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AZ監査法人の実態

AZ監査法人と裁判で戦い実質勝利をした元従業員と支援者のgooブログ

選民主義者

2021-05-23 00:30:32 | 日記
前に、医師会のトップの発言を批判的に書きましたが、その方がまん延防止措置中に自民党の政治パーティーに参加していたというニュースがありました
あずさにいたことでこういう胡散臭い人を見分けるスキルが付いたことは良かった点ですが、自分のことを棚上げし他人を批判する人は、恐らく自分は選ばれた存在であるという選民主義的発想を持っているように思います


少し前になりますが週刊ダイヤモンドの2月ごろに発売された会計士の特集で、あずさで人事統括を担う山田裕行Pが「マネジャーより前は、与えられた仕事をいかに速く、いかに正確に、いかに数多くやれるかが評価基準だ」と語っています
しかし、この山田Pはまさに私が裁判で訴えた三井住友フィナンシャルグループや現SMBC日興証券の監査調書の改ざんで両方のサインをしていた人物です
品質管理レビューの前に監査調書の改ざんをさせなければいけないほど、適当な監査をしておいて、「マネジャー以降は監査の品質管理~が評価の判断基準」とはまさに自分のことは棚に上げて何を言っているのだという感じです
また、出世の条件として海外での駐在経験もあげています
では、どのような人物が海外の駐在にいけるのでしょうか
それは優秀な人物ではなく、山田Pをはじめ一部の人間に気に入られた人間だけです
海外経験などは単なる自分の気に入った人間を昇格させるための口実で、もともと気に入られなければ海外の駐在の経験はできないのです
そして彼らのお気に入りの人間が誰しも英語が得意だとはかぎりません
私の時も起きたのが3名のロンドンへの派遣が決まっており、その人たちが英語の勉強を優先させ、結局監査調書を適当なまま放置したため、その後に品質管理レビューなどのために三井住友フィナンシャルグループの監査調書を改ざんしなければいけなくなりました
英語を評価項目にするのはTOEICなどで点数化してわかりやすいからだと思われます
前回記載したように高橋Pは監査調書をまともに作れないので山田Pも同様だと思われ、監査の力を評価することもできませんし、コロナ禍で急速にDX化が進んでいますが、私が在籍していた当時、山田Pは電子調書の承認ボタンの押し方すらわからず、各クライアントの担当者にPCごと貸して部下に承認ボタンを押させていたほどなので、デジタルについても疎いので人事担当などといっても人の実力を見極める能力はないはずです
確かにシニアパートナークラスが事細かなことまでできる必要はないと反論するかもしれませんが、そうであれば英語だって得意な人やUSCPAをマネジメントできればいいだけなので本人が英語を話せなければいけない必然性はそこまで高くありません
日本の総理大臣だって英語が得意でなくても、アメリカとしっかり交渉できています
今は翻訳能力が著しく発展し、ロゼッタという会社では社内英語禁止としているほどです

気に入った人間だけを昇格させることの弊害は、周りにYESマンしかいなくなり、違った意見を言う人などがいなくなることです
ちょうど東日本大震災から10年となりますが、事故調査委員会による報告では同質性の高い人たちが集まってしまった中で、間違った判断をどんどん推し進めていったことが事故の問題点としてあがっているようです
あずさでも自分たちの周りにいるYESマンだけを昇格させ結果的に、世間の常識から外れた人間たちだけが集まってしまっています
普通の会社では海外に人材を派遣する目的の1つに海外の人と会うことで多様な価値観を持った人材を育てることだと思いますが、あずさの場合は、仮に海外に行って多様な価値観をもって戻ってきても、おかしなパートナーたちのYESマンになるのですから、その価値観は無駄になり、時間とともにゆがんだ思考に変化していきます

