続きです。
信長に呼び出された三杉山一行。駄目もとで南蛮蛟本義の話をするとあっさりと貸し出してくれる。
いざと言う時には「(首を)刎ねよ」というお墨付きを貰い安心した三杉山一行、殺る気満々で信貴山城へ。
しかし信長様、一回に三文字以上喋らないので実にロールプレイが楽である。
渡された南蛮蛟本義を手にとってみるあづみ。すると皮膚の下を何かが這いまわるような悪寒に襲われる。
これ以上の接触を嫌がったあづみに代わり、千迷がこの魔術書を読むことに。そこには地面に下に住む九度鬼と
呼ばれる化物のことが記されてあった。この化物が水を嫌がるという事までは判ったがそれ以上は判らずじまい。
三杉山は今井宗久から三本ほど種子島を追加購入、春と千迷にも持たせ万全の状態に。
そして運命の十月十日、信貴山城で最後の会見が行われる。素直に南蛮蛟本義を差し出すPC達に対し、久秀は
開城を約束し最後の茶会へと招く。如何にも怪しげな茶をこれまた素直に飲む一行。お約束のように眠り薬が。
皆が眠りに落ちる中、唯一人抵抗に成功したあづみ。エトの寝たふり作戦を実行。
起きていたら久秀に斬られるだけなので正解である。あづみが起きてるとは知らず「これから地下で儀式を行う」と
やたらはっきりした独り言を言う久秀。懇切丁寧に地下の入り口まで喋ろうとしてしまう。
久秀が行った後、皆を起こすあづみ。部屋にあった茶器を三杉山が目利きをし、「この茶器は良いものだ」とか
言っている間に他の面子が久秀の覚書を発見。そこには平蜘蛛を通して九度鬼と交信、九度鬼の力を使い信長を
殺すという壮大な計画が書かれていた。あまりにも荒唐無稽な話に困惑する一行、しかし春の深遠なる知識はこれ
が可能であると告げていた。一行は儀式を止めるため久秀を追うことに。
地下へひた走る一行が二階の大広間に到着した時、何者かの殺気を感じる。
天井に、掛け軸の裏に、襖の裏に忍者が隠れていたのだ。先手を打った種子島ズの中で春の銃撃が命中、一撃で
掛け軸裏の忍者を倒す。天井と襖の裏の忍者も術を使い抵抗するもふたばの拳、千迷の槍の前にあっさり倒れる。
1階に到着し地下への入り口を探す一行。火薬庫を発見しどうにか使えないか相談する。
その間にあづみが覗いた部屋にはぐずぐずになった死体の山が。春の見立てで鎧武者の中身であることが判明。
もう一つの部屋で地下への階段を見つけ突入する一行。信貴山城最後の決戦の始まりである。
地下には井戸が一つ、その前で久秀は平蜘蛛を片手に奇妙な呪文を唱えていた。
PC達の問いに答えず一心不乱に儀式を続ける久秀。儀式を止めようとすると四隅に控えていた鎧武者、九度鬼の
伝令である黄泉津醜女が襲い掛かってきた。
最初の攻撃はあづみ。父の仇とばかりに久秀に必殺の北斗七点殺を放つ。この攻撃の七発のうち二発が大成功、
鎧の隙間を縫うように貫通し見事一撃で久秀を倒してしまう。「あの時殺しておけばよかった」などとお約束台詞を
言いつつ絶命する久秀。儀式を止めたと思いきや地下から何か巨大なものが近づいてくる気配が。
残った黄泉津醜女達は久秀の死を気にすることなく襲いかかってくる。なぜかまた弓を撃つ三杉山を尻目に千迷
が槍の二連撃を放つも厚い鎧に阻まれる。敵の攻撃も失敗するもふたばの攻撃も受けられ膠着状態に。
第二ラウンド、やっと槍を使う気になった三杉山の竜巻の型での攻撃が大成功、一撃で黄泉津醜女二体を倒す。
馬鹿をやっていてもダイス目が主人公だと主張する恐ろしい男である。千迷の攻撃は止めを刺すには至らず、
ふたばがMPを消耗しすぎ気絶するも、戦況は決したも同然。
残った黄泉津醜女は逆転を賭け精神支配を実行するもダイス目に泣かされることに。
春の迦具土による援護を受けた千迷の一撃と三杉山の攻撃により黄泉津醜女は全滅。後は脱出するだけである。
平蜘蛛と南蛮蛟本義はあづみが回収し、皆一目散で地上へ。途中千迷が落馬するも被害は少量。
気絶したあづみを誰も助けず、三杉山付き足軽の小平太(すっかり忘れてた)に押し付けるのはどうかと思います。
確認した所前回お付の足軽は長太でした。長太は一体何処に行ったのか?伏線かもしれません。
皆が地上に到着した時点で地下の井戸から九度鬼ことクートニアンが出現、信貴山城を破壊しだす。
その衝撃的な光景を見た一同、ショックを受けあづみが父の幻影を見だし、千迷はパニックになり逃げ出してしまう。
天正五年十月十日、松永弾正久秀は自爆して果てたという。その時平蜘蛛も失われたと信長に報告された。
そう、三杉山一行は平蜘蛛を献上することなく自らの手中に収めたのだ。これは魔道の力に魅入られての行動か、
それとも……。今も平蜘蛛は千迷の茶室に飾ってあるという。
次回、織田信長の最期の時に迫る第三話にして最終話、「安土黄金城卍返し」
信長の最期を見届けたPC達はどのような決断を下すのか、こう御期待。
