前々回紹介した「クトゥルフ・ホラーショウ」が発売延期で来年になりました。今年、終わったな。
代わりと言っちゃなんですが、「霊障都市捜査ファイル」に心惹かれるものが。殺人犯が怪異化する前に捕まえろ、
というのが良い塩梅です。怪異は一風変わった妨害者程度で、本筋は2時間サスペンス、良いですよね。
クトゥルフで私がやりたいのは、断崖絶壁に犯人を追いつめ必死の説得。突然海よりダゴンがウェイクアップ。
即、飛んできたミサイルで轟沈。PC達はこの光景が見えているが、犯人は背を向けているため見えてない。なので
SANチェックはPCのみ。全員一時的狂気などで気が逸れると説得失敗。犯人は飛び降りバットエンド。みたいなの。
怪異の扱いはお邪魔キャラくらいが丁度良い。何で出てきた?と聞かれても、怪異だからで説明出来るのが素敵。
という事で、「霊障都市捜査ファイル」はお手軽に2時間サスペンス+怪異が出来そうなので買うかどうか逡巡中。
買わない要因は置く場所が無いから。本棚整理したのに全然空いてない。溜まったロール&ロールを何とかしないと。
後、方向性が被ったシステムが多いから。ホラーならクトゥフルあるし、サスペンスならサタスペでやれるし。
ていうか微妙にホラーじゃなさそうなシステムです。興味があるが悩む所。私向きなのは間違いなさそう。
しかし純粋ホラーって難しいですよね。私がハリウッド式ドッキリ吃驚ホラーに慣れ過ぎたせいかもしれませんが。
ネタにした為色々考えましたが、大体コメディホラーに。純粋ホラーの蓄積がほぼない。お化け屋敷の実体験を思い
出しましたが酷い物が。遡るは2年ほど。東京に遊びに行った時、友人のリクエストで評判のお化け屋敷に。
そこは懐中電灯を持って狭く暗い場所を行く、という形式のお化け屋敷。男三人と、完全に浮いた編成で挑む我々。
隊列は、希望した友人、私、我らがrobert氏。この配置がそもそもの間違いであった。先頭の友人は懐中電灯装備で、
演出に遭遇するたび恐怖で喜びの声を発してご満悦。2番手の私はまずその友人の奇声で驚き、演出を見るころには
懐中電灯の光もずれて、ぱっとしない。さらに追い打ちをかけるはrobert氏。彼はここを既に体験済みであったのだ。
特に新鮮味のないrobert氏は「ああ、こんなんだったなぁ」とか「ここは○○だった筈」とか淡々と冷静にコメント。
まるでホラー映画見てるのに、ワイプでNHKニュースやっているがごとく。これで怖がれ、というのが無茶な話。
そんな散々な体験ばかりしているので、ホラーには疎いのです。ぶち壊し方なら色々学んだ気もします。
このオーディオコメンタリー形式は使えそうですね。色々と台無しに出来そうで。シナリオ作成者によるコメントとか。
例えば、アリアンロッドで新人用ダンジョン試験シナリオ等でイケますね。シナリオ中、ダンジョン作成監督が付いてきて
コメントしてくれる訳です。「まさかこんな罠に引っ掛かるとはw」「こんなモンスターにこれほど苦戦するのかw」等々
むかつく感じの奴を。その度にPC達は精神で判定をしていきます。その積み重ねがシナリオ最後の判定に影響。
無論最後の判定はぶち切れチェック。全員成功すれば、シナリオクリアで普通に終了。しかし一人でも失敗したら、
偶然そこにあった花瓶や灰皿でついつい一撃かましてしまいます。すると当たり所が良くて死んじゃうんだわ監督。
思わずやってしまった犯罪。シナリオ失敗……にはならず第2話に続きます。ここでまさかのキャンペーン派生。
多少賢い人なら、探索中の事故、という事で届出し何とか済まそうとするかもしれません。しかしこれでは依頼人
一人守りきれない駄目ギルドとして評判は失墜、仕事にあぶれて犯罪者街道一直線です。ではどうするか。
監督に恨みを持った何者かに殺された事にする。つまりはスケープゴートを立てるのです。
これなら守れなかったという汚点を、依頼外の不測の事態、さらに下手人を自ら捕まえた事でかなり払拭できるはず。