恐らく山田Pなどは海外に行ったときもほとんど現地の人とは仕事以外で付き合いがなく、多様な価値観を受け入れられずにいたのでしょう
少しでも自分と違う価値観を主張されたときは「自分は選ばれた人間なのだから自分の考えが正しい」と逆に価値観が凝り固まってしまったのではないでしょうか
パートナーになったころにはもう裸の王様状態で、はたから見ればイタい人間ですが、周りがYESマンばかりで誰もその歪んだ価値観を注意してくれなくなっていたのでしょう
こういう人は小説などでよく出てくる、その肩書などが失われたとき、友達だったと思っていた人に助けを求めるものの、その人達はその肩書などが目当てで付き合っていただけなのですぐに突き放されてしまい、最後には妻や娘にも見放されるようなタイプの人です
運よく肩書などが失われなくても将来はいわゆる暴走老人となり、自分が間違っていることに気付かず、店などでは店員などに大声でクレームを言い、周りから白い目で見られるのがオチです
少し正義感が強っかたりや倫理に厳しい方でズレていればまだ救いようがありますが、彼らの常識外れは悪い方にズレてしまっています
どれくらい世間の常識から外れているかといえば、まさに私の裁判で和解金を支払わなければいけないほどです
通常の大企業であれば、従業員から訴えられても正論と建前論を主張することで、従業員側が無理な要求をしているように裁判官に印象付けることができ、和解金をほとんど払わない実質勝利を手にすることができます
まして、あずさは偽証などの違法行為も躊躇なくするのですから、ほぼ無敵状態で、もし私が逆の立場なら99%の確率で勝てるはずです
しかし、あずさは当初「1円も払わない」と主張していましたが、裁判を進めるにつれ、私(従業員)よりあずさの方が無理な要求や主張をしていると裁判官に思わせるような常識外れの主張を繰り返し、結局200万円も支払う羽目になりました

弁護士の話からするとこの200万という数字は裁判所があずさを諭して決定された数字のようです
当然、監査調書の改ざんなどの違法行為をさせられたことによる精神的苦痛に対する損害賠償訴訟は判例がないため、それが妥当かどうかは私には判断できませんが
これを交通事故で考えれば、全治数か月で下手をすると後遺症が残るような大きな事故を起こしたのと同等だと思われます
それだけのことを起こしておいて当初は「1円も払わない」と主張していたのですから、相当の常識知らずか頭がおかしい人たちとしか考えられません
あずさにどれだけ「自分は選ばれた人間だ」と勘違いしている人間がいるのか知りませんが、その人たちが束になっても結局私一人黙らすことができず、どこが選ばれた人間なのでしょうか
私はスポーツをやっていた関係で昔のコーチや同級生などに日本代表というような「本当にしっかりとしたプロセスで選ばれた人間」を何人か知っていますが、本物の彼らとは似ても似つかない存在です
所詮エセはエセ、裸の大様はどんなに着飾っても実態は裸です
本当に選ばれた人間ならば上記の手法で裁判なんてほとんど何もしなくても勝って当然です
ただ、選民思想の人のおバカなところは自分に都合の悪いことは人のせいにして、都合の良いところを自分の能力と勘違いするところです
山田Pでいえば、私の裁判の途中で勝てないと分かったあとに、自ら証人尋問に応じてあずさを勝利に導けばある意味救世主にもなれ、「自分は選ばれた人間」であることを証明することも可能だったでしょうが、なぜそのような行動にでなかったのでしょうか
一方で、きっと今回のような結果になったことについて自己正当化するために「弁護士が悪い」など人のせいにしていることでしょう
まったく自業自得や因果応報という言葉すら知らないのでしょうか
なお、私も自業自得だと思う人もいるかもしれませんが、本当に自業自得なら裁判所で訴えを却下されているはずなので、私の件はあずさに責任があることは明らかです




