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他の様々な店がそうであるように、居酒屋もまた生き残っていくのは大変なことなのだろう。
いつも私が買い物に行くスーパーへの道の途中に、ちょっと寂れた居酒屋があった。
その店の前を通るたび、地元だしいつか入ってみようかな・・とは思っていたのだが、私がその店の前を通る時になんとはなしに店の中を覗いてみると、いつもガラーンとしていた。お客さんが入っている光景をあまり見たことがなかった。
まあ、その店は、場所そのものがさびれたような場所だったし、店内の印象も少し殺風景な感じだったので、お客さんがあまり行かなかったのかもしれない。
「今日も客が入っていないなあ、お店・・これでやっていけてるのだろうか」などと思ったりしてた私だった。
それが先日、いつものように私がその店の前を通った時、店の解体が始まっている光景に出くわした。
・・つぶれてしまったのか・・結局、入らずじまいだったなあ・・などと思ったりした。
こんなんだったら、1回ぐらい話のタネに入っておけばよかったかな。
実はこの店以外にも、前から気になっていた店がある。
仮に店の名前を、Rと呼ぼう。
そのRは、つぶれていない。
つぶれてないどころか、夜割と遅めの時間に通ると、しっかりお客さんが入っていることが多い。
店は昭和レトロ風の店で、外観はかなり個性的。
店舗自体はかなり小さい。カウンター席が・・数人分あるだけの店のようだ。
なので、お客さんが3~4人も入っていれば、それなりに賑わっているように見える店だ。
場所は、さっき述べた「つぶれた店」よりも、もっと寂れた場所にある。
駅からは・・どの駅から来るにしろ、かなり歩くことになる。
まるで隠れ家のような店だ。
この店も、いつか入ってみたいと思ってはいるのだが、あいにくまだ入ったことはない。
かなり癖のありそうな印象の店なので、1人で初めて入ってゆくのには、少し勇気が必要な感じ。
この店に比べたら前述の「つぶれた店」は良くも悪くも個性がなくて、むしろ初めての人でも入っていきやすい感じだ。
だが、このRは、外観的にも個性的で、店の狙いも分かりやすく、しかも小さく、隠れ家的な雰囲気があるので、常連になってしまえば、誰にも教えたくない、「密かなお気に入りの店」になる雰囲気はある。
だからこそ、特定の常連さんたちによって、しっかり存続できているのだろう。
ということは・・きっとまだまだ頑張っていけそうな気がする。
ならば・・・このRこそ、いつか入っておきたい。
しかし・・・
さっきも書いたが、どうも初めてだと、1人では入っていきにくい雰囲気がある店であるのは確かではある。
そのせいで、中々入れないでいる。
常連さんにさえなってしまえば、こっちのものなのだろうが、最初の一歩が重い・・。
なお、写真は、この記事で書かれている飲み屋さんとは一切関係ありません。
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