という事で、監督は創作意欲が湧いたのでダンジョンに籠もっていると、製作委員会に報告し時間を稼ぎ、その間に
情報収集で監督に恨みをもつ者をリストアップしていきます。そして一番大事なのは神殿に話を通す事。
神殿という強力な後ろ盾に話を付けるのは必須とも言えます。リストアップした生贄の中に、神殿にとって消えてもらう
と都合のよい者がいればしめたもの。交換条件で上手く後処理してもらえるようかけあいましょう。これがアリアンロッド
を選んだ理由です。こんな役割が出来る巨大組織は神殿以外あまり無いですからね。
神殿は、犯罪者予備軍を審査し、マシな方を冒険者に、どうしようもない方をワザと落とし、追い詰め犯罪に走らせ、
それを冒険者に解決させ上前をはねる、という自作自演な素晴らしくドス黒い組織ですよね。エリンディルマジパネェ。
こんな偏見を持つようになったのは何故でしょうか。多分どこぞのGMがやったセッションの影響かと。ヤクザですか。
話を戻して。生贄を上手く嵌めて、完全犯罪が成立した所でシナリオ終了。かと思いきやマスターシーンが。
古畑任三郎っぽい人がスポットライトに照らされ出てきて、解説。「しかし彼等は一つの失敗を犯しました。それは
……古畑忍三郎でした」といった感じにフェードアウト。つまり解決編として第3話まで続きます。
解決編ですから真実が白日の下に晒されねばなりません。つまり前回までのPC達はボス。PCは新キャラです。
ショートとはいえキャンペーン最終話が新キャラ。画期的ですよね。スケープゴートの肉親から依頼された新PC達が
旧PC達を追いつめていくシナリオ。PvPだからGMも楽チンです。推理?まあ適当な後付けで。
最終的には、こんな歪んだシステムの根幹をなすのは神殿だ!打倒神殿キャンペーンに派生するかもしれません。
またこのオチで恐縮ですが、ホラーは何処に消えた?圧倒的な組織の力というのも恐怖と言えば恐怖ですが。
そういうのはごく一部にしか受けないと思います。純粋ホラー力を得るにはどうしたものか。
代わりと言っちゃなんですが、「霊障都市捜査ファイル」に心惹かれるものが。殺人犯が怪異化する前に捕まえろ、
というのが良い塩梅です。怪異は一風変わった妨害者程度で、本筋は2時間サスペンス、良いですよね。
クトゥルフで私がやりたいのは、断崖絶壁に犯人を追いつめ必死の説得。突然海よりダゴンがウェイクアップ。
即、飛んできたミサイルで轟沈。PC達はこの光景が見えているが、犯人は背を向けているため見えてない。なので
SANチェックはPCのみ。全員一時的狂気などで気が逸れると説得失敗。犯人は飛び降りバットエンド。みたいなの。
怪異の扱いはお邪魔キャラくらいが丁度良い。何で出てきた?と聞かれても、怪異だからで説明出来るのが素敵。
という事で、「霊障都市捜査ファイル」はお手軽に2時間サスペンス+怪異が出来そうなので買うかどうか逡巡中。
買わない要因は置く場所が無いから。本棚整理したのに全然空いてない。溜まったロール&ロールを何とかしないと。
後、方向性が被ったシステムが多いから。ホラーならクトゥフルあるし、サスペンスならサタスペでやれるし。
ていうか微妙にホラーじゃなさそうなシステムです。興味があるが悩む所。私向きなのは間違いなさそう。
しかし純粋ホラーって難しいですよね。私がハリウッド式ドッキリ吃驚ホラーに慣れ過ぎたせいかもしれませんが。
ネタにした為色々考えましたが、大体コメディホラーに。純粋ホラーの蓄積がほぼない。お化け屋敷の実体験を思い
出しましたが酷い物が。遡るは2年ほど。東京に遊びに行った時、友人のリクエストで評判のお化け屋敷に。
そこは懐中電灯を持って狭く暗い場所を行く、という形式のお化け屋敷。男三人と、完全に浮いた編成で挑む我々。
隊列は、希望した友人、私、我らがrobert氏。この配置がそもそもの間違いであった。先頭の友人は懐中電灯装備で、
演出に遭遇するたび恐怖で喜びの声を発してご満悦。2番手の私はまずその友人の奇声で驚き、演出を見るころには