追記
ちょうど、三菱電機が鉄道関連の空港設備で30年以上データを隠蔽していたというニュースがありました
この報道を受けて、ここ数年同じような問題が立て続けに出ていたことや、従業員の自殺問題などもあったため企業風土の問題と指摘する人もいます
まさに、あずさでは監査調書の改ざんのような不法行為が企業風土となってしまっており、三菱電機のような30年も社歴はありませんが、朝日監査法人時代から受け継がれる伝統といってもよいでしょう
この伝統を考えれば次回詳しく書こうと思いますが、昨年のCPE不正受講の問題はなるべくしてなったという感じです
このブログなどを読んでも、「大手監査法人が監査調書の改ざんなどするはずがない」と思っていた人やそう信じたいと願っていた人もいるかもしれませんが、この問題で「あずさはそういうことをする監査法人だ」ということが再認識されたと思います
実際に、監査の権威である山浦先生もCPAジャーナルであずさの名前は出さないまでも痛烈な批判の文章を掲載しています
三菱電機では社長が辞任しましたが、あずさでは報酬のカットのみで理事などが辞任しないことも上記で記載したように世間の一般常識からずれていることをよく表していると思います

千葉県でトラックが児童の列に突っ込むという痛ましい事故がありましたが、そのような事故が起きると決まって「容疑者は以前からおかしな行動をとっていた」であるとか「いつかはそのような事件を起こすと思っていた」という証言がでてきます
また、違法行為が見つかった企業などに対しては、業界では違法行為をしているとして有名だったというような証言がでてきます
それと同じようにCPE不正受講の問題を聞いて、このブログを読んでくれている業界内の人は「あずさならやりかねない」と思ったでしょう
そのような目を意識して、現在は社内で問題が起きても以前紹介した筑波銀行などの監査調書紛失のように、それを一生懸命隠ぺいして対処しているかもしれませんが、CPE不正受講の問題を見るかぎり隠ぺいだけでは対処できなくなっていることがわかります(監査調書紛失についてはこちらを参照)
もしかしたら第2や第3の私のような隠蔽を暴露する人間が出てくるかもしれません
そうでなくてもカネボウ、オリンパス、東芝と6~7年に1回は世間を賑わす粉飾事件が起きているため、そのうちにまた大きな企業の粉飾決算が出てくるでしょうが、それがあずさのクライアントであった場合、多くの会計士関係者は「やはりあずさのクライアントならあり得る」と思うはずですし、金融庁や協会も調査をせずにはいられなくなると思います
それに伴って、過去の監査についても調査されるような事態になれば、もしかしたら私がまだ保管している監査調書改ざんの証拠が日の目をみることになるかもしれません
そうすれば、あずさが頑張って隠蔽してきた努力も水泡に帰します
その場合には、今の若い会計士では知ることもない朝日監査法人と同じような道を辿ることになるでしょう

少し興味があるのは、果たしてあずさは改ざんした三井住友フィナンシャルグループの監査調書などをどうしたのかということです
理論上は10年間の保管期間を過ぎれば廃棄してもよいはずですが、過去に遡るような事態が起きると監査調書が廃棄された場合、私の保管している調書改ざんの証拠が唯一の証拠となるため、あずさにとって不利になってしまう可能性があります
だからと言って、保管し続けても私が裁判で提出した現SMBC日興証券の監査調書改ざんの証拠のように、ピンポイントで監査調書の番号と改ざん内容が記載されているものがあった場合、監査調書が残っていた方がより証拠の正当性を持たせる結果となってしまいます
あずさからすれば私がどのような証拠を持っているのか把握できないため、破棄するも保管し続けるのも大きなリスクがあることを認識しているでしょう
三菱電機の工場の人が30年以上も「いつかバレるかもしれない」と思いながら仕事をしていたように、あずさの人間もいつか来るその日に怯えながら生きていかなければいけません(選民主義的発想で自分だけは大丈夫というのは根拠のない自信です)
いくらあずさにいる人がYesマンとして頑張り、パートナーとなり、高い給料をもらい、そのお金で高い家やマンションを買ったとしても、それが最後まで彼らのものである可能性はかなり低いと思われます
いずれにしろ監査調書の改ざんや従業員に対する嫌がらせなどしなければ、そのようなことに悩むこともなかったでしょうから自業自得です














あずさ監査法人 公認会計士 山田裕行


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