この世に高倉健が嫌いな男などいようか?
否、いまい。
この世にゴルゴ13が嫌いな男などいようか?
否、いまい。
そんな奴ぁ断じていまい。
少なくとも日本を含むアジア圏にはいまい。
それだったら
いっそのことこの二つくっつければ
大ヒット間違いないんじゃないの?
と云う発想の元撮られたんだかどうかは知りませんが
(wikipediaに真相が語られております)
本日見た映画は

わざわざ「男性」と断っています。
こと

タイトルがお顔に被ってますよ!健さん!!
です。
これほど、男女で期待度に差がある映画もないのでは?
女性としては
「俺に触ると火傷するぜ」
と云った感じでかなりハードルの高い映画となる予感が…。
とりあえず借りてきたDVDを再生してみると
この映画を見ようという輩で
「ゴルゴ13」がいかなる人物か知らない人など
あろうはずもないのですが
上記の「ゴルゴ13」のタイトルの後
簡単な略歴が紹介されます。
「氏名 デューク東郷 通称 ゴルゴ13」
「国籍 不明」
「出生地 不明」
「生年月日 不明」
「髪 黒」
「瞳 黒」
「皮膚 黄色」
「身長 180糎」
「体重 80キロ」
「外観 日本人 又は 日系混血に類似」
「職業 狙撃屋」
…いや、それはもうみんな知ってるって。
原作を読んだことのない私ですら知っているって
そのくらいの情報は…。
そして、18分後にようやく
スタッフキャストロールがババーン!と登場。
じらしてじらしてぇ…
からの登場に、観客が
「う~ん、しびれるぅ。」
となるかどうか判りませんが
私迂闊にもちょっときました。
出演者は
「高倉健」
それ以外は全部
「知らない外国人」
もしくは
「日本では知られていない外国人」です。

いや、ほんと健さん以外はここでしかお目にかかれない俳優ばかりです。
特典映像の「予告編」では
「イラン演劇界の第一人者 モフセネ・ソーラビ」
「イラン映画の人気スター シーランダミ」
と紹介されていますが
おそらく公開時(1974年)でも
「誰?それ?」だったに違いありません。
むしろ、声を当てている声優さんの方が
なんだか豪華だったりします。
(この作品は全編日本語吹替で
字幕と云うものは存在しておりません。
ご親切にもみんな日本語で喋ってくださいます。)

それも昔懐かしい声優さんの名前がずらり。
さて
デューク東郷のモデルと
作者自身が公言している(wikipedia参照)のにも係らず
何度見ても高倉健にしか見えないゴルゴ13。
それでもセオリーどおり壁を背に登場。

画像では判りにくいですが、背中を壁に預けています。
でも、ゴルゴって感じではないです。
ていうか健さんにしか見えません。
いや、健さんだよ、これ!
「自分、不器用ですから…」の健さんだよ!
しかし、配役された以上は、この人がゴルゴ13です。
ご存知のように
世界も認めた凄腕狙撃手(スナイパー)なゴルゴには
それ以外にも様々なセオリーがあります。
例えば大事な利き手を簡単に人様には預けません。

画像では判りにくいですが、握手を拒んでいます。
そして、これはもうおなじみの
「俺の背後に立つな」なシーン。

画像では判りにくいですが、背後に立った男をぶっ飛ばしてます。
少しだけゴルゴらしくなってきましたね。
まあ、それでも健さんにしか見えませんが…。
そんな健さんは一旦脇においておいて
男性ファンにとってのお楽しみといえば
そう、「その場限りのヒロイン」です。
本作のヒロインはこの方
テヘランでのゴルゴの大目付(兼夜のお相手)役キャサリンさん

画像では判りにくいですが、ヒロインです。
……。
…え?
おばちゃんパー…もとい、アフロ?
の方がヒロイン?
いくらさいとうたかをプロでもこれはないわ。
いや、たしかにさいとうプロが描く女性って
こんなんだけども…。
生き写しだけども…。再現率400%だけども…。
それでも健さん…もといゴルゴ13は
果敢に彼女に挑みます。
あ、もちろん、SEXをという意味です。
(このときにかかるBGMにやたら
「キラララ~ン♪」みたいな効果音が入っていて
これが赤面ものだったりします。)
日本男子たるものかくあるべきですね。
ただし、ゴルゴ的には良くても
流石にこれでは日本の男子のハートはつかめんと
映画関係者も反省したのか
再登場シーンではイメチェンを図っております。

画像では判りにくいですが、先ほどと同じ女優さんです。
と云ってもヘアースタイルだけですが。
それでも、随分な進歩です。
ところが
「二度三度と味わえる女はいない」が信条のゴルゴ、
2度目のチャンスは華麗にスルーしました。
日本男子たるものかくありたいものですね。
予告編によりますと
キャサリン役のプリ・バナイさんは

