時間の外  ~since 2006~

気ままな雑記帳です。話題はあれこれ&あっちこっち、空を飛びます。別ブログ「時代屋小歌(音楽編)(旅編)」も、よろしく。

古いアニメのコスプレ

2024年03月06日 | 漫画・アニメ、そして特撮

今やアニメやコミックのコスプレはすっかり普及しており、日本のアニメやコミックが海外でも人気を集めてることで、コスプレ文化は海外にも普及している。

私が子供の頃にはまだコスプレという文化はなかった。

仮にあったとしても、それは個人的に楽しむレベルだったと思う。

個人的というのは、キャラのコスチュームを自作して、自ら着て、それを写真に撮って個人的に楽しむレベルのものだったと思うと。

たまに、キャラのコスチュームに似せた服装を親が子供に着せて、ごく一部の人にだけ披露する程度だったのではないか。

だか今やコスプレイベントなどもあり、そこには思い思いのキャラに扮装した人たちが集まり、それを人に見てもらうことで、自身も他の人も楽しめるようになっている。中には外国人もいたりするし、イベントはけっこう賑わっているようだ。

私はコスプレはしたことは基本的にないし、そういうイベントに行ったこともない。

そんな私でも、子供時代には、お気に入りのキャラのコスチュームに憧れたことはあった。

なので、実際は子供時代にはコスプレしたいと思ったことはあった・・というのが正直なところだ。

子供時代、私が憧れたキャラのコスチュームは、レインボー戦隊ロビン、サイボーグ009、パーマン、遊星仮面あたり。

009やパーマンは今の人でも知ってる人はいるだろうが、レインボー戦隊ロビンや遊星仮面などは今の若いアニメファンは知らない人は多いだろう。

009やロビンや遊星仮面は基本的に全身コスチュームだったので、子供が密かに手作りするのは難しいと思ったが、パーマンならなんとかなりそうな気がした。

パーマンのコスチュームは、基本的に普段着の上にヘルメットとマントとバッジを装着してるだけ。

マントは風呂敷や短いカーテンを背中に付ければなんとかなりそうな気もしたし、バッジはダンボールにパーマンバッジの絵を描いて、それをくり抜けばなんとかなりそうな気がした。問題はヘルメットだった。

我が家にはヘルメットはなかったし、仮にあったとしてもヘルメットに色をぬったり絵を描いたら親に絶対に怒られることは子供心に理解していた。

なので、自分がかぶれるくらいの小さめなダンボールを青く塗り、目の部分をくり抜いて、耳の部分を付け足せば、いけそうな気がした。

かぶれるくらいのダンボールは、そのうち手に入りそうな気もして、制作プランだけは頭に描いていた、で,かぶれそうな小さなダンボールが手に入った時に、試しにかぶってみたのだが、ご存知のようにダンボール箱は四角い。

仮に目の部分をくり抜いてかぶってみても、どうにもカッコ悪い(笑)。

パーマンマスクは、曲線の形をしてるし、四角いダンボールをかぶっても、ダサいロボット頭のようにしかならない。

なので早々にあきらめた。

次に目をつけたのは、遊星仮面。仮に全身スーツは無理でも、マスクだけは作ってみたいと思った。

考えてみれば009もロビンも仮面はつけていない。パーマンや遊星仮面は仮面をかぶっている。私がパーマンや遊星仮面を選んだのは、仮面に憧れていたからだったかもしれない。

遊星仮面の仮面は、駄菓子屋などで安いチープなサングラスみたいなものを買って、ヘアスタイルはハタキの毛のような部分をチープサングラスに付ければなんとかなるかなとも思ったが、そうするためにはハタキの毛の部分を棒から切り離さなければいけない。しかも1本のハタキの毛では足りそうもない。

ハタキを何本も親にねだるのは難しいし、しかもそのハタキの棒の部分を取ってしまったら、間違いなく親に怒られる。しかたなく、毛の部分はタオルでごまかすことも考えたが、それだと遊星仮面のヘアスタイルのようにフサフサはしない。

どう考えても、カッコ悪い。

で、諦めた。

 

今考えると、家にある道具で子供が自作できそうなコスチュームは、せいぜいパーマンくらいだったと思う。でもそのパーマンすら、小さいダンボールをかぶってもカッコ悪いだけ。

そこで、子供時代のコスプレ願望は消滅した。

 

もしも、子供時代にアニメやコミックのコスチュームセットみたいなのが売られていたとして、お金もあったとしたら、Ⅰセットだけ買って貰えるとしたら、私はどのキャラのコスチュームセットを選んだだろう。

そうなると、全身スーツのロビンか009のどちらかを選んだかもしれない。

やはり全身スーツというのは、感じが出るものね。

ロビンセットだと、ヘルメットもセットの中にあるはずなので、ロビンのコスチュームを選んだかもしれない。色は全身真っ白で、清潔感や明るさや派手さもあったし。なにより、華があった。それが大きかった。

 

仮に当時、コスチュームセット、コスプレセットが売られていたとして、私が買いそうになかったのは、まずは鉄腕アトム。アトムのコスチュームだと、角がついたようなカツラと、あとは海パンだけってことになる。もしかしたら、赤い長靴も加わったかもしれないが。

でも基本は角つきのカツラと海パンであろう。

アトムが穿いてたバンツが実際に海パンだったかどうかは定かではないが、少年だんぞうには単に海パンにしか見えてなかった(笑)。セットとしては構成要素が少い分、値段は安かったかもしれないが、やはり全身スーツのロビンや009にはハデさで少し弱かったかな。

スーパージェッターやバピイやエイトマンも全身スーツ系になるが、華やかさという意味では、やはりロビンが1番華やかに見えていた。

コスチュームの華やかという意味では、ロビンはむしろ009に勝っていたかもしれない。

私はロビンには、どこか宝塚っぽい雰囲気も感じでいたから。

 

ちなみに、鉄腕アトムといえば、同時期に人気があったのは鉄人28号。だが、鉄人28号のコスプレなんてどう考えても無理(笑)。

髪の毛はモヒカンだし、眉は一本眉で、しかもひさしのように出っ張ってたし。口は塞がれていたし。鉄人28号の場合は、コスプレというより、着ぐるみの中に入るしかなかったろう。

 

ともかく当時コスプレショップみたいな店があったら、私が欲しかったのは、やはり1にロビン、2に009、3に遊星仮面あたりだったと思う。

令和のコスプレのイベントでは、今時ロビンのコスプレをする人なんていないんだろうなあ。

 

とはいえ、私のようなオッサンがアニメのコスプレをすることは、まずありえないけどね(笑)。

すっかりショボいオジサンになったロビンや009なんて、誰も見たくないはずだから。夢をぶち壊すことになるのは、間違いなし!

 

 

 

 

 

 

 


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