ビートルズはいかが?(BEATLES FOR SALE)

日々感じたこと、やっていることを書いていきます。気が向いたらビートルズに関連したことにも触れたいなーーと。

意識しないでイメージすることの重要性

2009-11-09 | 日記
ゴルフに行った。

結果は散々だったが、天気が良く、富士山が目の前に見えて爽快な気分になれたのでよしとしよう。

でも、人間の体は面白くって良くできている。

ボールにヘッドを当てようとするときれいに当たらない。ボールを強く打とうとすると強くあたらない。

ボールがきれいにセンター前に飛ぶことを想像して、ボールがその辺にあるなってイメージするだけの状態になれば上手く飛んでいく。肩や腕や手首に力を入れずに軽ーーく振ればヘッドはボールに強くあたりナイスショット。

池があるなって思って、池の方向に行かないようにって思うと池の方向へ飛んでいく。

要は頭で思い描いた、想像したことが、イメージしたことが現実となって現れる。

これって楽器を弾くのも同じ。

身近な例ではギターを弾きながら歌う人が手元をみないで問題なく演奏できる。究極は目が見えない人が難しい曲をピアノで完璧に弾いたりできる。

弦やフレットや鍵盤を頭の中で想像するだけで、目で見なくても上手に演奏できるのだ。

当然そうなる前に演奏できるだけの神経と筋肉と、そして記憶(イメージ)ができるまで練習していることが必要なんだけど。

『ギタレレでビートルズのBlackbirdに挑戦』を書いてきたが、練習しているとこのことが良く分かる。

右手を動かそうとして弦と指を意識すると上手く動かない。もちろん意識しても非常にゆっくり動かせば指は該当の弦を弾くことはできる。でも徐々にテンポを速めたり、リズムが難しかったりすると上手くできなくなってしまう。(これはゴルフでボールとヘッドを意識し過ぎた場合と同じ。ボールとヘッドを意識し過ぎると腕や手首に力が入って滑らかなスイングができず、真っ直ぐ飛ばないし、距離も出ない。)

指と弦は強く意識しないで、左手だけを見て右手がその弦を弾くことをイメージすると指に力が入らず滑らかに動かせるようになり、テンポとリズムを正しく演奏できるようになる。

最初は意識しないのは無理なので、意識してゆっくりやる。そうするとそのための神経と筋肉と記憶(イメージ)ができる。ある程度練習してイメージができあがったら意識を指や弦ではなく頭の中のイメージに集中して練習する。こうするとテンポとリズムをキープしながらそれらしい指の動きになってくる。右手はほぼ見なくても弾けるようになってくる。

お箸を使うのにお箸の先とつかむ物を強く意識することはない。既に出来上がっているお箸が物をつかんでいるイメージを頭の中で想像しているだけで指は腕はそのように動いている。長年同じ動作をしていれば強く意識しないでその動きができ、強く意識しないことで滑らかな動きでお箸を使えるようになっている。

お箸じゃなくても、長めの棒を持って、棒の先で何かをつっつことする時に棒の先っぽなんか意識しなくても上手くつっつける。

ゴルフクラブも同じ。意識して練習したら後はイメージにまかせて動かせば滑らかな動きができるようになる。

かように、人間の体は良くできている。

なーーんて、何時も思ってゴルフもするし、ギタレレも練習しているんだけど、それを体現する境地に辿り着くにはまだまだ時間がかかりそうだ。


P.S.
松井秀喜やイチローやタイガー・ウッズや石川遼だっていつも上手くできる訳じゃない。イメージに集中できず変な意識が邪魔をしているんだよ、きっと。

P.S.
『ビートルズとともに』(メインブログの出先機関)でビートルズの曲名や歌詞をお題にした日記みたいなものをやっています。ちなみにストックとして位置づけられるメインブログもやってます。
よろしければ・・・。