懐中電灯の光もずれて、ぱっとしない。さらに追い打ちをかけるはrobert氏。彼はここを既に体験済みであったのだ。
特に新鮮味のないrobert氏は「ああ、こんなんだったなぁ」とか「ここは○○だった筈」とか淡々と冷静にコメント。
まるでホラー映画見てるのに、ワイプでNHKニュースやっているがごとく。これで怖がれ、というのが無茶な話。
そんな散々な体験ばかりしているので、ホラーには疎いのです。ぶち壊し方なら色々学んだ気もします。
このオーディオコメンタリー形式は使えそうですね。色々と台無しに出来そうで。シナリオ作成者によるコメントとか。
例えば、アリアンロッドで新人用ダンジョン試験シナリオ等でイケますね。シナリオ中、ダンジョン作成監督が付いてきて
コメントしてくれる訳です。「まさかこんな罠に引っ掛かるとはw」「こんなモンスターにこれほど苦戦するのかw」等々
むかつく感じの奴を。その度にPC達は精神で判定をしていきます。その積み重ねがシナリオ最後の判定に影響。
無論最後の判定はぶち切れチェック。全員成功すれば、シナリオクリアで普通に終了。しかし一人でも失敗したら、
偶然そこにあった花瓶や灰皿でついつい一撃かましてしまいます。すると当たり所が良くて死んじゃうんだわ監督。
思わずやってしまった犯罪。シナリオ失敗……にはならず第2話に続きます。ここでまさかのキャンペーン派生。
多少賢い人なら、探索中の事故、という事で届出し何とか済まそうとするかもしれません。しかしこれでは依頼人
一人守りきれない駄目ギルドとして評判は失墜、仕事にあぶれて犯罪者街道一直線です。ではどうするか。
監督に恨みを持った何者かに殺された事にする。つまりはスケープゴートを立てるのです。
これなら守れなかったという汚点を、依頼外の不測の事態、さらに下手人を自ら捕まえた事でかなり払拭できるはず。
という事で、監督は創作意欲が湧いたのでダンジョンに籠もっていると、製作委員会に報告し時間を稼ぎ、その間に
情報収集で監督に恨みをもつ者をリストアップしていきます。そして一番大事なのは神殿に話を通す事。
神殿という強力な後ろ盾に話を付けるのは必須とも言えます。リストアップした生贄の中に、神殿にとって消えてもらう
と都合のよい者がいればしめたもの。交換条件で上手く後処理してもらえるようかけあいましょう。これがアリアンロッド
を選んだ理由です。こんな役割が出来る巨大組織は神殿以外あまり無いですからね。
神殿は、犯罪者予備軍を審査し、マシな方を冒険者に、どうしようもない方をワザと落とし、追い詰め犯罪に走らせ、
それを冒険者に解決させ上前をはねる、という自作自演な素晴らしくドス黒い組織ですよね。エリンディルマジパネェ。
こんな偏見を持つようになったのは何故でしょうか。多分どこぞのGMがやったセッションの影響かと。ヤクザですか。
話を戻して。生贄を上手く嵌めて、完全犯罪が成立した所でシナリオ終了。かと思いきやマスターシーンが。
古畑任三郎っぽい人がスポットライトに照らされ出てきて、解説。「しかし彼等は一つの失敗を犯しました。それは
……古畑忍三郎でした」といった感じにフェードアウト。つまり解決編として第3話まで続きます。
解決編ですから真実が白日の下に晒されねばなりません。つまり前回までのPC達はボス。PCは新キャラです。
ショートとはいえキャンペーン最終話が新キャラ。画期的ですよね。スケープゴートの肉親から依頼された新PC達が
旧PC達を追いつめていくシナリオ。PvPだからGMも楽チンです。推理?まあ適当な後付けで。
最終的には、こんな歪んだシステムの根幹をなすのは神殿だ!打倒神殿キャンペーンに派生するかもしれません。
またこのオチで恐縮ですが、ホラーは何処に消えた?圧倒的な組織の力というのも恐怖と言えば恐怖ですが。
そういうのはごく一部にしか受けないと思います。純粋ホラー力を得るにはどうしたものか。