【読了】ただマイヨ・ジョーヌのためでなく

ただマイヨ・ジョーヌのためでなく
ランス・アームストロング∥著
講談社 ２０００ ７８６．５ 一般

以前、知りあいのブログを見て面白そうだなぁと思った本を偶然見つけました。
ブログの彼もそのドギツイ本のカラーで手に取ったとの事を書いてあったが確かに。

内容は自転車競技選手のランス・アームストロングという人の自伝。
彼が膀胱癌にかかり、そこから奇跡の生還をするまでの話です。
自転車にはぜんぜん興味のない僕ですが、それでも何とか最後まで読む事ができたのは
この本が自転車についてメインとして書かれた本ではないからでしょう。
原題の『It's Not About the Bike（自転車についての話ではない）』が指してます。

この本を読み出した事を自転車好きの知合いに言うと彼の事を説明してくれましたが、
この方の偉業はこの生還後ツール・ド・フランスを７連覇した事なんですがなんでも
それってすごい事のようです。
彼以外でそんな偉業を達成した人はいなく、また彼のおかげでヨーロッパのお家芸で
あった自転車競技がアメリカで人気を博したとの事。

ただ、内容は非常に傲慢で独りよがりな男の話です。
いろんな人に助けてもらいながら、迷惑をかけながら生きている男です。
自分を【主人公】として見ていて、かつ回りも彼を【主人公】として扱ってくれる。
非常に恵まれた男です。

この小説を読み終える頃、2008年9月27日自転車競技にアームストロングが復帰すると
いうニュースを知りまた興奮を覚えました。

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書籍価格	1,785円
累計金額	1,785円

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