
「某・居酒屋のマスターのお宝ソノシート」シリーズ、その1。
当初このシリーズは、ソノシート紹介なのであえて「懐かしい系」のカテゴリーで投稿した。今ではもうソノシートなんて作られていないみたいだからね。
ソノシートそのものは「懐かしい系」のカテゴリが似合うとは思うが、そこに収められている作品はまぎれもなく「マンガ、アニメ、特撮」作品。なので、やはり、「漫画、アニメ、そして特撮」のカテゴリーで投稿することにした。
ソノシート。それは一応「レコード」盤の仲間である。ただし、普通のレコード盤に比べたら材質がペラペラで、薄い。すぐに、ひん曲がる。レコード盤としては極めてチープである。音質もイマイチ。でも、だからこそ、普通のレコード盤より安かった。
その呼び方は本来「朝日ソノラマ」という会社から出てるから付けられたネーミングで、他社で出してるものには違う呼び方が与えられていた。
だが、今となっては、ソノシート・・という名前で識別するのが一般的になっている。
私は、ソノシートというものには、格別な思い入れがある。
子供の頃は、なけなしの小遣いを貯めたり、親におねだりとかして、若干集めてた。
だが、子供の財力ではいかんともしがたく、入手できなかったものは多くある。というか、入手できなかったものの方が圧倒的に多い。
ソノシートの相場は、当時大体270円くらいだった。この270円という金額が微妙な数字でね~。
まったく手が届かない大金ではないが、お小遣いですんなり買える金額でもなかった。
プラモデルを買うのと同じくらいの要領で、根気よくお金を貯めてやっと買える・・・そんな金額だった。
だから、やっとのことで1枚買えた時は、もう嬉しくて嬉しくて。
270円近くお金が貯まったら、どのソノシートを買うか・・は、本当に悩んだ。
選びに選びまくった。迷わなかったのは009くらいだ。
ソノシートは、おもちゃ屋や本屋で売られていた。壁から吊り下げられたビニール製の入れ物(?)の中に入れられ、展示してあるのが一般的だった。
だが、そういう「売られているソノシート」ではなく、時には月刊誌などの付録でソノシートがつくこともあった。
そういうのは、270円のソノシートよりは小振りのサイズで、質は普通のソノシートよりも更にペラペラだったのだが、付録でソノシートがつくと、なになら「お得」感があった。
付録でついてきたミニサイズでペラペラのソノシートであろうと、ソノシートはソノシート。
私にとっては、貴重なソノシートコレクションの一員として、ソノシートをまとめて入れてある箱に入れて保管したもんだ。
で、何度も何度も繰り返し繰り返し、聴いたもんだった。
でも・・貴重なソノシートコレクションは、ある日気づいてみたら、親に捨てられていた。ガラクタと判断されたようだった。
愕然として、落ち込みまくった・・。しばらく立ち直れないくらいに・・。
それ以来、ソノシートは私にとって、格別な思い入れのあるグッズとなった。
今でも、ソノシートを見ると、あの時のワクワク感や、捨てられて無くなってしまった切なさが蘇ってくる気がする。
それが、人の所有物であれ。
ある飲み屋のマスターが、ソノシートを今も何枚も所有しており、店に行った時に、マスターのソノシートコレクションを私に見せてくれた。感動だった。
私は、どのジャケットも、携帯で写真に収めた。これからこのブログで、気が向いた時に、それを紹介していきたいと思う。
今回は、その1回目・・というわけだ。
今回紹介するのは、これ。
タイトルに「びっくり大マンガ」とあるソノシートジャケット。
描かれてるキャラは、左上が「レインボー戦隊ロビン」。右上が「丸出だめ夫」。
左下が「忍者ハットリ君」。右下が「バットマン」。
オムニバスになっているようだ。
それぞれの主題歌が収録されていたのかもしれない。
実は・・このジャケット、私は幼い頃に見覚えがある。
もしかしたら、持っていたかもしれない。内容は忘れてしまったが・・。
これは何だったのだろう。もしかしたら、少年月刊誌か何かの付録だったのだろうか。
それとも、ソノシート単体で売られていたのだろうか。
