人格形成に影響を与えたある団体

突然店に入ってきた青年が、
「お邪魔しますか？」
「いや、聞かれても・・・。”か”はいらんやろ。」
「あっ、”か”はいらない。・・みなさん、お元気です」
「そこは”か”がいるんや！」
「私は駅前に新しく出来た散髪屋の店員ですか？」
「だから聞くな！言うてんねん！」

関西にお住まいの方なら解りますよね。
そう！吉本新喜劇のひとコマです。

1959年の花菱アチャコの開演から、故岡八郎、花紀京らの名優を生み出し、現在もスタイル変わらず続いてるオバケ劇団。
藤山寛美の松竹新喜劇とは異なり、テレビ向けに製作されてたようで毎週土曜の１２時から放送されてましてん。

毎週土曜のお昼の時間。
関西人はみ～んな「吉本」
見とかんかったら翌週学校で話についていけへんぐらいの影響力。
話の流れ、どの役者が次に何言うか、みんなわかってるんでっけど見てまうんですわ。
「見ときや。次、こない言うで～。やっぱり！言うた通りやろ。」
って楽しむもんなんです。

ところが！
東京に単身赴任した私にとって何がツライって
吉本新喜劇のＴＶ放映がない！

でも心配無用。
単身赴任の強み。大阪には嫁はんがおりまんがな。
そう、週間ビデオ予約です。

月に一度の吉本観劇、感激！
延々４時間吉本新喜劇！
頭おかしぃなりまっせ～。

メンバーもだいぶ変わりましたなぁ。
ハゲの室谷信夫、中川一美。
デブの木村明、高石太、伴大吾。
ポットみたいな帯谷孝史、ま～ゴキゲンさん！の谷しげる。
みんな、どこ行ったんかなぁ？