プチサプライズ

私、長電話が苦手でんねん。

電話してる間って、口と片耳と片手以外が暇ですやん。
長電話すると、耳の穴に汗出てきますやん。
長電話する人って、なかなか切らしてくれませんやん。


別に人と話すのが苦手っちゅうわけでもありまへん。
どうでもええ話も結構好きやったりしまんねん。

でも、話すなら顔見ながら話したい方でんねん。

だからして私は、
用事のあるとき以外はめったに電話なんかせぇへん人ですねん。

用事のあるときでも、用件だけ伝えて・・・
はい、終わり

相手さんはさぞかし不愉快な思いをされていることでしょうなぁ


先日、デスクの上にほっぽり出していた携帯を見ると、
ＰＴＡ仲間で11月から単身赴任が決定した友人である「グンさん」からの着信履歴。
比較的頻繁に出会うクセに、電話なんかせぇへんかった間柄。

どないしたんやろ？
こちらから返信・・・・・
「どうしたん？突然？」
「いや～、別に用事ないねんけど単身赴任のこと考えてたら金吾さんのことを思い出して、声が聞きたくなったんよ」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
特に用事はないけど声が聞きたくなった・・・

こそばがゆいんでっけど・・・なんか嬉しいでんな

私にとってはちょっとしたサプライズ。

グンさんは、こういうことがさりげなくできる人なんですわ。
よく見ればグンさんの回りには友達いっぱい。

魅力いっぱいの人ってうらやましいでんな。

単身赴任・・・がんばってね

家族と離れて暮らすのは大変です。
炊事、洗濯・・・それと・・・・
イケナイことばっか考えちゃうから

待ってました！

このブログでも何度か取り上げた
全編関西弁ブルースの秀作
上田正樹と有山じゅんじの「ぼちぼちいこか」

あれから33年。
ジャケットを飾った「くいだおれ太郎」が
閉店にともない引退。

大阪の名物がひとつ消えた瞬間でんな

さて、上田正樹と有山じゅんじ。
太郎の最終日にシークレットライヴ。

そして、ニューアルバム発表


「ぼちぼちいこか'08　フューチャリングくいだおれ太郎」

金父のレパートリーでもある
「梅田からナンバまで」
「なつかしの道頓堀」はもちろん
「俺の借金全部でなんぼや」
「あこがれの北新地」等々
往年の名曲に加えて新曲「ぼちぼちいこか」も収録。

久しぶりに予約してＣＤ買いましたわ。
以前とは異なる円熟味のある（上手くなってる？）唄とギター。

たまりませんわい！

えす・えー・てぃー・ゆー・あーる

音楽はロックとブルースしか聴かん
歌謡曲なんてアホらしゅうて聴けるかいっ

中学生の頃、そんなこと言うとりました。



ストーンズ以外はロックじゃねぇ
クラプトンとベックは許したる

中学生の頃、そない思うてました。



そんな頃、アホなバンドが出てきましてん。
Ｓ・Ａ・Ｔ・Ｕ・Ｒ・Ｄ・Ａ・Ｙ・・・ナイトッ

そう、ベイ・シティ・ローラーズ。
甘いマスクにタータンチェック。
第２のビートルズ？？？
なんじゃぁコイツら
お前らみたいなんがロックを語るなんて100年早いんじゃ

