関口宏を勘違い

サンモニで関口さんが
トンガの噴火に関連した
津波警報と注意報を謝罪したことが
波紋と批判を呼んでいる
らしい。
ま，その波紋や批判を分からない
とは言わない，だが
俺は
関口さんのとった行動の結果を
賢者の贈り物
だと思った。
関口さんは基本的に気を使った，
関口さんが見えている人達に対して最大限の配慮をした
のだと思う。
今時は，防災に関する意識が高まっていて
確かに関口さんは批判されてしまうのかもしれない。
だが
警報・注意報ではない部分の番組を
作った人達や楽しみたい人達だって当然いて
関口さんはその人達に
気を遣わずにはいられなかった，と。
それはそれで
一つの価値観の持ち方だと思う。
それに関口さんは
防災ネイティブ（仮称），ではない。
基本的に，日本が上り坂の好景気の絶頂にあって
誰もが贅沢を楽しんだ時代の申し子
である。
関口さんなりの価値の置き方が
全否定されてしまうのは
気の毒というより，俺は，怖い。
人間は，特に集団行動で，
「正義」を掲げて，どんな残酷なことも
出来ると思う。
その最たるものは，戦争であり
そして，政治家の方々，ゴメン，
政治そのものだと思う。
そして今の時代では
大衆はみんなで残酷になれる
ネットとかSNSとかいう手段を
手にした。
俺は，関口さんの精一杯の配慮という
賢者の贈り物
が，軽く空振りに終わり
それが非常に重要な試合の
最終回のツーダンフルベースの場面であったことが
人ごとに思えなくて
何ともしがたくて
思わず，投稿してしまった。

・・・，なんて。