さらに筋肉の血管を圧迫し血行も悪くなっていきます。

又、頭痛や他の箇所にまで痛みが生じる『関連痛』が生じる場合もあります。

このような症状が悪化し、総称してMPS(筋・筋膜性疼痛症候群)という状態に陥ります。

トリガーポイントブロックは、その筋肉を緩める効果があります。

整形外科では痛むのは神経で筋肉が痛むことは無いという考えが通説でしたが、痛むのは筋肉自体であり、その筋肉に直接注射するという考えです。

なので整形外科やペインクリニックによってはトリガーポイント注射をお願いしても硬膜外ブロックや神経根ブロックと勘違いする医師もいます。

トリガーポイントとは圧痛点(押して少し痛む所)です。トリガー(引き金)、痛みを引き起こす引き金となる箇所ですね。

その圧痛点に通常2種類の長さの注射器で濃度の薄い局所麻酔を注射していきます。

かなり細くて短いので鍼治療程度の軽い痛みしかありませんので、注射の苦手な方でも安心です。

針を刺し軽く震わせて散らすような感じで打ちます。

副作用等はほぼ無いと言われています。

その他のブロック注射と比較して価格が異常に安いのも特徴です。

何本打っても810円(3割負担で)です。安い!(笑)

麻酔だから一時的に痛みを止めるだけじゃないの?とお思いの方もいらっしゃると思います。

しかし、痛む原因が見つからない場合、そもそも痛む筈が無いのですから、その痛みの無い時間を継続させ脳に痛む事の必要が無い事を覚えさせる目的があると思います。
更に痛みが特に強い箇所には少し濃度を上げて打って欲しいと言えば、麻酔効果も強く痛みも軽くなります。

トリガーポイントブロックは脳の誤作動の改善だと思います。

MRI等でも異常の見つからない方、硬膜外ブロックや神経根ブロックでも何の効果も無かった方は特に試す価値はあると思います。

但しこの治療は疑わず、絶対良くなると思って治療に取り組む事も大切ですよ。


信じて疑わず!です(^.^)

トライしなければ何も始まらないのです。

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その後の痛みの状態

2015-05-18 | 闘病
◆その後の状態

2015.5月現在
3時間程度は連続で座れるようになりました。
仕事場は仮眠スペースが有る為、休み休みではあるものの仕事もなんとかこなしていける様になりました。
『座る事への恐怖感』
も徐々に薄れてきています。
ぎっくり腰のメカニズムは未だはっきりと解明されていないようですが、もうあの地獄には戻りたくないと思う今日この頃。
地獄の冬も過ぎ、今年は魔女も降臨しなかったので今年は何とか乗り越えられそうです。


軽度の運動、ストレッチ=自然治癒力の向上
あくまで治療するのは自分なのだという意欲を高め、自己の治癒力をアップさせる。

病院=治療補助
病院はあくまでサポート。トリガーポイントにより、痛みの無い時間をつくり脳の誤作動を正す。

薬=精神安定
薬を飲むことにより、安心感を得る。薬の効果を信じる事も重要。

睡眠=脳のリセット
痛みの感じない時間を増やし、翌日の体調をリセットさせる。


4つの相乗効果で身体を痛みの感じない正常な状態に持っていく事が大切だと思います。
脳は自分の意志ではどうにもならない部分ですが意識改革次第で操作も可能な気がします。

忘れる、脳に忘れさせる努力をする事が大事な事です。

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痛みに効果のある!?お薬について~まとめ

2015-05-17 | 闘病
◆薬について~まとめとして。


他にも色々処方されたと思うのですが、覚えている限りの薬を書き出してみました。
まあ~色々試したものです(笑)

☆眠剤としては、ロゼレムとマイスリーのセットは中々寝つきが良く、使ったことない方には結構効果的かと思われます。
30分でクラッときます(笑)
私は耐性が出来てしまったようで全く聞かない為、今は耐性を抜こうと飲んでいません。

以前はハルシオンが一番効き目があるようでしたが、マイスリーの方が現在では効果が良いようです。
ただ価格的には少しお高めです。


☆ぎっくり腰直後は、セレッコックスが効果的だと思います。ちなみに200mgの方です。
長期には処方してもらえませんが。。
まあ、100mgは簡単に処方されるので2錠飲む手もありますね(笑)


☆慢性化した痛みには、トラムセットとリリカが効果的な様ですが、私は効き目がなかったのですが試す価値はあるのかもしれません。
ただ人によっては副作用が強いらしいです。ちなみに私は全く副作用はありませんでした。
世で言われている程、試してみるのが怖いという訳では無いような気がします。


