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気ままな雑記帳です。話題はあれこれ&あっちこっち、空を飛びます。別ブログ「時代屋小歌(音楽編)(旅編)」も、よろしく。

「つげ義春の旅を行く」シリーズ新作旅行記「木賊温泉」、公開!

2009年07月02日 | 

私の本拠地、HP「時代屋小歌」を更新しました。
今回の更新ポイントは、「旅横丁」という旅行記コーナーです。
そう、旅行記に新作を加えたのです。

前回の旅行記更新は去年の12月でした。
その時の旅行記は「どてっ腹をうちぬかれた竜飛崎」でした。
竜飛崎・・・青森・津軽半島の先端でした。
それ以来の旅行記なので、7か月ぶりの旅行記更新ってことになります。


今回の旅行記の旅先は福島の木賊温泉です。
ここに行ったのは数年前で、この旅行記はその旅の直後に書きためておいたものです。やっと日の目を見ました。

「つげ義春の旅を行く」シリーズというのが私の旅行記の中にはありますが、今回の木賊温泉は、そのシリーズの中の1作になります。
今回はそのシリーズ第5作目です。

元々、この温泉地を知るきっかけになったのも、実際に行くことになったのも(行くまでには随分時間がかかりましたが・・)、すべては漫画家つげ義春先生の一枚の旅イラストでした。

先生がよく旅をされてた昭和40年代。
先生は旅体験がきっかけになったコミックやイラストを残してますが、その絵の中には昭和40年代の鄙びた温泉地の風景が残されています。


普通の人なら見過ごしてしまいそうな「田舎の風景」を先生は好んで描いていました。
当時としてはなにげない風景であったことでしょう。でも、今となってはそれは貴重な記録といえるでしょう。

観光名所みたいな風景なら写真で残されてる風景は多数ありますが、地方の「なにげない鄙びた風景」の写真は、多くの人の目に入る場所では中々残されていないものですから。

でも、なにげない日常の風景こそ、その時代を表している・・と思えます。


先生の描いた風景はどこなのか、そしてそこは今はどうなってしまっているのか・・・それが私の「つげ義春の旅を行く」シリーズの出発点でした。


今回の木賊温泉も、先生の描いた風景は現地では失われていました。
でも、よく見ると、わずかに残されているものもあります。
例えば山の遠景とか。

たとえ先生が見た&描いた風景がなくなってしまっても、絵に描かれたその場所に立つことにより、何かを感じることはできました。

今回公開した私の旅行記。
お時間のある時にでも、読んでいただければ嬉しいです。


題して「つげ義春の旅を行く 5 木賊温泉」。


しばらくは私のHPの表紙から行けるようにしておきますが、直接リンクはこちらです。
 ↓

http://homepage2.nifty.com/oborokage/tokusa-onsen.html


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