信長に呼び出された三杉山一行。駄目もとで南蛮蛟本義の話をするとあっさりと貸し出してくれる。
いざと言う時には「(首を)刎ねよ」というお墨付きを貰い安心した三杉山一行、殺る気満々で信貴山城へ。
しかし信長様、一回に三文字以上喋らないので実にロールプレイが楽である。
渡された南蛮蛟本義を手にとってみるあづみ。すると皮膚の下を何かが這いまわるような悪寒に襲われる。
これ以上の接触を嫌がったあづみに代わり、千迷がこの魔術書を読むことに。そこには地面に下に住む九度鬼と
呼ばれる化物のことが記されてあった。この化物が水を嫌がるという事までは判ったがそれ以上は判らずじまい。
三杉山は今井宗久から三本ほど種子島を追加購入、春と千迷にも持たせ万全の状態に。
そして運命の十月十日、信貴山城で最後の会見が行われる。素直に南蛮蛟本義を差し出すPC達に対し、久秀は
開城を約束し最後の茶会へと招く。如何にも怪しげな茶をこれまた素直に飲む一行。お約束のように眠り薬が。
皆が眠りに落ちる中、唯一人抵抗に成功したあづみ。エトの寝たふり作戦を実行。
起きていたら久秀に斬られるだけなので正解である。あづみが起きてるとは知らず「これから地下で儀式を行う」と
やたらはっきりした独り言を言う久秀。懇切丁寧に地下の入り口まで喋ろうとしてしまう。
久秀が行った後、皆を起こすあづみ。部屋にあった茶器を三杉山が目利きをし、「この茶器は良いものだ」とか
言っている間に他の面子が久秀の覚書を発見。そこには平蜘蛛を通して九度鬼と交信、九度鬼の力を使い信長を
殺すという壮大な計画が書かれていた。あまりにも荒唐無稽な話に困惑する一行、しかし春の深遠なる知識はこれ
が可能であると告げていた。一行は儀式を止めるため久秀を追うことに。
地下へひた走る一行が二階の大広間に到着した時、何者かの殺気を感じる。
天井に、掛け軸の裏に、襖の裏に忍者が隠れていたのだ。先手を打った種子島ズの中で春の銃撃が命中、一撃で
掛け軸裏の忍者を倒す。天井と襖の裏の忍者も術を使い抵抗するもふたばの拳、千迷の槍の前にあっさり倒れる。
1階に到着し地下への入り口を探す一行。火薬庫を発見しどうにか使えないか相談する。
その間にあづみが覗いた部屋にはぐずぐずになった死体の山が。春の見立てで鎧武者の中身であることが判明。
もう一つの部屋で地下への階段を見つけ突入する一行。信貴山城最後の決戦の始まりである。
地下には井戸が一つ、その前で久秀は平蜘蛛を片手に奇妙な呪文を唱えていた。
PC達の問いに答えず一心不乱に儀式を続ける久秀。儀式を止めようとすると四隅に控えていた鎧武者、九度鬼の
伝令である黄泉津醜女が襲い掛かってきた。
最初の攻撃はあづみ。父の仇とばかりに久秀に必殺の北斗七点殺を放つ。この攻撃の七発のうち二発が大成功、
鎧の隙間を縫うように貫通し見事一撃で久秀を倒してしまう。「あの時殺しておけばよかった」などとお約束台詞を
言いつつ絶命する久秀。儀式を止めたと思いきや地下から何か巨大なものが近づいてくる気配が。
残った黄泉津醜女達は久秀の死を気にすることなく襲いかかってくる。なぜかまた弓を撃つ三杉山を尻目に千迷
が槍の二連撃を放つも厚い鎧に阻まれる。敵の攻撃も失敗するもふたばの攻撃も受けられ膠着状態に。
第二ラウンド、やっと槍を使う気になった三杉山の竜巻の型での攻撃が大成功、一撃で黄泉津醜女二体を倒す。
馬鹿をやっていてもダイス目が主人公だと主張する恐ろしい男である。千迷の攻撃は止めを刺すには至らず、
ふたばがMPを消耗しすぎ気絶するも、戦況は決したも同然。
残った黄泉津醜女は逆転を賭け精神支配を実行するもダイス目に泣かされることに。
春の迦具土による援護を受けた千迷の一撃と三杉山の攻撃により黄泉津醜女は全滅。後は脱出するだけである。
平蜘蛛と南蛮蛟本義はあづみが回収し、皆一目散で地上へ。途中千迷が落馬するも被害は少量。
気絶したあづみを誰も助けず、三杉山付き足軽の小平太(すっかり忘れてた)に押し付けるのはどうかと思います。
確認した所前回お付の足軽は長太でした。長太は一体何処に行ったのか?伏線かもしれません。
皆が地上に到着した時点で地下の井戸から九度鬼ことクートニアンが出現、信貴山城を破壊しだす。
その衝撃的な光景を見た一同、ショックを受けあづみが父の幻影を見だし、千迷はパニックになり逃げ出してしまう。
天正五年十月十日、松永弾正久秀は自爆して果てたという。その時平蜘蛛も失われたと信長に報告された。
そう、三杉山一行は平蜘蛛を献上することなく自らの手中に収めたのだ。これは魔道の力に魅入られての行動か、
それとも……。今も平蜘蛛は千迷の茶室に飾ってあるという。
次回、織田信長の最期の時に迫る第三話にして最終話、「安土黄金城卍返し」
信長の最期を見届けたPC達はどのような決断を下すのか、こう御期待。