★一応私としては、トラマールとドグマチールとリボトリールのセットをお勧めします。
最終的にたどり着いた現状最高の組み合わせです。
やはり痛みを感じさせているのは『脳』な訳ですからそちらからの治療も必要と考えます。
ノルアドレナリンの増加は「意欲」を高め、セロトニンの増加は不安感をやわらげ「気分」を楽にするといわれます。
鎮痛剤と抗うつ剤で脳内の神経物質を調節して痛みを緩和させる効果が期待できますね。
相乗トリプル効果ですかね。
何も効かないで困っている方は是非試してみて下さい。

ただ、痛みの質は人それぞれだと思いますので、結局は色々試してみるしか無いのかと思いますが。。
一発で自分に合った薬が見つかれば良いのですね。

そんな時はその先生を『神』と崇めるのでしょうかね(笑)


痛みに効果のある!?お薬について3

2015-05-16 | 闘病
◆薬について~まだまだ飲んだよ(笑)

痛みが夜まで続くと中々眠れない日々が続きますよね。
睡眠時間が少ないと翌日の調子にも響きます。
今回は眠剤を中心にご紹介したいと思います。

☆降圧剤
カタプレス
交感神経の中枢に作用して、緊張を抑え、血圧を上げる物質の生成を抑えたり、末梢血管を拡張させて血圧を下げる薬です。多汗症などにも効果がみられるらしい。



☆漢方
芍薬甘草湯
体力に関わらず使用でき、筋肉の急激なけいれんを伴う痛みのあるものの次の諸症: 筋肉のけいれん、腹痛、腰痛に効果がある。



☆睡眠導入剤
マイスリー
同類薬のなかでは、持続時間が超短時間型です。寝つきの悪いときや一時的な不眠に適します。持ち越し効果が弱く、翌朝の眠気や不快感も少ないほうです。2~3時間程持続します。


ロゼレム
睡眠ホルモン「メラトニン」に似た働きをする薬です。深部体温を下げ、副交感神経を優位にして、気持ちを落ち着かせる。呼吸や脈拍、血圧を低くする。就寝直前に飲んでもすぐには眠くならないので、就寝時刻の2時間前には服用しておく必要があります。


デパス
気分をリラックスさせるお薬です。不安や緊張感をやわらげたり、寝つきをよくします。おだやかな作用の心の安定薬です。不安や緊張感をやわらげ、気持ちを落ち着かせます。神経症やうつ病など精神的な不具合にはもちろん、心身症のような体の不調が前面にでる病気にも使われます


レンドルミン
短時間作用型の睡眠導入剤で、6~7時間程度睡眠作用が持続します。 夜中に何度も目が覚めてしまう中途覚醒の不眠を患っている方に向けて、処方されることの多い睡眠導入剤です。


ハルシオン
同類薬のなかでは、持続時間が超短時間型です。寝つきの悪いときや一時的な不眠に適します。翌朝の眠気や不快感も少ないです。



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痛みに効果のある!?お薬について2

2015-05-10 | 闘病
◆薬について~まだまだ飲んだよ(笑)

☆筋弛緩剤
ミオナール
骨格筋の緊張亢進を緩和し、血管を拡張して筋血流を増やすことにより、腰痛、手足のつっぱりやこわばりなどの筋緊張にともなう症状を改善します。



☆抗うつ薬
SSRI
ジェイゾロフト
憂うつな気分をやわらげ、意欲を高めるお薬です。セロトニンは、気分にかかわる神経伝達物質です。セロトニン系と呼ばれる神経のみに働く上に、その作用が他の「選択的セロトニン再取込阻害薬(SSRI)」よりも強力です。


NaSSA
リフレックス
気分が晴れずに落ち込んだり、悲観的になったり、やる気がでない、集中できない、眠れない、そんなこじれた心の症状を改善し、気持ちが前向きになるのを助けます。また、不安や緊張した気分をほぐして、気持ちを楽にします。


SNRI
サインバルタ
脳内でセロトニンとノルアドレナリンの再取り込みを阻害することで、脳内の神経伝達をスムーズにし、憂うつな気分を和らげ、やる気がなくなる、不安といった症状を改善します。また、中枢神経系の疼痛抑制経路に作用し、痛みを和らげます。


トレドミン
リフレックスと同様の効果がある薬です。痛みを伴ううつ病の方や、他の痛み止めが効かない疼痛性疾患の方に使われることがあります。


その他
ドグマチール
ドーパミンを遮断し、胃腸薬、統合失調症薬、抗うつ薬としての効果を発揮し、いろいろな精神症状の改善に広く使われています。


リボトリール
身体の警報装置が緊急時でもないのに誤動作を起こし、身体全体に非常事態宣言を引き起こしてしまい、ふるえや動悸等が起きてしまうパニック障害や、また気分安定剤として躁うつ病などにも応用的に使われる薬です。


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痛みに効果のある!?お薬について1

2015-05-09 | 闘病
◆薬について~こんなに飲んだよ(笑)

