つれづれ

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「装甲悪鬼 村正」オールクリア感想

2013-03-03 13:48:28 | エロゲー


発売後に購入したまま、1章終わったとこで積んだままになっていた装甲悪鬼 村正をオールクリアしました。感想としては細かい不満点はあるが、それを打ち消すだけの価値がある内容だと思います。ただしかなり人を選ぶ内容かと思います。特にテキストがかなりクセがあるためこのテキストを受け付けない人はきつい気がします。クセはあるがテキストの質自体は高いので文章を読むことに抵抗がない人であれば許容できる範囲かと思います。ただしシステム周りはさすがnitroって感じで最悪です。いつもながらのことですがnitroは誰が触ってもストレスを感じるだろうスキップやシステム周りを全く改善する気ないのはどういうつもりなんでしょうね...。
基本メインストーリーは主人公と光の物語とそれに絡めた人を殺すということとは?善悪とはいったい何かという重いストーリーが永遠続きます。その割には頻繁にギャグっぽいシーンがあり、ずっと重苦しい展開に緩急つけています。ただ自分は唐突にギャグっぽくなったりすると感情移入をさまたげられるので、いっそ永遠鬱展開のほうがよかったですね。特に光のキャラクターは結構コメディ調のシーンとかもあって最初に想像していたキャラ性とかなり違いました。単純に儚く強く美しく...ヤンデルいっちゃってるキャラのほうが良かったですね。これは声が後藤 邑子てのが大きいんだろうけど..。他のヒロインのストーリーもやっつけにならずしっかり出来てますしボリュームもかなりあります。ただ基本的に作品のテーマが善悪相殺なので各ルートでもくどいくらい同じテーマが展開されるためちょっと疲れるとこはありますね。個人的には英雄編の展開が一番好みでした。善悪相殺の呪いを得た一条を主人公にしたその後のストーリーとか見てみたい。復讐編は最後まで香奈枝のキャラクターがよくつかみきれずあまり感情移入できませんでした。まあ狂人なのでできなくていいのかもしれませんが...。魔王編は光との決着がちょっとあっさりすぎるかなといった感じ、まあきらいな終わり方じゃない。で、最後に悪鬼編ですが個人的には魔王編で終わりでよかったかなーと。作品のテーマ的には必要なんだろうけど急に話のスケールが小さくなってなんか尻つぼみ感を感じました。プレイ中一番呆然としたのは茶々丸エンド...。魔王編で茶々丸はすごいかわいいんだけど、事前知識無しでやってたら絶対やっと茶々丸ルートキターって最高に盛り上がったトコで、アレ?え、ええっ..ってなること請け合い。しばらく呆然としましたwww
キャラ萌えでなくキャラ燃え、暗く救いがなく重いテーマが永遠繰り返されてもむしろごほうび、ハッピーエンドは望まないっていうならその人にとってはすばらしい作品になると思いますwww

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