ヒースつれづれ

東京国立バー・ヒースのマスター大川貴正のブログです。

リスペクテッド・レディース  田代久美

2016-07-01 16:50:35 | 日記・エッセイ・コラム
 前々から、私が敬愛する女性たちをテーマに
エッセイを書きたいと思っていたのですが
今回の第一回目に
反面教師というか、女版「アンタが大将」的な女性を
もってして初めて筆をとることになりました(笑)
 やはり人間は好意を持っている人についてよりも
敵意を感じる人のことがクローズアップされるのでしょうか!?
悲しいですが、くさくさしているし(笑)
自分自身が嫌な人間だと思われるリスクもおして(笑)
書いてみたいと思います。

 先日、あるメジャーなミュージカルを観に行ったときに
初日だから特別カーテンコールがあって・・・
主役級のキャストだけが初日あいさつをするのですが
そのミュージカルのタイトルロールである女優が
「また主役で帰って来れて嬉しいです!!」
とのたまいました!
その何人か横にはかつてそのタイトルロールを演じて
今回は脇役として参加している某歌劇団の先輩がいるのにです!
 私は小さい頃から女の人は優しく賢いと思って育って
きたので、外見だけは美しい女性の口から
マスゾエ張りの無神経な言葉が出るのを聞いて
人生観が揺らぎました(泣)
(因みにこのバカの同級生や同年代の人たちはすべて
落ち目になりました)
 かつて哲子の部屋にそのバカ女が出演したときに
ミュージカルの発声法を黒柳さんに先生のように
指導していましたが(大笑)
 帝劇でトイレ待ちをしている時に
賢明なミュージカルのファンの人達が
「昔より良くなったけど、ミュージカル女優のレベルにはほど遠い」
とおっしゃっていましたが
 私もフムフムと納得しておりました。
 そのバカが主役を続けられるという日本の
ミュージカル事情が情けないし
これからも良くはならないのだろうなア、と思うと
生きてゆく張合いも無くなりました(泣)
 多分この女は九尾の狐の生まれ代わりか何かなのでしょネエ・・・
実際超キツネ顔ですシイ!!
 しかしこの女とWキャストでタイトルロールを張る女は
顔も実力ももっとひどいです。
大好きなミュージカルなのに、こんなクソ女達を観なければ
いけないのは悲劇です。

 相手役や脇役の人たちの素晴らしい歌唱を聴きながら
主役のことを忙殺するのは
メインディッシュに腐った食べ物が出てきたコース料理
と同じくらいガッカリです。