数少ないこのクソブログの読者の皆様、お久しぶりです。
なんせとてもブログなんぞ更新できる精神状態でなかったもんで…
会社の健康診断に引っかかり、その後病院で検査をした結果、新たに異常が発見された話は前に書いたね。
その続きなんだけど。
血清アミラーゼの数値が高いので翌日に血液検査と腹部エコーを撮って次の週にドクターの診察。
リパーゼの数値が異常(上限が55U/Iのところ461)、エコー画像でも膵管が拡がってるように見えるとの事だった。
ドクターからは「慢性膵炎の疑い」との説明を受け、次週にダイナミックCT(造影剤を入れてのCT)とMRCPを撮る事に。
「慢性膵炎」。
初めて聞く病気だな。
単語だけだとそんなに大した病気には聞こえないよね~。鼻炎とか口内炎くらいのちょろいモンかと思ってたら…
ドクターの説明でとんでもないやっかいな病気だと知る…
「膵臓に繰り返し炎症が起こり、次第に膵臓の細胞が破壊され線維に置き換わり、膵臓全体が硬くなって萎縮していく病気です。慢性膵炎の早い時期では腹痛が主な症状ですが、膵臓が高度で広範囲に破壊されると、一般に腹痛は軽減します。しかし、消化酵素の分泌が低下して消化吸収障害(脂肪便)が出現しますし、インスリンの分泌が低下すると糖尿病になります。慢性膵炎は一般的には完治することはなく、一生付き合う病気とされています。」
原因は7割方がアルコールの大量摂取。
俺、酒飲まないのになんで??しかも腹痛だの背中の痛みだの食欲減退だの下痢だの便秘だのの症状は一切ないのに!
ヤバイでしょ?国の難病指定疾患にもなってるくらいだ。
俺って難病の患者になっちゃったの?
お腹や背中の激しい痛みが何日も続いて苦しんでいる人も多いようだ…。
幸いな事に痛みなどの自覚症状は今のところない。
膵臓ってねダメージ受けると元に戻らないんだって(非可逆性)。
治療法といえば投薬と厳しい食事制限。これだって所詮は進行を遅らせるためだけの処置に過ぎない。
さらにドクターの口から「膵臓癌」という言葉が出たときには顔面蒼白に…
慢性膵炎は膵臓がんの大きなリスクファクターだし、慢性膵炎と膵臓癌は症状もよく似てるらしい。
ダイナミックCTとMRCPの結果説明はまた次週かよ…
この間の1週間はホントに地獄のようだったよ。
慢性膵炎にしても膵臓癌にしてもネットで調べる限り、ホントにほとんど絶望的な事しか書かれてねぇんだもんなあ。見れば見るほどドツボ!
もうすっかり落ち込んじゃって…。恥ずかしい話だけど、毎日泣いてました。一人になった時に。
嫁さんが先に出勤した後の自宅で。一人で通勤や帰宅中の車を運転してる時に。会社の倉庫で一人で作業してる時。
声を出して泣いたのなんて何十年ぶりだろ?
とにかく不安と恐怖がハンパなかった。
そして迎えた検査結果が出る日の当日。
この頃にはだいぶ自分の中で腹を括ることができてたし、自己暗示やら何やらで少しポジティブな精神状態になってた(笑)
「とりあえず癌じゃなかったらヨシとする!一生アルコール禁止でも、一生厳しい食事制限を受けても耐えるし!もし癌だとしても俺なら奇跡をおこせるような気がする!たぶん(笑)」
で結果はというと…
まずMRCP画像を見たところ膵管や胆管の拡張は見られず、管の中に腫瘍だののう胞だのはなく、この時点でドクターから「膵臓癌の所見はありません」って言われて脱力…。とりあえず最悪の事態はまぬがれた…
CT画像を見るとやや膵臓がむくんでいると言うか腫れているらしい。
酒はほとんど飲まないこと、膵管の拡張も膵石も見られないこと、膵臓が萎縮するのではなく腫れていること、腫瘍やのう胞も見られないこと等から、慢性膵炎だろうけどその中でも「自己免疫性膵炎を疑う」との事だった。
要はアレルギーが関与している膵炎だ。でもまだ詳細はよくわかってない病気らしい。
ただ難病情報センターのHPをみると
「自己免疫性膵炎は、これまで自己免疫的な機序が関与する慢性膵炎として取り扱われてきた。しかし、ステロイド治療に良好に反応し、病状が可逆的に改善することが、非可逆的な進行を特徴とする慢性膵炎の定義と矛盾することが明らかとなった。このため、2009年に改訂された慢性膵炎臨床診断基準の中では、自己免疫性膵炎は膵の慢性炎症として、慢性膵炎とは別個に取り扱われている。」
少し希望が持てる内容じゃん!