金吾の気持ちとは裏腹にたちまち全世界にタータン・ハリケーン。
街では、まさしく”猫も杓子も”タータンチェック。

う～ん、古くからのロック・ファンとしては由々しき事態。



実家を整理してたら、
中学時代のガラクタがゴミに紛れて出てきましてん。
その中に

時代の流れに逆らえない私がいたようです


さぁ、気持ちを入れ替えて・・・・
久しぶりに聴いてみよっかな～
「Saturday Night」

レコードも持ってんのかいっ

プチサイクリング

自転車野郎にとってええ季節になってきましたな。

陽気に誘われ、チャリンコ観光といきますか


自宅からチョいと走ればこの景色
我が街も捨てたもんやおまへんな。

田んぼ、畑を横目にの～んびりペダル踏んで寺の横を通り抜けると
ちょっとした参道が・・・

自転車止めて、少しの山登り。

参道に沿って高さ4mはあろうかと思われるデカい岩
苔生しててええ感じ

その奥に・・・・

「源氏の滝」であります。

大阪で「滝」と言えば箕面の滝
「箕面の滝」は落差33mですが、こちらは約半分の18m。

ちなみにプレイボーイの光源氏とは全く関係ない様子で、
すぐ近くにあった開元寺から「元寺滝」と名付けたとか・・？
無理やりの「こじつけ」でんな。

一説には、
この村に源氏姫というたいそう美しい娘がおったそうな。
大和と河内の国境には「おろち山」という山があったっちゅうことで、そこに一団の賊が住んでいたらしいでんな。
山賊の頭は女性やったんですが、賊の手下が村でこの源氏姫と弟の梅千代をさらい、頭である女に差し出したっちゅうわけですわ。
梅千代は襲われたショックで既に息絶えておったんでっけど、なんとその女の頭はその子を抱き上げ、えらい悲しんだんですわ。
「なんでそんなに悲しんでるんやろ？」と思いつつも源氏姫は無防備に悲しみに暮れるその女を短刀でメッタ刺し
女は抵抗もせず「源氏姫、梅千代、許しておくれ」と叫び息を引き取ったっちゅうわけでんねん。
つまり、頭の女は源氏姫のオカンやったんですわ。
で、源氏姫は悲しみのあまり滝壺に身を投げ、母と弟の後を追ったっちゅう物語ですねん。

怪しいお話でんな。
だって、その滝壺・・・
飛び込んでも死なへんやろ


さて、話は戻って観光。

滝のすぐ下の川辺で・・・
２組の若いカップルが・・・
デカい音でラップミュージック鳴らしてバーベキュー

やめて～や

前にならえ！

つい先日のブログで
中型二輪が欲しいと言うとった私ですが・・・
最近では、日が暮れてからバイクに乗ると
さぶ～っ
でんな。

原付バイクのスピードでこの寒さでっから
中型二輪のスピードなら「めっちゃさぶ～っ」になりまんな。

やっぱり私は二輪と言えば自転車でんな。
真冬でもグイッとこげば、体の中からポッカポカ。

なんちゅうても、やっぱり自転車はエコですわ。

２ストロークエンジンの原付なんてガソリンとエンジンオイル燃やして
白煙撒き散らしながら走っとるわけでっから
環境にええわけありまへんな。


大好きなチャリンコに乗って姪っ子の運動会に行ってきましてん。
やっぱり小学校の運動会は純粋でよろしいな。

「前にぃ、ならえ！」
号令とともにビシッと整列。
先生の言うことちゃんと聞いてええ感じ

「前にならえ！」
小学校ん時、私だけ他の生徒とポーズが違いましてん。

こりゃ～！誰に向かってもの言うとんねん！
なんで神童と呼ばれたこのワシが同い年の生徒にならわなあかんのじゃ！
と思っていたから・・・？

違います。

「前にぃ、ならえ」
号令とともに私は、

手は腰に、顔は右に・・・

そう、クラスで一番チビだった私は「前にならえ」がでけへんかったんです。


「小さく前に、ならえ！」
一番背の高いヤツは後ろの方から小走りで前進
私は・・・

手は腰に、顔は右に・・・



「二列に、並べ！」
偶数順に並んでるヤツは左斜め前に一歩前進という難解な課題。
私は・・・

手は腰に、顔は右に・・・



あらゆる場面において私は
一歩も動かず、
複雑なフォーメーションを記憶する必要も無く、

手は腰に、顔は右に・・・

ある意味「省エネ」でんな。

小学生の頃からエコロジーな私。