おい森 サイハテ村…その３８

こんにちは。

前回の、サイハテ村…その３７でお伝えしましたが、
現在の状況はどうなっているのか…？？
気になったので役場のぺりこさんの元へ向かいました。


役場に着くと、いつものようにぺりこさんに話しかけます。
まだ募金できるのかしら？と思いながら、
「サイハテ村に募金をしたい！」と声をかけました。

ぺりこさんはいつものように「どのくらいのお気持ちを送りますか？」と
私に聞いてきます。

私は持ち物からベルを取り出し…



さっそく、そのときの様子をご覧ください。




３０，０００ベル、募金しますと差し出しました。
すると、ぺりこさんは…





　　　　　　　「えぇっ！　３０，０００ベルも？！」





　　「・・・・・し、失礼しました　つい、おどろいちゃって…」





「最近のサイハテ村は
　　　　別名「サイハテの都心」と呼ばれているそうですよ」


えっ
なんて言いました？？




　サイハテの都心と呼ばれているそうですよ





「●●●●さんの　たくさんのお気持ち…
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　見事に　実りましたね」





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ち、違う
そんな名前で呼ばれるのが嬉しいんじゃないですよ～

パンがクロワッサンになって、
丸太小屋をリフォームして、
用水路を整えて、
薬を買って、井戸を掘って、ため池を完成させました。

あの頃のサイハテ村の人たちは、
食パンでも、壊れかけの丸太小屋でも、
楽しく暮らしていたはず。

一番最初のお手紙、
『食パンだけじゃなく美味しいクロワッサンを食べられるようになりました！』
って、読んだときにウルウルきて、このままじゃいけないって思いました。
それで、もっとサイハテ村の人たちを応援しよう！と思って、
募金活動を続けてきました。


それがいつの間にか…
作業ズボンにヴィンテージジーンズを買ったり、
乗れもしない高級車を買ったり、
そびえたつ３ＬＤＫマンションを買ったり、
世界一周船の旅に出かけたり…
とうとう、長老さままで金の入れ歯を作ったりする始末。

さらには村の名前を捨ててしまうなんて…。
いや、勝手にサイハテの都心と呼ばれているのかもしれませんが…。


あの頃のサイハテ村の方たちの願いでもあった、
幸せで潤いのある生活ができることを私も望んでいました。
これからは募金に頼らず自分の力で手に入れた幸せが
いつまでも続きますように…と願っているだけなのです。

だから名前なんてどうでも良いのです。
村だろうが都心だろうが…。


と、ぺりこさんに説明したいのですが…（笑）




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お話が長ーくなりましたが、
どうやら、サイハテ村の募金活動も終盤を迎えている様子。

今後の展開も楽しみです









　　　　　　　　まだまだ続く『おい森』生活。
　　　　　　これからもよろしくお願いしまーす・・・



　　　　　　それでは・・・
　　　　　次回の『おい森』通信でお会いしましょう