☆鎮痛剤

鎮痛剤は、対症療法薬ですので、熱や痛みの原因そのものを治すことはできません。
しかし痛みをとらない事には日々の苦しみは消えません。
その苦しみを和らげる可能性のある薬をご紹介したいと思います。

カロナール
作用のおだやかな解熱鎮痛薬です。皮膚の血管を広げて熱を放散させる作用や、痛みの感受性を低下させる作用があります。


非ステロイド性消炎鎮痛薬(NSAID)

ロキソニン
炎症をしずめて、腫れや発赤、痛みなどの症状をおさえます。熱を下げる作用もあります。


ボルタレン
炎症をしずめて、腫れや発赤、痛みなどの症状をおさえます。熱を下げる作用もあります。ロキソニンよりも効果が強い。


セレコックス
炎症をしずめて、腫れや発赤、痛みなどの症状をおさえます。適応症は、関節リウマチや変形性関節症、腰痛症、肩関節周囲炎、外傷後あるいは抜歯後などにおける消炎・鎮痛です。
ぎっくり腰直後などは多少効果的かと思います。



トラマール
オピオイドと呼ばれる特殊な鎮痛薬で、ふつうの鎮痛薬が効きにくい神経痛などによい効果を示すのが特徴です。麻薬系強オピオイドのモルヒネに比べ作用がおだやかです。


トラムセット
2種類の有効成分からできている鎮痛薬です。
1つはトラマドール(トラマール)。
もう1つは昔からあるアニリン系解熱鎮痛薬のアセトアミノフェン。こちらは、痛みの神経に働きかけ、痛みに対する感受性を低下させて痛みをしずめます。
これら2成分が一緒に作用することで、鎮痛効果の早期発現、効果増強、作用時間の持続がはかれるのです。
適応となるのは、一般的な鎮痛薬では十分な効果が望めない痛み、たとえば しつこい腰痛症や線維筋痛症などです。



☆神経因性疼痛治療薬

リリカ
神経障害性疼痛いわゆる神経痛に有効な特殊な鎮痛薬です。
痛みの感じ方はまちまちですが、効果が期待できる痛みの例として、ヒリヒリと焼け付くような痛み、ピリッと電気が走るような痛み、しびれるような痛み、ズキズキする痛み、締め付けられるような痛みなどがあげられます。
中枢性と末梢性をふくめ神経障害性疼痛に広く適応するほか、線維筋痛症に対する有効性も示されています。作用メカニズムは、痛みを発する異常に興奮した神経系において、各種の興奮性神経伝達物質の放出を抑制することによります。
過敏になっている神経をしずめることから、一般的な鎮痛薬(NSAIDs)が効きにくい神経に起因する痛みに効果的です。


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ヘルニアについて。

2015-05-01 | 闘病
◆ヘルニアについて

ヘルニアの手術で良くならず自殺したいほど苦しんでいるとのコメントをいただきましたのでヘルニアについて少し書こうと思います。

詳しい状況が解らないので余り参考になる事が書けないかもしれませんが。。

ヘルニアは簡単に言うと骨と骨の間の軟骨状の椎間板の中にゼリー状の髄核というものがあり、それが突出して神経根を圧迫している状態です。

酷い場合は神経根を押し狭めている状態の場合もあります。

私も最初MRIで多少神経根を圧迫した状態でヘルニアと診断されました。

一番最初にも記述しましたが、腰痛の8割以上が原因不明であり、ヘルニアと診断され手術で圧迫した髄核を取り痛みが治まったという方は5%にも満たないのではないかと思われます。

神経に触れていると聞くと、歯の治療などでわかりますが痛いですよね。

しかし、この髄核が幾ら神経を圧迫しようが押し狭めようが痛みを感じないという方も大勢いるのです。

現に腰の曲がったお年寄りなどはこの髄核自体が極端に少なく、完全に圧迫している筈なのに全く痛くはないという方が沢山います。

私も初めは『この圧迫が原因では?』と様々なブロック治療を行いましたが、結果神経の圧迫による痛みでは無いと考えられます。

現に私が読んだ本の著者加茂整形外科の加茂淳氏をはじめ、ヘルニアと腰痛の関係性、神経の圧迫は痛みを発しないと言う医師もいます。

しかも再発の可能性を考えると容易に手術による治療は危険ではないかとも思われます。

私も日々の痛みの悪化と闘い続け何度も自殺したいと思った事があります。

何度も色々な病院を巡り、諦め、また探しの繰り返しで辛い苦しい闘いは身をもって理解しているつもりです。

しかし必ず自分に合った治療法、痛みから抜け出す方法があると思います。

諦めずに闘って道を切り開いてもらいたいと思います。

一度トリガーポイントブロックについての著書を読んでみてはいかがでしょうか。


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