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座標空間

     奥友志津子 フリースケッチ Ⅰ

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うち捨てられた惑星の風景(光瀬龍さんへのオマージュ)

2013-06-05 23:38:38 | 1Pまんが・イラスト・その他

ふう、ようやく描きあげることができました。

実は 最近描いていたイラスト、今日描いたこれを含めての3枚は、あの大震災の年 2011年の夏から秋にかけて私の頭のなかにしきりに浮かび上がってきていた風景でした。

○少女
○廃墟の町にて
○うち捨てられた惑星の風景

どうしても廃墟のイメージに取り付かれていたようです。

今日のイラストは(描き終えるまで10日以上かかっていますが)
光瀬龍さんの火星年代記のサイボーグのイメージの気配が濃いです。

私は高校時代大学時代 光瀬さんの小説のファンでした。
彼の静かに茫漠と広がる宇宙のイメージや、滅び行く者たちの哀しみにひたっていた。
私のいた場所に近い世界だったのではないか、と 今振り返って思います。

私は彼のサイボーグの小説に強く惹かれていたのですが、それも 私自身 自分の思考と身体の不一致があって、そこが共感の原因だったんじゃないかな・・・と。

まあ、そこいらもおいおい追求してゆきたいと思います。

これから 気合を入れて描いてゆきます。


少女

2013-05-05 22:29:18 | 1Pまんが・イラスト・その他

頭の中に いくつか形にしたい風景がありましてね。

これはそのうちのひとつです。

林の中に少女たちがいて、彼女たちは様子やしぐさを変えて しきりに現れるのです。

ここでは、林を後ろにして 少女が湖のほとりに立ち 水の中を見つめています。
水の底に映る どこかの世界を見ているのかもしれない。

鉛筆のラフに イラストソフトで着色しましたが・・・ むぅ、ちょっと雑だったかも。
オハズカシイ (* ̄Θ ̄*)

そのうちに慣れて もうちょい上手く描けるようになりたいものだ。


ご心配ありがとうございます

2011-03-13 19:14:13 | 1Pまんが・イラスト・その他
みなさま、暖かいコメントやメッセージを頂き 本当にありがとうございます。

地震の揺れはひどく、家にも少し被害があり、生活も不自由していますが、
私はどってことないと思います。

地震が起きてから ずっと停電が続いていて ニュースはラジオだけでした。
だからテレビでの画面はようやく昨夜になって見ることができたのですが
海岸の市や町のひどい被害を目の当たりにして ちょっと言葉を失う…
というか、ショックを受けてしまったようです。
先日の日曜日 太極拳の1日講習会で陸前高田市に行ってきたばかりだったのです。


ようようネームが出来て 下描きに入ったところだったのですが残念です。
こちらの生活と気持ちが落ち着くまで 少しお休みくださいね。

また、頑張って描きますからね。

実録タビ猫

2011-02-28 21:41:54 | 1Pまんが・イラスト・その他
ひゃあああ。

2月はすっかり ご無沙汰しちゃいましたがな!

待っていた人、そんなにいないとは思うけど、もしいたら
すみませんでした。
(_ _(--;(_ _(--; pekopeko

ただ今、次作のネーム細々やっております。
近々また、始めますので 待っててくださいね。

とりあえずは、タビ猫の本体を。
去年撮った写真ですが、ま、たいして変わっておりません。
毎日コタツの中で 惰眠をしております。

猫・・・羨ましいぞ。。。。。

ただ今 弛緩中

2010-11-10 22:19:38 | 1Pまんが・イラスト・その他
2作 終えたところで 気持ち緩んでしまっております。

ずいぶん長いこと まんが描いてなかったし、眼も悪くなっているし…で、本当に描けるかいな?って気持ちもあったのですが。
緻密に描くことはできないにしろ、おや、そこそこ描きたいもの描けるじゃないか。って感じでした。

3作目も描きますよ。
描きますけど、何描くか全然決まっていない。(てへへへ)

これから、ストーリー考えてネーム作らねば。
そういうわけで、しばらく ご猶予くださいませ。
おいおい また開始いたします。
f(^_^; スンマセン

更年期の終わり

2010-10-08 10:31:14 | 1Pまんが・イラスト・その他
いや、これは某所ですでに載っけたものの再録なのですが、
自分のものを使うのに 躊躇はない!!
<( ̄^ ̄)>えっへん


実は昨年の冬あたりから 更年期の症状が出始めていて
いま どうやら、そのまっさかりなのでありました。

今年の春ごろから まんがを描きたいぞ~という気分が出てくると
同時に更年期症状のあれこれの不愉快さがあいまって
ついついこんな おちゃらけ作品を描いちゃったというわけです。

友人の湯田伸子女史にメールで送ったら 大いに褒めてもらったので
ならばこっちにも載せちゃうぞお ということなのでした。(ワルノリっぽい)

まあ、でも アーサー・C・クラークの「地球幼年期の終わり」読んでない方には
なんのこっちゃ~~ でありますよねぇ。
* ・・ ・・(o_ _)o  コケ

ローレル・トリビュート

2010-10-03 21:49:01 | 1Pまんが・イラスト・その他
「世界の歌をうたおう」は、自分の中に出てきたビジョンがモチーフになっています。

昨年、自分の描いた絵を分析してもらい、自分が気づかないままはびこらせていた自分の問題に気づく・・・というセラピーを受けていました。

まあ、驚いたことに描く絵には見事に今の自分の偏りやら問題やらが出てくるのです。
そしてそれは見る目を持った人には明らかにわかるものであると。

不思議なことに そんなポジションに自分を置くと、ふとした機会に自分の内部から さまざまな風景や人物や情景が浮かびあがるのです。
そうしたものは、どうしても描いてくれ!といわんばかりのエネルギーをもって 出てくるのでした。

時々しんどいこともあったけれど、自分の内部に何があるのか 見えてくるのは どきどきわくわくの冒険のようでもありました。


セラピーは終わっていますが、今でも時々ビジョンが自分の中に浮かんできます。
そんな風にして 出てきた光の情景が今回のお話作りの発端であったというわけです。

話は飛ぶけれど 今回の歌うたいの青年を思い浮かべたとき、私の中で昔作ったキャラクターのローレルという青年が大きく浮かび上がってきました。
同一人物ではないけれど、存在の底で二人はつながっているとでもいうか。

そういうわけで、今回のお話でもななこさんが幻想を見る場面で、ローレルに一瞬ご登場願っております。
(ま、どうでもええことですけどね~・へへ)

私は活動的でない分、物持ちがいい方…と自分で思っているんですが、
キャラクターの持ちもよかったんだなあ。と 感心してたりもするわけでした。
(。-_-。)ポッ