新しいブツを手に入れましたので、しばらくぶりに更新します。天文ネタからからは、しばらく離れるのでご了承ください。ブツとはこれです。
これは、21世紀に蘇ったPDP-11です。PDP-11といっても何のことだかわからないという方がほとんどだと思いますが、簡単に説明すると、1970〜1990年ごろまで、一世を風靡したミニコンピューターです。この私も、大学院生の頃に実験でお世話になりました。当時の大ベストセラーで、当時の理系の学生だったら、どこかで、お目にかかったことがあるではないかと思います。私もプログラムをゴリゴリ書きました。遠い昔の思い出。
21世紀になって、忘れ去られていたブツですが、これを再生してキットで販売している方がいます。詳細は以下リンクを
一目見た途端に、「ワ〜、懐かしい〜、欲しい〜」となって予約してしまいました。キットなので、部品をはんだ付け、ねじ止めしたり、電源、ファンなどを別途、調達して、自分で組み立てることになりますが、日本語ページでも、組み立てについては情報がありますし、詳細なマニュアルが用意されていて、その通りに作れば、迷わず完成します。私の場合、基板だけなら、実働3時間x3日で火を入れるところまで行きました。その後、台座のオイルフィニッシュや、裏蓋の加工の方が時間をくいます。こちらは延べ約1週間ほどかかりました。何といっても、youtube に制作動画が上がっているので、私ごときが何も書くことはございません。しかし一言、あまり指摘されていませんが、はんだ付けには、フラックスを用意した方が良いです。特に、トグルスイッチを基板に直付けするときには、液体フラックスを塗るとしっかりはんだが馴染んで良いです。こんなにはんだ付けをしたのは、学部生の頃以来でした。
このPiDP-11、完成するまでは、情報には困らないのですが、完成した後、どのように、いじり倒すのかということについては、ほとんど情報がないので、オヨバスナガラ、この私が少々情報を発信してみたいと思います。(つづく)