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気ままな雑記帳です。話題はあれこれ&あっちこっち、空を飛びます。別ブログ「時代屋小歌(音楽編)(旅編)」も、よろしく。

空飛ぶ鯨の歌 by みなみらんぼう

2008年11月15日 | 音楽全般

自分のHP「時代屋小歌」の「お気に入りのアルバム」でも紹介しているが、私は、みなみらんぼうさんのアルバム「武蔵野詩人」が大好きだ。

これを入手したのは高校生の頃で、リアルタイム体験だったはずだ。
CDでは最近、らんぼうさんのベストコレクションアルバムを入手。

このアルバム「武蔵野詩人」は、一時毎日聴きまくっていたものだ。
なにせ、収録曲全てが好きだった。
オープニングの「ウィスキーの小瓶」から始まって、ラストまで捨て曲がないように感じた。

らんぼうさんを知ったのは、確か・・・当時のテレビ番組で、だったと思う。
日曜の昼間の番組だったかもしれない。
となると・・・もしかしたら「テレビジョッキー」あたりだったかもしれない。

らんぼうさんが出て来て、弾き語りで1曲歌った。
スタジオ内にいたお客さん(出演者?)に囲まれて。
その時の曲が「ウィスキーの小瓶」だったような気がする。

それを聴いて気に入ってしまった私は、「ウィスキーの小瓶」が収録されたLPを早速買ってしまったわけだ。

で、聴き始めてみたら、どの曲もいい。
中には演歌っぽい曲もあったし、スケールの大きさを感じる曲もあったし、バラエティに富んでいた。だから飽きなかった。
オシャレさや洗練さからは対局になるような感じの、素朴で親しみやすい内容で、収録曲は粒ぞろいだった。派手さはなかったけど、そこもまた良さに思えた。

異色だったのは、おとぎ話っぽい曲があったこと。
ちょっと、SFソングっぽい雰囲気もあった曲。
それが「空飛ぶ鯨の歌」だった。
後で思うと、NHK「みんなのうた」で取り上げられてもおかしくなかったような曲。

まあ、らんぼうさんはその数年後「山口さんちのツトム君」という曲で「みんなのうた」に採用されたから、元々彼の楽曲は「みんなのうた」にも似合う要素を持っていた・・ということなんだろう。

で、この「空飛ぶ鯨の歌」。大好きだった。
実は数年前の某・店での弾き語り大会(?)に出た時には、自作曲の合間にこの曲をレパートリーに入れて歌ってしまったくらいだ。
それくらい「今でも好き」ということだ。

この曲は、発売時に某・グループによってカバーされ、それなりにヒットしたように思う。
確か・・この曲をカバーしたのは、「ちゃんちゃこ」という名のフォークグループだったと思う。

不勉強ながら、私は「ちゃんちゃこ」というユニットに関しては、詳しくない。
その後どうなったのかも・・知らない。
ただ、らんぼうさんの「空飛ぶ鯨」を歌っていた・・ということだけを知っているだけだ。


今も時々、らんぼうさんの姿をテレビで見かけることがある。
だが、それはシンガーとしてのらんぼうさんではなく、レポーターとしてのらんぼうさんだ。
らんぼうさんは決してフォークシンガーとしてだけの存在ではなく、それ以外にも多彩な活躍をなさっているのだ。
数多くの山歩き体験から得た知識をいかした執筆活動、講演、そして時にはレポーターなどなど。

レポーターとしてのらんぼうさんを見てる人の中には、らんぼうさんがシンガーソングライターであることを知らない人もいるかもしれないね。
「ウィスキーの小瓶」「空飛ぶ鯨」「山口さんちのツトム君」という名曲やヒット曲を残している・・ということも。


まあ、ともあれ、フォークシンガーとしての姿は、多彩ならんぼうさんの一面にしかすぎないのだろう。


でも、テレビでレポーターを勤めるらんぼうさんの姿を見かけると、もうちょっと音楽のほうもやってほしいな・・・などと思ったりして、心持ち寂しい思いを持ったりするのは私だけ(笑)?

で・・願わくば、また「武蔵野詩人」みたいなアルバムを作ってほしい・・とも思っている私でありました。


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