魚と野菜が好き

本当です

観覧

2015年03月02日 15時48分21秒 | 子供
こんにちは。
今日の札幌は朝から穏やかな天候です。
そろそろ冬も終わり。
徐々に積もった白い山々も融けていくでしょう。




さて。
先週の土曜日。
『おかあさんといっしょ ファミリーコンサート in札幌』
を、家族4人で観覧してきました。




このチケットを取得するにあたっては、僕のみならず、家族それぞれの
ツテというツテを使いまくって、相当数の方々に申し込みのご協力をお願いし、
恐らくかなりの高確率をなんとか掻い潜って当選したものです。




この場をお借りして、まずはご協力頂いた皆様に厚く御礼申し上げます。
ありがとうございました。
おかげさまで、家族で楽しい時間を過ごすことが出来ました。




会場は、札幌市の元の厚生年金会館。
その昔、いや本当にだいぶ前になりますが、入学式とかやったなぁ。
それ以来で足を踏み入れましたので、かなり懐かしかったです。




もちろん客席は満員御礼、お父さんお母さんお兄ちゃんお姉ちゃんお祖父ちゃんお祖母ちゃん。
大にぎわいで、みんなそれぞれにグッズを身に付けたり、プログラムを読んだりして
開演の時を待ちます。




我が家も、長女が開演を待ちきれずにワーワー言ったり、次女が果敢にもトイレに行くと言い、
それを連れて行っていたりしたら、
『まもなく開演します。席に戻って下さいね』
というアナウンスが。
客席にも一瞬の静寂が訪れます。




そして。




午後3時半。
『♫~♬~♩~♫』
いつも聞いてる、番組オープニング音楽が!
そして、それと共に、ステージ上の緞帳がゆっくりと上がっていきます。




そこには、眩いスポットライトを浴びた、歌のおにいさん、おねえさん、
そして体操のおにいさん、おねえさんが!





『札幌のお友達ー!こーんにーちはー!』
『こーんにーちはー!!!!』




会場中が大喝采、大絶叫、大興奮。
子供達のみならず、というよりは、子供達よりも父母祖父母世代の歓声の方が
ずっとずっと大きかったように思います。
考えてみれば、それも当然かーと。
こうやって会場に足を運ぶ事が出来るだけで、随分と幸運なことだもんなぁ。




かく言う僕も。
長女が生まれて、早4年以上。
『おかあさんといっしょ』を(自分が子供だった頃を除けば)じっくりしっかり継続して見始めたのは
長女が1歳になるかならないかの頃くらいだと思います。
それから次女が生まれ、今までずーっと、子供番組といえば『おかあさんといっしょ』です。




足掛け3年以上か。
そんなに長く、ちゃんと見続けている番組と考えると、この番組以外にはありません。
おにいさんおねえさんとも、そういえば長い付き合いなんだなぁ。




不意に、胸が熱くなりました。
きらびやかなステージで、テレビで聞いたのと同じ声で歌い、踊るおにいさんおねえさん。
会場中に響き渡る大歓声。
横では、緊張した面持ちで、真剣に無言で一生懸命ステージを見つめる娘二人。




不意に、グッと。
僕も随分と一生懸命この番組を見ていたんだなぁ。
自分が父親という時間を過ごす中で、この番組には相当に助けられたもんなぁ。
この番組で覚えた歌、この番組で覚えた遊び、この番組で覚えた踊り。
子供に見せているつもりが、僕もガッチリ、食い入るように見ていたんだ。




涙が流れることはありませんでしたが。
それでも、充分に胸に迫るものがありました。
純粋な感動というのはこういうことか。




一方、娘達の観覧スタイルといえば、真剣そのもの。
キャーとも、むしろウンともスンとも言わず、正に真剣真摯に視線を注いでいます。
ピクリともしないくらい、集中して最初は見ていました。




徐々に場の雰囲気や曲などに慣れてくると、どちらかといえば次女の方が積極的に
『おにいさんがいるね』
『みーにゃはどこへいったのかなぁ』
などと、色々な感想を言うようになりました。
長女は、本当に集中して無駄口をきかずに見ていたので、すごく静かだったのです。




ステージそのものは1時間弱。
老若男女を飽きさせない構成で、あっという間に最後の歌。
そして、
『今日は本当にありがとう!札幌のみんな!ばーいばーい!』
という言葉と共に、ゆっくりと緞帳が下り、終幕と相成りました。




いやー。
よかった。
すごくよかった。
感動した。
楽しかった。
嬉しかった。
ちょっと涙出そうになった。
一緒に歌って、一緒に身体を動かしました。




今後、こういう機会があるのかどうか、そして万が一あったとしても、
その時にまた行けるかどうかと考えると、さらに確率は下がるわけですが、
それでも、そういうチャンスがまた巡ってくることがあれば、
娘達の年齢にもよりますが、再度家族で行きたいなぁと思いました。
素晴らしい体験でした。




娘達。
このステージのことは覚えていないかもしれない。
長女でギリギリか。
次女はきっと記憶には残らないだろうと思います。
それでも、そういう時間を共有して、経験したことが記憶や意識の何処かに
ちょっとだけでも残ってくれたら嬉しいなと思いますよ。
これからも元気に真っ直ぐ育っていって下さい。




また行きたいなぁ。

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