ここに住んでいる者は、ここが我が家だけど、東京に住んでいる人たちは、哀愁を感じる場所になる。
義父の兄弟も東京住まいが2家族いる。
この前、亡くなった伯母さんのお葬式の時に、家に泊まった3人がそうです。
その連れ合いの伯父さんが、来たくてもどうしても外出が出来ないんだそうだ。
それは、「パーキンソン病」と診断されてしまったから・・・
もう、何年、この我が家へ、田舎へ、来ていないのだろう。
私が嫁いできた頃は、毎年の彼岸・盆暮れには、来ていました。
その時言っていたのが、「田舎への郷愁」・・・
その言葉は、忘れられません。
母も、田舎に実家に帰りたいといつも言っていた。
そこで、今日、その伯父さんの実家周辺や、のどかな景色、伯父さんが見れば分るだろう場所をカメラで撮ってきました。
どの場所が、思い出深いものか、行きたい場所なのか、的外れなのも承知しています。
それでも、自分が来たくても来られない場所を見て、行きたいという気持ちになって、少しでも元気になってもらえれば・・と。
坂を下ると小さな踏切。
きっとここは何度も通ったと思う。
良く、お盆に来て、お酒を飲むと、私が伯父さんの実家まで送っていった道。
浅草へと連れて行ってくれる鉄道。
その最寄り駅。
駅前のこの、景色。
古い建物。
昭和の建物でしょう。
また、蔵を使っているところも。
現像した半分くらいをアップしました。
はてさて、伯父さん、見てくれるでしょうか。。