七夕ですね。
恋人の日ですね。
って毎年オッパに連れ回されているうちに今年もその日が近づいてきて
ドキドキワクワクソワソワ。
今年は何をするんだろう。
なんてそんな事を考えていたのに。
なんと
7月7日が終わろうとしてた。
なーんだ今年は何もないのかとちょっとだけ面白くないなぁと
オッパに聞いたらなんて言うのかなぁなんて考えながら空を見ていたら
突然真っ暗になって。
『えっ! . . . 本文を読む
七夕が近づくと向こう岸がとっても気になる。
毎日手を振ってくれるミニョの隣には、ちっこい何でも屋がいて、
ちっこい癖にあれは、何でも屋の血だなぁと思うのは、ミニョが手を振る度に
俺にあかんべーをしやがるからだ。
『ちっ!っとに今年は、あれも一緒に来るのかよ・・・』
気が重い。
重くて重くて。
頭が沈・・・
『って!何してるんだよっ!』
ヘイが、俺の頭に乗せた袋が重かった。
『な . . . 本文を読む
『お前の星は、俺なんだから、願い事は、俺が叶えてやる』
そう言われた2年前。
オッパは、わたしがお願いしない事も沢山、沢山叶えてくれて、
今年は、オッパのお願いをちゃんと聞きたいです。
☆☆★☆☆
『オッパ!』
『あ!?何だ!?』
うっ・・・怖い・・・さっきから何をしているのでしょう・・・
『何をしているのですかぁ!?』
オッパのお膝は気持ち良いのですが・・・座れって言われてから . . . 本文を読む
川の東側。
皇帝の居城があるこちら側に、俺は今、ひとりぼっちになってしまった。
たった一人。
毎日、毎日、落ちる涙に地面を濡らし、
西側の小畔を見つめては、叫ぶんだ!
『ミーニョー!!早く帰って来いよ~』
それに返事は無いけれど、遠いところへ行ってしまった
可愛い妹の心配ばかりして過してる。
ああ、ミニョ!!
お前は、泣いてないか!
もうすぐ今年のお祭りだよな!
チルソクだ! . . . 本文を読む
『おい!ミニョ!出掛けるぞ』
8月6日の夕方。
部屋に入ってくるなり突然そう言ったオッパ。
『早く支度しろ!!』
自分はサッッサと荷物をまとめてる。
『わたしもです・・か!?』
『そうだ!!早くしろ!』
新曲のレコーデイングだって出掛けていきましたよね・・・・昼過ぎに・・・
まだ一時間もたっていないのですが・・・・
もう終わったんでしょうか!?
聞いて・・・いいのよね。
『オ . . . 本文を読む
川の東側。皇帝の居城の畔にミニョとミナム兄妹は2人暮らし!
ミナムは宮廷お抱え歌手!
ミニョは毎日ぽやんと過ごしてる♪
『オッパ!どうですか』
ミニョが珍しく針なんか持ち出すから
何を始めるのかとハラハラドキドキ!心臓に悪いよ、全く!
『!!!? 何だ……それ…』
『新しい衣装です♪』
『うっそぅ~。ミニョいつの間にそん . . . 本文を読む