TRPG関係の備覚録

TPPGプレイ日記

肉弾戦か銃撃戦か

2007年06月09日 | ガンドッグ
 映画「300」を見てきました。スパルタ人マジ怖い。それより印象に残ったのはペルシア軍ですけど。
超大規模軍を背景に、調子に乗って小規模な敵軍に見下し全開の寛容さを見せるって超楽しそうだと思いました。
無論その後次々軍を派遣するも予想外に抵抗させて、怒りと恐怖でわなわなと震える感じまでを含めての話です。


 これ見てたらちょっとブレカナがやりたくなりました。勿論GMで。
大軍を傘に着て聖痕者たちを調子に乗って嘲笑い、自軍が蹴散らされていくにつれ見苦しく慌てる小物がとてもやり
たくなる映画だったのです。映画の見方として凄く間違っている気がします。


 スパルタ人の強さは聖痕者というよりソードワールドの高レベルファイターって感じでしたけど。
レベル高くても攻撃回数が増えるわけでもなく、特技で範囲攻撃ができるようになるとか派手な強さではなく、防御
が上手く攻撃が良く当たるくらいの地味な強さって感じでしたから。


 子供が戦いに向かないなら育てないってのは、キャラ作成時に何回も振り直しするということでしょう。
スパルタ人がPLの場合、困ったチャンなようです。多数の振り直しでできたキャラを一本伸ばしでレベルアップさせ
てればあれだけ強いのにも頷けますよ。


 話変わって、クトゥルフのシナリオにだけRole&Rollを使うのというのも勿体無いため他の記事も使ってみます。
とりあえずvol.27に乗っていたガンドッグの西部劇編というのに興味を持ちました。素敵ですよね西部劇。
普通に近未来でテロと戦うより単純明快ですし。銃が少なく防具も無い、まさに腕がものをいう時代。


 会社の依頼で云々、っていうより自分の信念で悪党と戦うという頭の悪い感じが私の好みにピッタリです。
ということでガンドッグ西部劇をやってみたいと考えています。決闘もTRSで楽しくできることですし。
決闘TRSで勝てば必ずクリティカルという素敵判定ですからまさに命懸けで燃えますよね。


 普通にやったら銃を撃つ判定一回で終わってしまいがちですがTRSを使えば違います。
背中あわせからお互い5歩進んで撃ちあう、という形の決闘の場合、途中で振り向き先に撃っちゃうという誘惑に
耐える判定、敵が卑怯にも先に振り返ったのに気付く判定、それでも相手より早く撃つ判定など沢山できます。
ちょっとコメディになっても良いなら、自分が何歩目なのか思い出す判定なんてのも入れてはどうでしょう。


 TRSは様々な判定をドラマチックにできるためとても便利です。
荒縄で縛られ馬で引きずられる事さえTRSを使えば楽しくできるでしょう。全身擦らない様に足で踏ん張る判定から
ゴロツキの戯れ的射撃に当たらない様に身を反らす判定、障害物を避ける判定、川に入られた時溺れない様に息
継ぎする判定など盛りだくさんです。単にダメージを与えるより好評なこと請け合いでしょう。


 一人のPCが引きずられている間は他のPCは暇でしょうので、馬を走らせるNPCや銃撃するゴロツキなどを任せ
るのが良いでしょう。私の経験では標的PCの身を案じて手を抜くPCを見た事無いので問題ないでしょう。
むしろ他のPCの命が懸かるほどやる気出る人ばかりだったような気が。


 TRSを使えばもっと意味無い行為も判定できるでしょう。例えば酒場に入ってミルクを頼む、のような行為です。
酒場に入る時集まる視線にびびらないよう耐える判定、無遠慮に出されたゴロツキの足に躓かない判定、バーテン
に注文するとき緊張で声が裏返らないようにする判定などできるでしょう。その後爆笑するゴロツキ達を叩きのめす
も無視を決め込むのもPC次第。西部劇を堪能しましょう。


 とまあ色々考えてきましたがものすごい偏った西部劇観な様な気がします。
その上、付属マップの銀行を見たらまたサタスペ的思考に取り付かれたりもしました。如何ともし難いですね。
まともな西部劇をするため名作西部劇映画を借りまくるしかないのかもしれませんね。
今の所は楽しいTRSがしたいだけな気がしますし。