るるる～るるるるーるる

日曜日。いつものように河原にテニスに行ったのだが、この日は地域のお祭りだったらしく、コートの近くにブルーシートが敷かれ、テーブルが設置され、櫓がたち、大勢の人が集まったのち宴会が始まった。 うちらは通常通りプレイしていたわけだが、祭りに参加していた久しぶりのお仲間が立ち寄ってくれたり、普段真面目な知り合いが真っ赤な顔でご機嫌で現れて「酔拳！」などと言いながらテニスに乱入してきたり、祭りで盛り上がり過ぎた人を迎えに救急車が来たりと、なんとも賑やかだった。 その中でひときわ笑ったのが彼である。近くに親もいないようなのに、ひとりでコートの周りをこの姿で歩いているのである。しかも裸にリュック！あの人以外の何物でもない。ふと、普通に考えたら迷子なんじゃねぇか？と思い、師匠が話しかけたところ、4歳であること、お母さんはお祭りの所にいることなど、きちんと話したらしい。「心配するから帰りなさい」と諭すと、またてくてく歩いて行ったそうだ。 迷子どころか立派な放浪者だったんじゃね？（笑）