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AZ監査法人の実態

AZ監査法人と裁判で戦い実質勝利をした元従業員と支援者のgooブログ

時の見方をつけるのは

2024-09-16 22:01:15 | 日記
時が解決してくれるという言葉がありますが、これは誰にでも当てはまる言葉ではありません
夏休みの終わりまで宿題を放置していた子供のように、逆に追い込まれることもあります
ちょうど兵庫県の斎藤知事がパワハラを指摘され、その通報者が死んでしまったという問題で、その後の記者会見などを受けて四面楚歌と報道されているように、彼の場合もやはり時の経過がどんどん立場を悪くしていっています
もちろん辞職したからと言って罪が消えるわけではありませんが、百条委員会などの結果を見れば、斎藤知事に一定の責任があったことは明らかなのですから、その責任(罪)を認めて辞職するのが一般的な考えでしょう
頑なに知事の地位にとどまることは世間一般からはかけ離れた考えです
なぜ、このような世間一般から見ると理解できない行動を取ってしまうのでしょうか
やはり東大卒の元官僚ということでプライドが高いのでしょうか
会計士業界もそれなりに高学歴の人が多いためか、自分の非を認めない人を多く見ます
ただ、それによって本来負う必要のないリスクを負うことになることも考えて、柔軟かつ合理的に判断することが本当の意味での賢い人間としての行動ではないでしょうか


本題に入りますが、以前Mooreみらい監査法人と元非常勤職員(Aさん)が裁判になっているというのを紹介しました
すでに裁判となってから約1年が経過しますが、この間に出された証拠はAさん側25件に対し、Mooreみらい側9件で、10月末に証人尋問が行われ、判決が出る予定となっているようです
証拠が多い方が正しいというわけではありませんが、監査同様単に何の裏付けもなく主張するのと証拠に基づいて主張するのとでは、その主張の信憑性が違います
あずさ監査法人の裁判でいえば、あずさ側はウソの主張を繰り返しましたが、やはりウソを裏付ける証拠は存在しないため、証拠を提出できず、証拠が少なかったということがありました
また、何度か記載しているように、あえて初めは証拠を持っていないように装い、証拠を出さず、あずさがウソの主張を繰り返したあとに、そのウソがウソである証拠を提出したためあずさは裁判の後半になれば後半になるほど厳しい状況に追い込まれていきました
冒頭の話でいえば、あずさとの裁判における原告にとっては時が味方したのです
今回も同じような現象が起きていて、時が味方してくれたのはAさん側です
裁判の最後の方に提出された証拠には、Aさんにかなり有利なものであるとともに、Mooreみらい側にとってはかなり不利な証拠がありました
そしてこの証拠は単にMooreみらいを裁判上不利にさせるだけでなく、過去にMooreみらいが行った行為が軽犯罪法違反に該当する可能性を示すものともなったのです


詳細にはまだ記載しませんが、Mooreみらいは1年前の裁判が始まる前にAさんから被害を受けたとして被害届を警察に出していました
結果的に警察は被害届に関する容疑でAさんを逮捕できなかったのですが、今回裁判で出された証拠により、そもそもその被害届自体がウソであった可能性が出てきたのです
今回これを受けて警察が動き出したようです
注目なのは例えばサッカーの伊藤選手の場合のように、ある人間を意図的に逮捕させようとウソの被害届を出した場合には虚偽告訴罪(刑法223条)となり、逮捕されそうになった人(伊藤選手)が被害届を出さなければいけませんが、今回はそうではなく「虚構を公務員に告げる」という軽犯罪法で警察がAさんからの被害届を受け取らずに動いているところです
警察は一般人からの被害届は受け取らない場合もありますが、弁護士から被害届が出されると、基本的には弁護士がウソをつくはずがないため被害届を信じて捜査しますが、これが1年前のAさんの件に該当します
今回は、警察が裁判の新証拠などを見て、どう見てもその被害届がウソだったのではないかと考え動いているということです
これは弁護士がMooreみらいとグルになってウソの被害届を警察に提出した可能性があることを示唆しています
これを裏付けるように裁判中にMooreみらいの弁護士がAさん側にウソの内容のメールを送るなどの行為を行っています


