バドミントンが拓くあなたの未来

部活と勉強の両立が生きる力を育みます
鈍感と根気が継続の秘訣です
後はケセラセラ、チャンスを待てば良い

仕事に役立つ力

2024-05-09 09:01:11 | Weblog

 必要な能力を見抜く力と題しドルチェ先生が、点数では生徒の伸びる力は測れない、上に立つ指導者は先生の良い点を見て伸ばせられる、単にダメだ上手いと言うのは先生の実践が足りないと言っています。

 10年でシャープに転社。商品企画課に配属されました。開発部門や営業部門の考えをまとめ、企画会議で新商品を提案します。多数の部門との打ち合わせ、1つの案にまとめます。それまでの富士通の経験が活きました。

 1年も経たず、商品企画課長になり、企画担当者だった10名ほどが私の部下になりました。資料作りも説明も上手でした。改めて指導する必要がなく、彼らの提案から学べました。

 他部門との人間関係がなく、企画担当者のそれぞれに任せました。企画担当者の能力の差が無いのに、うまく企画決定させられる人とできない人がいました。不思議でした。

 翌年、高卒と院卒の新入社員が配属されました。未経験でした。提案書は各自に箇条書きをさせ、レポートにまとめる作業を手伝い、助言しました。新人も1年で企画提案できました。取り扱い説明書を作成できました。

 人間関係のない職場で商品企画課長をしたため、分かり易い資料の作り方が分かりました。箇条書きが基本と思いました。5年後、柏の新研究所に異動し、採用のお手伝いをしました。

 女子大の情報教育を依頼され、非常勤講師になり、情報リタラシーを講義。経験と希望業務を短くまとめられる人が優秀と分かり、教科書を書きました。

 取締役が採用試験の最終合否判定をしました。私が紹介した応募者の面接に同席しました。面接が終わると、応募者の1000字程度の小論が入社後の仕事の質を表すと皆さんが言いました。私もそう思いました。

 シャープを定年し、数社の中小企業の顧問と高校非常勤講師になりました。高校では入試用の小論指導を担当しました。将来役立つのは文章能力と思い、他の先生に教えられる4項目の箇条書きの手順をまとめました。

 高校でも大学でも、講義後に毎回小テストをする、箇条書きを勧める、赤を入れえ返する、2か月もすればほぼ上手に箇条書きを書けました。その箇条書きを結起承とならべ、500字程度の文章にまとめる練習をすれば十分でした。

 大学では、更に期末に課題レポートを提出させました。欠席が多かった、寝ていた人のレポートはネットのコピーに似ていました。今なら生成AIを使う人と自分でレポートを書く人がいると思います。

 生成AI利用して自力作成したと私が思えば良い評価をする、いいえ、間違えないと思います。随時随所楽しまざる無し。南無大師金剛遍照。

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