例えば甲さんに対して、AさんがXという内容のアドバイスを行ったとします。その後甲さんは、良くなるどころか悪くなりました。次にBさんがYというアドバイスをしました。そして甲さんは、始めにくらべて良くなりました。この場合のAさんのアドバイスは、次の意義があると思います。①甲さんはアドバイスを受けて一時的に悪くなったが(一時的であるので、それは不可逆的なものでない。)、それは甲さんにとって即効性のあるアドバイスでないことが判明した。→他の有効な手段へと絞ることができた。②もしかして、後の他のアドバイスとの相乗効果を待って、効果が現れたのかもしれない。以上のように考えれば、原則、無駄なアドバイスは無いと思います。籔内明。