この内容をblogに載せることには賛否両論あると思いますが、Mooreみらいの理事長は日本公認会計士協会の常任理事であることや監査法人の犯罪の可能性について、我々は公共性が高い内容と考えます
また、ウソの被害届でもわかるように、従業員やクラインとにウソの説明をしている可能性が高く、Aさんの名誉を回復する必要もあります
その真実性についてはAさんが警察から事情を聴かれた内容や警察に提供された新証拠などをもとにしています
Mooreみらいの従業員の人は信じない人もいると思いますが、例えばアサイン表で10月末の13時から15時ごろに不自然なアサインが入っているパートナーがいることを確認することで、この内容が正しい情報だと確認できるのではないでしょうか
そのパートナーが裁判の証人尋問に呼ばれており、10月末のその日が裁判の日です
捜査情報を教えてくれるとは思いませんが、ジャーナリストなどで警察にコネがある方は丸の内警察署の刑事課で確認することができます
話を戻しますが、時はMooreみらいの味方をしなかったようです
むしろ時の経過により新証拠が出てきてしまったことで、裁判上はより不利になることはもちろん、警察にウソがバレて追い込まれることになりました
謝罪などをして解決する可能性もあったはずで、被害届の提出や裁判費用、裁判のため対応時間などを勘案すれば、裁判の請求額を上回るのではないでしょうか
さらにこれに裁判で負けて賠償金を支払うとなると、まさに負う必要のないコストやリスクを負うことになった形です
裁判で当初「和解はしない」と強気な立場を取っていたので、もしかしたら協会の常任理事になって何か自分(たち)がすごい力を持ったのかと勘違いしたのでしょうか、それとも警察をダマせたことで変な自信がついてしまったのかもしれません
それにしても警察をダマしてまで何をしたかったのでしょうか、より大きな犯罪を隠したかったのかもしれません
しかし、なんでも自分たちの思い通りになるというのは以前紹介したコントロールの幻想であり、法の下の平等というものを理解すべきです


一応裁判の流れについてですが、まず訴状が裁判所などに送られると相手方はその訴状内容のここが間違っているなどの反論をします、そして原告はさらにその反論の反論をするのですが、このようなやり取りが準備書面という形で行われていきます
その後、ある程度意見や証拠が出尽くしたところで、ドラマなどで見る法廷が開かれ、証人尋問が行われて判決となりますが、現在は証拠などが出し尽くされた状況です
Mooreみらい側は一応今回の新証拠に対して反論をしていますが、証拠の提出がなかったため、裁判所や警察を納得させるだけの証拠を持っていないということなのでしょう
そしてドラマとは違い、証人尋問などで新たな事実が出て一発逆転などということは起こらないため、証人尋問でこれまでの主張を繰り返すと判決にはほとんど影響がないのに、これまで出された証拠と証言が一致しないとして偽証罪(刑法169条)を負わなければならなくなります
通常ならあずさのパートナーたちのように偽証罪で逮捕されることはありませんが、今回は警察が動いているという点が通常と違います
警察も自分たちがウソの被害届けでAさんを捜査させられたとなれば、偽証罪も別件逮捕に利用するかもしれません
会計士協会の標語は「信頼の力を未来へ」ですが、その常任理事が会計士の信頼性を傷つけるようなことをしているのにこのまま放置してよいのでしょうか
警察が逮捕に動いたり、裁判に負ければ、多くのマスコミが報道することになるでしょうから、会計士協会も動かざるを得なくなるでしょうし、そんな監査法人に監査を受けていたら株主から訴訟を起こされるため、クライアントも逃げていくでしょう
まさに四面楚歌の状態になるといえるでしょう





追記
10月末にAさんとMooreみらい監査法人の裁判で証人尋問が行われました
証人尋問は公開裁判で行われており、公開されているものについて記載しても特に問題ないと思うので、少し記載しようと思います
ただ、諸事情により裁判の最後まで傍聴できませんでしたので、一部だけ記載し、後のことはまた後日記載しようと思います
裁判では原告や被告が会社ではなく人である場合はその本人から証言を得ます
ただ、今回は被告が監査法人なので被告人本人は人ではないため、法人側の証人として佐藤豊毅パートナーが出席していました
これを読んでいる人の中には、新日本や元新日本の人もいると思いますが、この佐藤Pは新日本出身なので、知っている人もいると思います
何の因果なのか新日本の拠点としている日比谷ミッドタウンとMooreみらいが入居しているビルはすぐ近くということで、偶然会うこともあるかもしれません
上で記載したように証人尋問で虚偽の事実を証言すると偽証罪(刑法169条)が適用されますが、これは証人尋問に呼ばれた人(佐藤豊毅P)のみです
つまり原告は訴訟の本人であるため、証人尋問に呼ばれた人ではなく、虚偽の事実を証言しても偽証罪は課されません(被告が人であった場合には被告本人も)  もっとも、民事訴訟法で罰金は科されます


