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倫敦 とっかあた

ロンドン在住チェンバロ、ピアノ弾き のブログ。同居人は、不良猫と宇宙人かもしれないチェリストの旦那。

フィンチコックス楽器博物館に行く

2015年08月03日 | 日記
この博物館、
牧草地の真ん中に、
堂々とあるので、
車でしか行けません。

馬に乗って行くのが、
似合いそうですが。

今日は、
神父様が、
私のお誕生日祝いを兼ねて、
ドライブで連れて行ってくれました!
もう一人、友人も加わって、
3人で、デイアウト!

楽器を触らせてくれる
寛大な運営方針で、
素晴らしいフォルテピアノを
思う存分弾くことが出来、
幸せ!💕


ガキっちょが、
叩き弾きをしていたのには、
ヒヤヒヤしましたが。
女の子がペダルを
壊して、修理の人が
駆け付けるシーンも。
「ごめんなさい。」と言うでもなし。
躾の悪い母親、行儀悪い子供、
駄目ですね~!

フォルテピアノって、
良い楽器だと、
至極の美しさですが、
良くないものは、
ピアノの出来損ないみたいです。

良い楽器を弾くと、
ベートーベン
シューベルト、
シューマン、
ブラームス
達のピアノ曲が、
途端に親密で、パーソナルに
感じることが出来ます。
彼らの曲との
距離が近くなるような
不思議な感覚。


脱力を身につけた
ピアニストなら、
誰でもフォルテピアノを弾くことは
技術的に可能です。
ただし、
自分の楽器を持っていないと、
フォルテピアノ奏者としての
キャリアは築けません。
夢のような話です。


お天気も良く、
お庭も、散策。




神父様に
ランチまで、ご馳走に!
博物館のレストラン、
新鮮な食材で、
温かい手作りの味!
アップルパイ、絶品でした!


素敵な一日を
プレゼントして頂き、
日頃のオルガニストとしての
いい加減な勤めぶりを
反省した次第です。💦

チェンバロの修正~re voicing

2015年08月03日 | 音楽
中古のチェンバロを
更に良い響きに改善する為
Re voicing を行いました!
恩師ニックさんの指導の元、
全日旦那も駆り出し
作業です。
弦をはじくプレクトラを
一つずつ、
少しずつ、
削ったりして調整して、
替えていきます。
200個近くあって、
気が遠くなります。
🌀
短気は損気
じっくり、
丁寧に。
でないとプレクトラを
切り過ぎたり、
自分の指を
切ったり、
します。💦



作業後
チェンバロが、
随分と明るく
パワフルな音に
生まれ変わりました!
辛抱と忍耐の甲斐あり!

お疲れ様でした~!





More Music less weapon concerts

2015年08月03日 | 音楽
この自主プロジェクトに
関連するコンサートは、以下。
この夏は、
練習三昧となりそうです。







世界中で、武力の代わりに、
音楽力を競えば良いのに!
とぼんやり。
そしたら、勝ち負けは無く、互いの違いを受け入れ、尊重し合うのが一番って気付けるはず。
理想論ですが。