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私のコスメライフブログ

卵殻膜はシミに効果なし?卵殻膜化粧品の効果や使い方を検証

ネット広告でよく見かける卵殻膜(らんかくまく)エキス配合化粧品。
シミ、シワやたるみで悩んでいる方なら気になりますよね。

卵殻膜はアミノ酸、コラーゲンやヒアルロン酸など、美肌成分を天然の状態で豊富に含んでいる今注目の成分。

なんでも卵殻膜にはシミ、シワやたるみに効果が期待できる成分が多く含まれているとか。

とはいえ、
本当に卵殻膜でシミが消えるのかな・・・。
広告記事の評判は嘘じゃないのかな・・・。
実際に使った人の口コミが気になる・・・。

などなど卵殻膜の効果や使い方について気になりますよね。

この記事では、卵殻膜の効果を研究ソースや配合化粧品を実際に使った人の口コミから検証しています。

シミケアに卵殻膜エキス配合の化粧品を検討している方はぜひ、参考にしてください。

※このブログは日本化粧品検定2級の資格をもつ私が、SNSなどで評判のアイテムを使った感想や実際に使った方の口コミを調査した評価をお伝えしています。


卵殻膜(らんかくまく)って何?

卵殻膜とは卵の殻の内側の薄い膜のことです。
なんて読むのか一瞬考えてしまいますが、「らんかくまく」と読みます。

卵を茹でて卵の殻を剥くときに薄い膜を引っ張るとうまく殻をむくことができますよね?

その薄い膜のことを卵殻膜といいます。

卵殻膜の力は400年も前に編集された中国の薬学書「本草綱目」に薬として紹介されていたそうです。

日本では力士の傷跡の治療に使われていたと言われています。


卵殻膜が化粧品の分野で注目されているのは、アミノ酸、コラーゲンやヒアルロン酸といった美肌成分を天然の状態で豊富に含んでいるからなんです。

東大や東工大とアルマードという化粧品会社が共同で効果の研究や化粧品の開発などもおこなっています。

卵殻膜に期待できる2つの効果

気になるのは卵殻膜で期待できる効果ですよね。

卵殻膜で期待できる効果は大きく2つあります。

赤ちゃんの肌に多く含まれるⅢ型コラーゲンを作る

卵殻膜にはⅢ型コラーゲンを作るの助ける働きがあることが東大と東工大の研究で実証されています。

Ⅲ型コラーゲンとは肌のハリや弾力を作る成分の1つです。

赤ちゃんの肌は大人の肌と比べて「ふわふわもっちり」していますよね?これはⅢ型コラーゲンがたっぷりだからです。

残念ながらⅢ型コラーゲンは年齢を重ねるごとに大人の皮膚のコラーゲン割合は減少していき、たるみやシワなど、年齢肌の悩みの原因になっています。

たるみやシワで悩んでいる方であれば、卵殻膜の効果は魅力的ですよね♪

興味ある方は下記の論文をチェックしてみてください。

シミの原因となるメラニン色素を抑える働き

卵殻膜には美白効果が期待できる「シスチン」という成分を豊富に含んでいます。

シミの原因となるメラニンの生成を抑制し、美肌・美白効果があります。また、有害物質を解毒する作用もあります。

シミはメラニン色素が肌の中でたくさん作られることが原因です。シスチンはこのメラニン色素を抑える働きが期待できる美白成分です。

そして卵殻膜エキスでも美白効果が確認された報告があります。

エキス製造メーカーでの試験により卵殻膜エキスにはシミの原因となるメラニン抑制の働きが確認されました。

卵殻膜はシミに効果なし?

卵殻膜はシミに効果なし?あり?どっちなの?と思ってしまいますよね。

結論からお伝えすると、研究データが少ないため判断するのが難しい・・・というのが率直な私の評価です。

ただ、もし卵殻膜エキスに美白作用が期待できるとしても卵殻膜エキスでシミが消えることはありません。

なぜなら卵殻膜エキスで期待できるのはシミの原因となるメラニン色素を抑える働きだからです。

もちろんシミが消える仕組みを理解して卵殻膜エキス配合のアイテムを使うのはおすすめです。
シミが消える仕組みについて下記で詳しく解説していきますね。

シミが消える仕組み

シミ(メラニン色素)は肌のターンオーバーが繰り返し行われることで、皮膚の垢となって肌の外に排出されていきます。(下記画像参照)

肌のターンオーバーは皮膚が新しく生まれ変わるサイクルのことです。
この肌のターンオーバーは20代までであれば28日サイクルで行われます。

ただ、年齢とともに肌のターンオーバーが遅くなっていき、肌の中にメラニン色素がたまりやすくなります。これが30代後半から40代以降になるとシミが目立ちはじめる原因なんです。

だからシミケアで一番大切なことは新たに作られるメラニン色素をおさえつつ、肌のターンオーバーを促すことなんです。

勘が鋭い方ならわかりますよね?

