例えば、「ぶっ殺すぞ!」と酔っ払った勢いで暴言を吐いた人間がいるとします。普通の人は、その暴言を吐くに至った経緯を調べ、例えば、自分のペットを惨殺された怒りの感情から、このように暴言を吐いたと分かれば、暴言者をキチガイだとは評しないでしょう。誹謗魔は、経緯を伝える事なく、暴言の断片だけを捉えて、キチガイだとはやしたてます。籔内明。
怒りにまかせて、人を誹謗してしまったとしても、それで怒りは、ある程度緩和するかもしれませんが、代わりに、罪悪感に苛まされる場合があるでしょう。そのような時に、誹謗の被害者が、反省してる加害者を許せば、加害者は罪悪感からある程度解放され、被害者は寛容さを評価されるかもしれません。薮内明。