In the suburbs of Kozukata

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http://suburbsofkozukata.seesaa.net/
にあります。

旧東海道 宇津ノ谷峠 つづき

2021-01-31 19:07:14 | 日記


峠の頂きを過ぎ、急坂を降りていくと、



舗装路に出ます。



暫く舗装路を行くと、再び未舗装路があります。



髭題目碑。端を髭のように跳ねて書く書体です。日蓮宗信仰が盛んな静岡県東部に多いそうです。
裏には「天保六年霜月十三日再奥」と刻まれています。



ようやっと藤枝川入口に到着。
藤枝市教育委員会による案内板。



入り口の近くには延命地蔵堂があります。
峠道の途中にあった石垣の上にあったものが移されたそうです。



地蔵堂の中には蘿経記碑があります。
羽倉簡堂という儒学者が、蔦の細道が廃れて消滅するのをおそれ、建立したとか。
もとは旧東海道脇にあったものが移設されています。

さて、次は蔦の細道へと向かい、静岡側に戻ります。
そこはまた今度^^。

旧東海道 宇津ノ谷峠

2021-01-30 19:52:42 | 日記
昨年、丸子宿から宇津ノ谷峠入り口まで来て引き返したので、今年はその先へ。



国道1号から脇へと入っていくと、すぐに山が迫ります。



宇津ノ谷の宿場入り口に案内地図。現在地(東側入り口)から旧道の出世街道を通り、西側入り口へ。
帰りは更に古い峠道、蔦の細道を西側から東側へ越えて1周しようという計画です。



かつての宿場町はきれいに道が舗装されています。



お羽織屋。1590年に豊臣秀吉が小田原攻めに向かう途中休憩し、陣羽織を賜り、現在も保存されているそうです。
残念ながら拝観中止だそうです。



さて、道が険しくなってきました。



峠道沿いの古い町並みって感じが良いですね。



さあ、いよいよ未舗装路の入り口です。



石仏が2体。左は馬頭観音かな?



竹林の中を進みます。



しばらくすると杉林に。



突然石垣が現れます。もとはこの上に延命地蔵堂があったそうです。
江戸時代中頃に積まれたもので、平積みという方法で積まれてるそうです。



上はこんなふうに礎石が残っています。
ここは江戸末期のお芝居「蔦紅葉宇都谷峠」の山場の場面の場所だそうです。



更に登るとようやっと峠の頂。
続きはまた^^;。