ヒースつれづれ

東京国立バー・ヒースのマスター大川貴正のブログです。

チョッといい話の続きを

2011-08-24 02:57:11 | 日記・エッセイ・コラム

 東北地方大震災被災地での話

自衛隊のある隊員が炊き出しを作るとき

土地の人の好みを調べる為

付近の給食センターの人達に

塩加減や漬物の好み等の

アドバイスを受けに

たびたび通ったそうで

 特に東北地方といえば漬物、

その好みには気を使ったということです

 後日、TVのインタビューが被災地に入った時に

その姿行動を見ていた小学生の男の子が

「僕も大きくなったら、

自衛隊に入って人を助けたい」

と、インタビュアーに話していました

 子供は親に限らず周囲の大人たちを見て

育つものだなあと、

再認識させられる場面であり、

思いであります


チョッといい話

2011-08-04 05:26:16 | 日記・エッセイ・コラム

 今年3月の未曾有の災害で

被害を受けた被災地の

一日も早い復興をお祈りいたします

 随分と多方面の方々が

そして世界中の国々から

応援や支援が向けられています

世界数十カ国もの国々から

これだけの応援や支援が届いていることに

私は個人的にも、とても感動していまして

 中には、自国の食糧事情もままならぬ

アフリカのある国などからも

たくさんの豆類が届いたそうで

 こういう話には、

例え直接の被災者でなくとも

日本人として感謝の気持ちを

忘れないようにしたいものです

 さて、我が国の誇る

自衛隊の話でありますが

隊の規則で

隊員の荷物の内容は

自分で使用・消費するものに

限定されるのだそうで

 ところが被災地に向かう

隊員のバッグやリュックの隙間に

ミルクやジュースや‥色々‥‥

個人的にそれぞれが

救援物資を運んでいたらしく

しかし、荷物チェックの際、上官は

「このミルクなどは自分で飲むんだね?

そうだね? 間違いないね?」

と、とぼけてしまったそうで

まるで歌舞伎の勧進帳の一場面を彷彿とさせる

ようなチョッといい話なのであります

 どこそこから被災地に届いた5000食の弁当を

その旨自分たちに報告がなかったと

廃棄処分にしてしまったどこかの国の(某農林水産省の)

お役人にお伝えしたい話

なのであります