ただしまだ自己免疫性膵炎と確定したわけでもないし、またこの自己免疫性膵炎は膵臓癌との判別が難しいとも書いてあったし、合併症や膵臓癌を併発した例もあるようなので、油断はできない。
そもそも、膵臓自体が未だに謎の多い臓器だ。
とりあえず血液検査を再度行い、2週間後に診察を受けることになった。
今はこんなところ。
なんせとてもブログなんぞ更新できる精神状態でなかったもんで…
会社の健康診断に引っかかり、その後病院で検査をした結果、新たに異常が発見された話は前に書いたね。
その続きなんだけど。
血清アミラーゼの数値が高いので翌日に血液検査と腹部エコーを撮って次の週にドクターの診察。
リパーゼの数値が異常(上限が55U/Iのところ461)、エコー画像でも膵管が拡がってるように見えるとの事だった。
ドクターからは「慢性膵炎の疑い」との説明を受け、次週にダイナミックCT(造影剤を入れてのCT)とMRCPを撮る事に。
「慢性膵炎」。
初めて聞く病気だな。
単語だけだとそんなに大した病気には聞こえないよね~。鼻炎とか口内炎くらいのちょろいモンかと思ってたら…
ドクターの説明でとんでもないやっかいな病気だと知る…
「膵臓に繰り返し炎症が起こり、次第に膵臓の細胞が破壊され線維に置き換わり、膵臓全体が硬くなって萎縮していく病気です。慢性膵炎の早い時期では腹痛が主な症状ですが、膵臓が高度で広範囲に破壊されると、一般に腹痛は軽減します。しかし、消化酵素の分泌が低下して消化吸収障害(脂肪便)が出現しますし、インスリンの分泌が低下すると糖尿病になります。慢性膵炎は一般的には完治することはなく、一生付き合う病気とされています。」
原因は7割方がアルコールの大量摂取。
俺、酒飲まないのになんで??しかも腹痛だの背中の痛みだの食欲減退だの下痢だの便秘だのの症状は一切ないのに!
ヤバイでしょ?国の難病指定疾患にもなってるくらいだ。
俺って難病の患者になっちゃったの?
お腹や背中の激しい痛みが何日も続いて苦しんでいる人も多いようだ…。
幸いな事に痛みなどの自覚症状は今のところない。
膵臓ってねダメージ受けると元に戻らないんだって(非可逆性)。
治療法といえば投薬と厳しい食事制限。これだって所詮は進行を遅らせるためだけの処置に過ぎない。
さらにドクターの口から「膵臓癌」という言葉が出たときには顔面蒼白に…
慢性膵炎は膵臓がんの大きなリスクファクターだし、慢性膵炎と膵臓癌は症状もよく似てるらしい。
ダイナミックCTとMRCPの結果説明はまた次週かよ…
この間の1週間はホントに地獄のようだったよ。
慢性膵炎にしても膵臓癌にしてもネットで調べる限り、ホントにほとんど絶望的な事しか書かれてねぇんだもんなあ。見れば見るほどドツボ!
もうすっかり落ち込んじゃって…。恥ずかしい話だけど、毎日泣いてました。一人になった時に。
嫁さんが先に出勤した後の自宅で。一人で通勤や帰宅中の車を運転してる時に。会社の倉庫で一人で作業してる時。
声を出して泣いたのなんて何十年ぶりだろ?
とにかく不安と恐怖がハンパなかった。
そして迎えた検査結果が出る日の当日。
この頃にはだいぶ自分の中で腹を括ることができてたし、自己暗示やら何やらで少しポジティブな精神状態になってた(笑)
「とりあえず癌じゃなかったらヨシとする!一生アルコール禁止でも、一生厳しい食事制限を受けても耐えるし!もし癌だとしても俺なら奇跡をおこせるような気がする!たぶん(笑)」
で結果はというと…
まずMRCP画像を見たところ膵管や胆管の拡張は見られず、管の中に腫瘍だののう胞だのはなく、この時点でドクターから「膵臓癌の所見はありません」って言われて脱力…。とりあえず最悪の事態はまぬがれた…
CT画像を見るとやや膵臓がむくんでいると言うか腫れているらしい。
酒はほとんど飲まないこと、膵管の拡張も膵石も見られないこと、膵臓が萎縮するのではなく腫れていること、腫瘍やのう胞も見られないこと等から、慢性膵炎だろうけどその中でも「自己免疫性膵炎を疑う」との事だった。
要はアレルギーが関与している膵炎だ。でもまだ詳細はよくわかってない病気らしい。
ただ難病情報センターのHPをみると
「自己免疫性膵炎は、これまで自己免疫的な機序が関与する慢性膵炎として取り扱われてきた。しかし、ステロイド治療に良好に反応し、病状が可逆的に改善することが、非可逆的な進行を特徴とする慢性膵炎の定義と矛盾することが明らかとなった。このため、2009年に改訂された慢性膵炎臨床診断基準の中では、自己免疫性膵炎は膵の慢性炎症として、慢性膵炎とは別個に取り扱われている。」
少し希望が持てる内容じゃん!
ただしまだ自己免疫性膵炎と確定したわけでもないし、またこの自己免疫性膵炎は膵臓癌との判別が難しいとも書いてあったし、合併症や膵臓癌を併発した例もあるようなので、油断はできない。
そもそも、膵臓自体が未だに謎の多い臓器だ。
とりあえず血液検査を再度行い、2週間後に診察を受けることになった。
今はこんなところ。
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