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気ままな雑記帳です。話題はあれこれ&あっちこっち、空を飛びます。別ブログ「時代屋小歌(音楽編)(旅編)」も、よろしく。

ラクダの商人  by 所ジョージ

2020年08月29日 | 音楽全般

ラクダの商人  by 所ジョージ

 

所ジョージさんというと、今ではタレントとしてのイメージを持つ人が大半であろう。

でも、所さんは実はシンガーソングライターでもある。

 

私は実はシンガーソングライターとしての所さんも好きだ。

だいぶ前のことになるが、アルフィーの坂崎さんのプロデュース(?)で所さんの久々のライブが実現したことがあり、それはアルバムにもなった。

当時私がそれを買って、聴き進めているうちに出会ったのが「ラクダの商人」という曲。

 

所さんの曲は、お笑い系のタレントの流れをくんだようなコミカルな曲が多く、私はそんな点も好きだったのだが、「ラクダの商人」にはけっこうハッとさせられた。

この曲にもコミカルな歌詞の部分はあるのだが、それでも曲としてかなり魅力的に思えた。

ひとくせある感じがいい。

 

前述の通り今ではタレント業のイメージが強い所さんだが、もし彼に名刺代わりになるヒット曲があったら、どうなっていただろう。

残念ながらシンガーソングライターとしての所さんには、誰もが知る名刺代わりのヒット曲というものが・・私には思い浮かばない。

もし、所さんにシンガーソングライターとしてヒット曲があったら、今の所さんとは別の存在になっていたのかもしれないし、そうなると今のあちこちのテレビでホスト役を務めるような活動はなかったか、あるいはもっと少なかったかもしれない。

となると、それはそれで寂しいことではある。

 

 

でも・・シンガーソングライターとしての所さんにも、もっと活動してもらいたい気持ちも私には・・ある。

 

「ラクダの商人」、けっこういけてると思うのだが、どうだろうか。

歌詞といい、メロディーといい、曲そのものも私は好きだが、アレンジもなかなか凝っている。

途中、アース・ウィンド&ファイヤーのヒット曲「レッツ・グルーヴ」を彷彿とさせるアレンジもあったりして、聴いてて楽しい。

NHKの「みんなのうた」などに使われても良さそうな気がしている私。

 

坂崎さんが所さんのライブをプロデュースした趣旨は「所の歌を復活させたい」という意図だったと思うが、その気持ちわかるなあ。

 

かといって、ちゃんとした音楽番組に「出演者」として呼ばれたら、所さんはテレそうな気もする。でも、ミュージシャンやシンガーソングライターとして出てもらいたい気はする。

タレントとしての所さんしか知らない「他の出演者」が共演したら、この曲を聴いたらけっこう見直すんじゃないかと思うのだが。

 

所さんが出てきたばかりの頃、見た目はけっこうツッパリ系の容姿だったと思う。

普通そういう容姿だと、エレキを持ってロックンロール系あたりに走りそうな気がするのだが、実際にギターを弾いて歌う時は、アコギの弾き語り系で、どこかコミカルなフォークソングだったもんだから、妙にギャップを私は感じ、そんな点にインパクトも感じた。

だがその後、所さんは、その持前のトークやキャラでお笑い系のタレントとして引く手あまたになり、いつしかシンガーソングライターとしての側面は薄まっていってしまった。

 

でも、初期の所さんの、見た目はツッパリ系だが、歌うのはコミカルなフォークソング系・・・

というキャラは、今でも捨てがたいと私は思っている。

 

https://www.youtube.com/watch?v=0a0vuSs1x9I

 

 


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2 コメント

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Unknown (鮎川愛)
2020-09-01 21:40:13
楽曲の雰囲気や歌詞の内容が井上陽水さんらしさを感じました。

井上陽水さんには、カバー曲「コーヒー・ルンバ」がありますね。

そのシングルB面にふさわしいんじゃないか…と。

所ジョージさんの歌声が、もっとクリアならば、アラビアを意識したと思われるムードやサウンドも、もっとリアリティがあると想われます。
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Unknown (だんぞう)
2020-09-01 22:43:43
陽水さんですか?

やはり音楽には、人それぞれの感じ方があるんですね。

とりあえず、陽水さんが所さんの歌をカバーするのはなさそうな気がしますが、サプライズ目当てでカバーしたら面白そうですね。

所さんの曲は、どこまでマジなのかわからないような魅力や楽しさがありませね。
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