証人尋問では最初に佐藤Pに対し被告人の弁護士が質問し、次に原告側から質問をし、最後に裁判官から質問をするという流れです
当然、最初の被告人弁護士からの質問は練習できるため、佐藤Pの証言は被告人に有利は証言がなされ、漫才にようにテンポよく進んでいきました
ただこの中には裁判官をミスリードさせるための小細工と思われますが、いくつかおかしな質問と回答のやり取りがありました
例えば、Aさんに依頼した業務について監査手続だけなく、監査意見を表明する業務も依頼したとし、それらができるのは会計士と監査法人だけであると主張していました
当然ですが、監査意見の表明を監査法人が依頼するはずはありませんし、監査手続をできるのは会計士でなくても会計士合格者やITの専門家など無資格者も含まれます
自分側の弁護士とのやり取りは無難にできるとして、裁判で重要なのは、どんな質問がされるかわからず、とっさにウソをつきづらい原告側の質問や裁判官からの質問などです
上記のおかしな質問と回答は次に行われたAさん側の質問ですぐに、意見表明は依頼していない、監査手続も会計士の資格を持たないものもできるという回答せざるを得なくなり、小細工は無意味なやりとりとなり、むしろそのおかしなやり取りのせいで、数分前に言ったことと全く真逆のことを回答しなければいけなくなるという、佐藤Pの証言の信ぴょう性に疑問を持たれる形となりました
もっと言えば、佐藤Pは自分は偽証したと自ら自白したようなものです
このような姑息な手段を使うのは諸刃の剣ですが、法人側の弁護士は会計士資格をもつ人で、恐らく実際に裁判経験は少ないため、このようようなおバカな手段にでたのでしょう
そもそも、裁判官は毎日のようにいろいろな事案を処理しており、小細工がうまくいくと考えている時点で裁判官を馬鹿にしていますし、甘く見過ぎです
この弁護士たちについては、改めて「悪徳弁護士」などとして記載しようと思います


また、Aさん側から契約解除について問われましたが、これに対し佐藤Pに都合の悪い質問だったのか「覚えていない」などという主張をしていました
しかし、これは結構監査法人側にとって不利な証言です
なぜなら、これは契約解除は1年数カ月ほど前の話ですが、それについて覚えていないということは、裁判の争点となる契約解除前の状況について記憶があいまいであると自分で証言してしまったようなものだからです
以前記載したように、この裁判は委託契約とされた契約が実質的には雇用契約だったのではないかということが問われる裁判ですが、実質的に雇用であるかの判断には法人側の指示や命令が拒否できない指示や命令なのかという点があります
この点Aさんからは会計士協会の品質管理レビューで妨害行為に加担させられたというエピソードが出されており、それを拒否できなかったことなどから、実質的に雇用契約だったという主張がなされています
これには監査調書の証拠なども出されていますが、ここでも佐藤Pは都合が悪かったためか、「記憶にございません」などと証言しています
そもそも監査調書については最終的にパートナーである佐藤Pに責任がありますし、監査調書の証拠は証人尋問で前に証拠として提出されていることから、それについて確認しているはずで、「記憶にございません」はありえない証言です


さらに面白い発言としては、Aさん側から嫌がらせを受けているという発言です
確かに裁判で被害者面して戦うのは良い戦略ですが、それは一貫した行動がなければ意味がありません
今回の裁判では準備書面のやり取り段階で何度もMooreみらい側は虚偽の主張をしており、それが虚偽であるという証拠をAさん側から提出されています
散々ウソの主張をしていながら、被害者面するのはさすがに無理があるでしょう
裁判以外でもそうですが、被害者面というのは誠心誠意対応している態度を見せているときのみ正当性を持つものです
被害者ならなぜわざわざウソをつくのかということになり、逆に相手方をはめようとしている戦略が透けて見えてしまいます
実際にMooreみらいはAさんをはめていたと考えられ、雇用契約書を渡したという証拠が出されているため、委託契約と主張すること自体おかしな主張で、その証拠の基づき警察までもが動く状況になっているのですから、そんな状態で被害者面は逆効果です
これだけのことをしており、恐らく叩けば他にもいろんな問題が出てくるでしょうから、今後この裁判がトリガーとなりいろいろなことが明るみになっても、それは自業自得ということでしょう
決してAさんの嫌がらせなどという逆恨みはやめるべきです












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7 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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Unknown (名なしさん)
2025-01-10 06:41:49
いやはや陰湿な監査法人はazだけではないんですね。
弱そうとか反撃しないだろうと思い込んでる人をターゲットに攻撃して反撃されると慌てふためく。
まさに自己愛性人格障害ですな。
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Unknown (教訓)
2025-01-14 09:39:29
嫌がらせやいじめを受けたら、
一二も二にも証拠を集める
そして法に則り粛々を裁判を起こせばいい
ただこれだけ
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Unknown (非常に腹立たしい)
2025-01-15 20:54:03
読んでいて昔のaz監査法人div3を思い出して怒りが沸々湧いてきました。人間の粗大ゴミの集まりでしたからね。
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Unknown (az監査法人旧div3は、)
2025-02-06 16:33:10
反日そうか朝鮮中国人が陰湿に日本人いじめしてた構図だからな
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Unknown (Unknown)
2025-02-19 02:22:38
人生返してほしいですね
返信する
Unknown (やはりなぁ)
2025-03-03 20:41:53
嫌がらせしてきた奴らの家の周りに案の定どいつもこいつも公明党のポスター貼ってあってワロタ
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Unknown (名無しさん)
2025-05-31 22:53:11
業界の改革のためにイギリス人のジョークのような「信頼の力を未来へ」を風刺テロップに文春砲が炸裂する必要がありそうです。
場合によっては、BBC砲やSEC砲でしょう。
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