【コラム】儚くて刹那

こんばんは

hanayuです。

先週末はひどかった。

一時的にダウンした体調、すぐよくなったわぃ

なんてあなどっていたら…

劇的なダウンへ。。

劇的なダウンってなんじゃらほい。笑

とにかく、土日は

とうとう猫になってしまったのか、という程

よく寝た。

というか、起きていられない

辛さの中で、襲いかかる睡魔に抗えない。

ダウンにも多少の種類があるようで

一時的にダウンした日は、とにかく吐くばかりだったのに対し

今回は、ずーーーっと

もやもや、消化不良を感じながら

いやらしい具合の痛みと気だるさが続いて

出しちゃった方が楽なんだろうなって思いながら

無理に出す術を習得していないので

ただただ、自然な吐き気を待ち続け

我慢の果てにようやく吐き出してスッキリ。

吐き気のおさまらない苦しさと

今回のように、もやもやとした気持ち悪さと鈍痛を耐え続ける苦しさ、

どちらが辛いんだろう、なんてぼんやり思ってた。

先週は、ずっと読んでた猫ブログのにゃんこが旅立ってしまいまして

精神的にも沈み、それが体調不良を加速させたようにも思える。

もちろん一番悲しいのは飼い主さんなのだろうが

我が家も、もう

ヒトゴトだと笑って見過ごす事ができない老猫の域なので。

今の元気がずっとずっと永遠に続く、なんて

お気楽な発想は微塵もなく

いつかの日を迎えるための心の準備を

知らないうちに始めているようなものだ。

亡くなってしまったそのにゃんこはガンでして

闘病生活の末に、であり

そりゃ、突然死に比べたら

『覚悟』を含めた、残りの時間が猶予として与えられるものだが

どれだけ『覚悟』を決めたところで

その日を迎えれば、なんだったんだと無意味と化してしまうもの。

私にもいつか必ずやってくるその日を

まるで、勝手に、疑似体験しているようで

体調不良と相まって、生きた心地がしないってもん。

いつまでも眠り続けるヒトにずっと寄り添い続けてくれる

ふわふわであったかくて

優しいもふもふの存在が、私の強さの要因なのだろう。

もういい加減にしてくれ、と

救急車を呼んだ方がいいのではないかと何度もよぎるが

また入院なんて事になれば

hanaにブツブツができる程のストレスを与えてしまうから

なんとしても自力で乗り切らねばならん。

そう思えばこそ耐えられるのだ。

（まー、特効薬が点滴＆絶食という経験から期待値が低いというのもあるが）

なんにせよ、土日を完全にふいにして

買物も掃除も洗濯も何もできず

かろうじて水分だけ摂取し続け

新しい週を迎えた月曜朝方、ようやく復活できた。

丸2日以上何も食べてないので

せっかく40kg前後まで肥やした体重も急降下…

病気になってから、

36.1kgはギネスですよ。

そんなこんなで始まった今週は

体が動くってなんて素敵なのでしょう、なんて

健康をかみしめながら

せっせとカロリー摂取しながら、労働しつつ、

よなよなネトフリも楽しむという日常を取り戻してます。

さすがに飲んでませんよ。笑

しんどかったからもうやめよう、ではなく

来週からの冬休みを楽しみたいから

なんて理由は不純でしかないですが。

だってねぇ、私の誕生日もありますし

そんな日にダウンなんてしたくないし

気持ちよくおいしく飲みたいやんけ、なんて。

懲りてないながらも、ようやく少々反省は身につけておりますよ（？）

hanaちんに心配かけてもいけませんのでね。

生きる事、その対極にあるものは死であり

人生は儚くて刹那。

心のありかた、考え方、捉え方ひとつであると。

いつかの日を迎えるのを

ただ嘆き続けるよりも、目の前の幸せをかみしめて

あたためて、多くの喜びにしていく事が大事なんだと知っているから

がんばっていけるのだ。

だから、今夜も

もちろん今夜に限らず、ずっとずっと

そう、ずっと常に愛を注ぎ

hanaちんを抱きしめよう。

そして、

健康になろう。ね。