そうなんです。卵殻膜エキスをシミケアに使う場合は、新たにできるシミを予防する目的で使うのがおすすめなんです。

だから卵殻膜エキスだけだとシミケアは不十分なんですよね。

これが卵殻膜エキスを使ったからといって「シミに効果なし」と私が評価する理由です。

下記の記事で家で簡単にできるシミのセルフケア方法を紹介しています。シミケアの悩みがなく、自分の肌の自信をとり戻したい、シミの正しいケア方法が知りたいという方には参考になる内容になっています。

卵殻膜エキス配合化粧品の口コミを検証

実際に卵殻膜エキスを配合している化粧品を使った方の口コミも気になると思います。

こちらでは卵殻膜エキスを配合している「ラントゥルース」「チェルラーブリリオ」「ビューティーオープナー」の口コミを良い評価と悪い評価にわけて紹介しています。

シミへの効果が気になる方はぜひ、参考にしてください。

良い評価

  • 保湿力濃厚なのにべたつきません
  • 使ってみて肌のキメが整ってきたというか、滑らかになってきて、ベタつきもなくさらっとした感じも気に入っていてます

悪い評価

  • 法令線もシミも薄くならず。肌トラブルにならなかったのが救いです。
  • 広告では、1週間もすれば、シミが消えるように受け取れますが、まったく変化がありませんでした
  • 敏感肌の方は特に注意したほうがいい
  • 目の下ダルんを解消したくて購入。漫画のCMに騙されました
商品によって口コミ評価やレビュー数に差がありましたが、総じて保湿力や使用感については良い評価が多く見受けられました。

一方で値段の高さ、「広告記事が誇大広告で騙された」という悪い口コミも多く見受けられました・・・汗。

シミケアを目的に卵殻膜エキス配合の化粧品を使うことを検討しているのであれば、値段が高いですよね・・・

卵の薄皮を顔に貼る卵殻膜パックでシミが消える?

卵殻膜のことを調べていると「卵の薄皮を顔に貼る卵殻膜パックでシミが消える」といった内容の記事。本当にシミが消えるのであれば、毎日ゆで卵を作って卵殻膜パックをしちゃいますよね。

でも、残念ながら「卵の薄皮を顔に貼る卵殻膜パック」でシミが消えることはありません。

なぜなら手作り卵殻膜から肌に有効成分が配合されないからです。

ちなみに化粧品に配合されている卵殻膜エキスは肌に浸透しやすいように加水分解されています。

手作り卵殻膜パックが効果あるという記事には注意してください・・・汗

卵殻膜エキスを配合している化粧品

最後に広告やSNSでよく見かける卵殻膜エキスを配合している化粧品をピックアップして紹介させてください。

ラントゥルース 卵殻膜ブースターセラム


ラントゥルース 卵殻膜ブースターセラムは、今話題の「卵殻膜エキス」と「ヒト幹細胞培養液」をW配合している導入美容液です。(公式サイト

女優の国生さゆりさんがイメージキャラクターを勤めているラントゥルース。

口コミやシミへの効果について詳しく知りたい方は下記の記事で紹介していますので併せてチェックしてください。

チェルラーブリリオ 卵殻膜リフトセラム


卵殻膜の研究を東大との共同でおこなっているアルマードの卵殻膜配合の美容液です。(公式サイト

卵殻膜以外にもフラーレンやEGFといった話題のエイジングケア成分を配合しているのも魅力的♪

インスタで奥菜恵さんや鈴木亜美さんが紹介していて話題に上がっていたこともありました。

ビューティーオープナー


雛形あきこさんがイメージキャラクターを勤めているオージオのビューティーオープナー。(公式サイト

卵殻膜エキスを高濃度で配合している美容液です。
においに特徴があるためか、良い口コミと悪い口コミが極端に分かれている印象です。

シミは正しいスキンケアを継続することが大切

シミは肌のターンオーバーが繰り返されることで少しずつ肌の状態がよくなっていきます。

そのため、効果のあるアイテムを使って、正しい方法でスキンケアを継続していくことが早く改善していく一番のポイント!

参考までに私が考えるシミのスキンケアのやり方を紹介しておきますね。
  1. 美白化粧品を使ってシミを予防する
  2. レチノール配合アイテムを使って肌のターンオーバーお促す
  3. 日焼け止めクリームで紫外線から肌を守る
シミのスキンケア方法が知りたいという方は、下記の記事で詳しく紹介しています。



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