「ロビン」「だめ夫」「ハットリ君」「バットマン」・・・しかし、凄い組み合わせだなあ。豪華なラインナップ。
盛りだくさん感がある。
今では権利関係がうるさくて、こういう企画は実現しないかもしれない。
これが出た当時は、穏やかな時代だった・・ということか。
これに収められたハットリ君の歌は、最初の実写版の主題歌だったに違いない。ジャケットには漫画で描かれているけど。
♪ズンズン ズンパラリン チャンチャン チャンバラリン
こういう主題歌だった。松坂慶子が出演していたのは有名な話。
ケムマキ君の役を杉良太郎が演じてたなんて噂があるが、実際には眉唾ものの情報だ。
ロビンは、キャラクター設定したのが複数の漫画家だった。石ノ森章太郎、藤子不二雄、・・あと、誰かいたかなあ。当時の少年にとってみれば、夢のコラボ。
複数の漫画家が関わっているので、権利関係などでリメイクなどができないのかもしれない。そういう意味じゃ、本来贅沢な作品だったはずが、かえって不幸な作品になってしまっている感がある。私にとっては009と並んで大好きな作品で、今も忘れられない作品。
♪エネルギー噴射~~ スピードあげろ~
という主題歌が入っていたのだろうか。
丸出だめ夫は、森田拳次のギャグ漫画が原作だ。テレビ版は、実写だった。ボロットというロボットが印象に残っている。確か、腰あたりのレバーを動かすと、方向転換できたんじゃなかったかなあ。
♪僕はだめんぼ だめ夫くん~~
↑こんな主題歌があったはず。
「努力しても努力しても、やっぱりりダメな だめ夫君」というキャッチフレーズがあったような。
「バットマン」・・今にして思えば、よくこういうソノシートに登場できたもんだ。今なら、権利関係で、相当難しいんじゃないだろうか。バットマンが敵を殴ると、英語でBAAAAAANN・・といった感じの「文字テロップ」が出てたのが忘れられない。
♪デケデケデケデケ デケデケデケデケ バットマン!
テーマソングのリフが、ノリがあってかっこよかった。モダンでもあった。ロックっぽさもあった。
当初このシリーズは、ソノシート紹介なのであえて「懐かしい系」のカテゴリーで投稿した。今ではもうソノシートなんて作られていないみたいだからね。
ソノシートそのものは「懐かしい系」のカテゴリが似合うとは思うが、そこに収められている作品はまぎれもなく「マンガ、アニメ、特撮」作品。なので、やはり、「漫画、アニメ、そして特撮」のカテゴリーで投稿することにした。
ソノシート。それは一応「レコード」盤の仲間である。ただし、普通のレコード盤に比べたら材質がペラペラで、薄い。すぐに、ひん曲がる。レコード盤としては極めてチープである。音質もイマイチ。でも、だからこそ、普通のレコード盤より安かった。
その呼び方は本来「朝日ソノラマ」という会社から出てるから付けられたネーミングで、他社で出してるものには違う呼び方が与えられていた。
だが、今となっては、ソノシート・・という名前で識別するのが一般的になっている。
私は、ソノシートというものには、格別な思い入れがある。
子供の頃は、なけなしの小遣いを貯めたり、親におねだりとかして、若干集めてた。
だが、子供の財力ではいかんともしがたく、入手できなかったものは多くある。というか、入手できなかったものの方が圧倒的に多い。
ソノシートの相場は、当時大体270円くらいだった。この270円という金額が微妙な数字でね~。
まったく手が届かない大金ではないが、お小遣いですんなり買える金額でもなかった。
プラモデルを買うのと同じくらいの要領で、根気よくお金を貯めてやっと買える・・・そんな金額だった。
だから、やっとのことで1枚買えた時は、もう嬉しくて嬉しくて。
270円近くお金が貯まったら、どのソノシートを買うか・・は、本当に悩んだ。
選びに選びまくった。迷わなかったのは009くらいだ。
ソノシートは、おもちゃ屋や本屋で売られていた。壁から吊り下げられたビニール製の入れ物(?)の中に入れられ、展示してあるのが一般的だった。
