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MY GUITAR LIFE

ギター製作は続くよ!どこまでも!

ウクレレリペア 指板外し

2022-10-30 16:52:33 | ウクレレ
指板とサドルを付け替えるので、外します



接着剤をスチームアイロンで温めて柔らかくしたあと、隙間にナイフを差し込んで少しずつ剥がしていきます。


何度もアイロンで温めてはナイフで剥がし、それを繰り返して外せました


サドルも同じようにして外せました


指板とサドルを外した後には接着剤がザラザラ付着していますので、サンドペーパーで削り落としてきれいにします



ウクレレ1号リペアします

2022-10-30 16:25:28 | ウクレレ
初めて作った全音のウクレレは、結構、鳴りが良いのでお気に入りですが、気になるところが出てきたので、リペアすることにします

最近、気になり始めたのは以下の点です。
フリクションペグがすぐに緩んで音程が安定しない
フィンガーボードの表面がガサガサ
ネックのシェイプが角張っていて、コードを押さえにくい
ナットとサドルが木製なので、さらに鳴りをよくする
オクターブピッチがズレている

ペグの緩みはねじをドライバーで締めれば直りますが、ねじの締め具合の加減が難しくて固く締めれば全く動かなくなるし、緩めればゆるゆるで止まらない。
とうことで、フリクションペグからギアペグに変更します

オリジナルのフィンガーボードの材質はパドックで赤茶色でしたが、エボニーみたいに見せようとして黒色にペイントしていました。
当時は色され塗ればよいと思って、表面仕上げをした覚えが全くありません。
ということで、フィンガーボードそのものを取り換えます

ネックのシェイプも気に入らなくなってきたので、ネックのリプレースも考えましたが、再度削り直せば修正できそうなので、少し削ることにします

ナットとサドルはパドックという木材ですが、やはり基本は牛骨でしょう。それ以外に理由はありません

オクターブピッチがズレていると思ってサドルの位置を測ったら、サドルがナット寄りに付いていることが分かりました。
これではピッチが合わないのも当たり前なので、付け替えます

ということで、進めていきます