goo blog サービス終了のお知らせ 

「耳朶」

~サイキンキニナル物事

「害虫」×宮崎あおい

2006年02月24日 00時42分55秒 | Weblog

孤独や怒り、漠然とした不安を抱え心を閉ざす中学生の少女が、その残酷な現実に混乱しながら送る荒んだ日常を冷徹に切り取った思春期ドラマ。「月光の囁き」「どこまでもいこう」の塩田明彦監督が、「EUREKA ユリイカ」の宮崎あおいを主演に迎え、どこまでも突き放したかのような厳しい眼差しで描いた衝撃作。

 中学1年生の少女・北サチ子は、小学校時代の担任・緒方との恋愛や、二人だけで暮らしている母稔子の自殺未遂など複雑で混乱した現実にいまにも押し潰されそうになる。学校に行くこともなく、街でダラダラと時間を潰す毎日。サチ子はそこで、万引きで小銭を稼ぐ少年タカオ、精神薄弱の中年男キュウゾウらと出会う。そんな彼らと過ごすうち、少しずつ変わり始めるサチ子。そして、そんな自分に戸惑いを感じるサチ子。やがて、同級生・夏子のおかげで再び学校へも行くようになったサチ子は、以後順調な学校生活を送るようになるのだったが……。

■■
淡々とした映画でした。いい意味で。
タイトルからして、もっとドロドロした映画かなーと思ったのですが、
あっさり自然に飲み込めました。
定点カメラで主人公の少女を観察してるような感覚。
誇張せず。曖昧にせず。
ありのままの輪郭・色彩が映像となってます。

サチ子と恋人だった担任との往復書簡が
ストーリーのところどころに画面に文字で
現れるのが、「リリィシュシュ」みたいでした。

宮崎あおい・蒼井優のダブルアオイ
可憐さと、儚さは言及するまでもありません。
末恐ろしいです。。。

「エリ・エリ・レマ・サバクタニ」見に行こうっと^^


最新の画像もっと見る