だが、そういう「売られているソノシート」ではなく、時には月刊誌などの付録でソノシートがつくこともあった。
そういうのは、270円のソノシートよりは小振りのサイズで、質は普通のソノシートよりも更にペラペラだったのだが、付録でソノシートがつくと、なになら「お得」感があった。
付録でついてきたミニサイズでペラペラのソノシートであろうと、ソノシートはソノシート。
私にとっては、貴重なソノシートコレクションの一員として、ソノシートをまとめて入れてある箱に入れて保管したもんだ。
で、何度も何度も繰り返し繰り返し、聴いたもんだった。
でも・・貴重なソノシートコレクションは、ある日気づいてみたら、親に捨てられていた。ガラクタと判断されたようだった。
愕然として、落ち込みまくった・・。しばらく立ち直れないくらいに・・。
それ以来、ソノシートは私にとって、格別な思い入れのあるグッズとなった。
今でも、ソノシートを見ると、あの時のワクワク感や、捨てられて無くなってしまった切なさが蘇ってくる気がする。
それが、人の所有物であれ。
ある飲み屋のマスターが、ソノシートを今も何枚も所有しており、店に行った時に、マスターのソノシートコレクションを私に見せてくれた。感動だった。
私は、どのジャケットも、携帯で写真に収めた。これからこのブログで、気が向いた時に、それを紹介していきたいと思う。
今回は、その1回目・・というわけだ。
今回紹介するのは、これ。
タイトルに「びっくり大マンガ」とあるソノシートジャケット。
描かれてるキャラは、左上が「レインボー戦隊ロビン」。右上が「丸出だめ夫」。
左下が「忍者ハットリ君」。右下が「バットマン」。
オムニバスになっているようだ。
それぞれの主題歌が収録されていたのかもしれない。
実は・・このジャケット、私は幼い頃に見覚えがある。
もしかしたら、持っていたかもしれない。内容は忘れてしまったが・・。
これは何だったのだろう。もしかしたら、少年月刊誌か何かの付録だったのだろうか。
それとも、ソノシート単体で売られていたのだろうか。
「ロビン」「だめ夫」「ハットリ君」「バットマン」・・・しかし、凄い組み合わせだなあ。豪華なラインナップ。
盛りだくさん感がある。
今では権利関係がうるさくて、こういう企画は実現しないかもしれない。
これが出た当時は、穏やかな時代だった・・ということか。
これに収められたハットリ君の歌は、最初の実写版の主題歌だったに違いない。ジャケットには漫画で描かれているけど。
♪ズンズン ズンパラリン チャンチャン チャンバラリン
こういう主題歌だった。松坂慶子が出演していたのは有名な話。
ケムマキ君の役を杉良太郎が演じてたなんて噂があるが、実際には眉唾ものの情報だ。
ロビンは、キャラクター設定したのが複数の漫画家だった。石ノ森章太郎、藤子不二雄、・・あと、誰かいたかなあ。当時の少年にとってみれば、夢のコラボ。
複数の漫画家が関わっているので、権利関係などでリメイクなどができないのかもしれない。そういう意味じゃ、本来贅沢な作品だったはずが、かえって不幸な作品になってしまっている感がある。私にとっては009と並んで大好きな作品で、今も忘れられない作品。
♪エネルギー噴射~~ スピードあげろ~
という主題歌が入っていたのだろうか。
丸出だめ夫は、森田拳次のギャグ漫画が原作だ。テレビ版は、実写だった。ボロットというロボットが印象に残っている。確か、腰あたりのレバーを動かすと、方向転換できたんじゃなかったかなあ。
♪僕はだめんぼ だめ夫くん~~
↑こんな主題歌があったはず。
「努力しても努力しても、やっぱりりダメな だめ夫君」というキャッチフレーズがあったような。
「バットマン」・・今にして思えば、よくこういうソノシートに登場できたもんだ。今なら、権利関係で、相当難しいんじゃないだろうか。バットマンが敵を殴ると、英語でBAAAAAANN・・といった感じの「文字テロップ」が出てたのが忘れられない。
♪デケデケデケデケ デケデケデケデケ バットマン!
テーマソングのリフが、ノリがあってかっこよかった。モダンでもあった。ロックっぽさもあった。