名花です。
なんだとか。
ところが、この方、お国柄のせいか、
全く素肌を曝してはくれません。
胸からシーツがずれないどころではありません。
ある意味徹底しています。
女人禁制の映画にそれは酷ってもんですよね。
その代わりと云ってはなんですが
代わりに主演俳優が脱いでくれています。

画像では判りにくいですが、健さんSMショーです。
しかも鞭打たれてます。
…これ、誰のためのサービスショットなのでしょうか?
そんなこんなな映画「ゴルゴ13」。
冒頭15分ほどで
件のゴルゴ的なお約束を披露した後は
一気に
「高倉健の世界の旅 こんにちはテヘラン」
の世界になだれ込んでしまいます。
そもそもこの映画「ゴルゴ13」は
「ターゲットを首尾よくスナイプして任務完了!」
という単純なストーリーなので
ここはひとつ割切って
「健さんと歩くイランの名所めぐり」
を楽しむのもいかがでしょうか?

画像では判りにくいですが、テヘランです。

ここから先は余計な説明は入れません。

じっくりテヘランの風景をお楽しみ下さい。

断っておきますが、背後の景色は夕張ではありません。

ロケ地マップとか欲しいですね。

そして、現地でゴルゴ13ごっことかしたいものですね。
いや、映画って本当に面白いですね。
おまけカット
原作にはこんなセリフもあるそうです。

「ベストハウス図鑑」(フジテレビ)に載せたい迷科白ですね。
否、いまい。
この世にゴルゴ13が嫌いな男などいようか?
否、いまい。
そんな奴ぁ断じていまい。
少なくとも日本を含むアジア圏にはいまい。
それだったら
いっそのことこの二つくっつければ
大ヒット間違いないんじゃないの?
と云う発想の元撮られたんだかどうかは知りませんが
(wikipediaに真相が語られております)
本日見た映画は

わざわざ「男性」と断っています。
こと

タイトルがお顔に被ってますよ!健さん!!
です。
これほど、男女で期待度に差がある映画もないのでは?
女性としては
「俺に触ると火傷するぜ」
と云った感じでかなりハードルの高い映画となる予感が…。
とりあえず借りてきたDVDを再生してみると
この映画を見ようという輩で
「ゴルゴ13」がいかなる人物か知らない人など
あろうはずもないのですが
上記の「ゴルゴ13」のタイトルの後
簡単な略歴が紹介されます。
「氏名 デューク東郷 通称 ゴルゴ13」
「国籍 不明」
「出生地 不明」
「生年月日 不明」
「髪 黒」
「瞳 黒」
「皮膚 黄色」
「身長 180糎」
「体重 80キロ」
「外観 日本人 又は 日系混血に類似」
「職業 狙撃屋」
…いや、それはもうみんな知ってるって。
原作を読んだことのない私ですら知っているって
そのくらいの情報は…。
そして、18分後にようやく
スタッフキャストロールがババーン!と登場。
じらしてじらしてぇ…
からの登場に、観客が
「う~ん、しびれるぅ。」
となるかどうか判りませんが
私迂闊にもちょっときました。
出演者は
「高倉健」
それ以外は全部
「知らない外国人」
もしくは
「日本では知られていない外国人」です。

いや、ほんと健さん以外はここでしかお目にかかれない俳優ばかりです。
特典映像の「予告編」では
「イラン演劇界の第一人者 モフセネ・ソーラビ」
「イラン映画の人気スター シーランダミ」
と紹介されていますが
おそらく公開時(1974年)でも
「誰?それ?」だったに違いありません。
むしろ、声を当てている声優さんの方が
なんだか豪華だったりします。
(この作品は全編日本語吹替で
字幕と云うものは存在しておりません。
ご親切にもみんな日本語で喋ってくださいます。)

それも昔懐かしい声優さんの名前がずらり。
さて
デューク東郷のモデルと
作者自身が公言している(wikipedia参照)のにも係らず
何度見ても高倉健にしか見えないゴルゴ13。
それでもセオリーどおり壁を背に登場。

画像では判りにくいですが、背中を壁に預けています。
でも、ゴルゴって感じではないです。
ていうか健さんにしか見えません。
いや、健さんだよ、これ!
「自分、不器用ですから…」の健さんだよ!
しかし、配役された以上は、この人がゴルゴ13です。
ご存知のように
世界も認めた凄腕狙撃手(スナイパー)なゴルゴには
それ以外にも様々なセオリーがあります。
例えば大事な利き手を簡単に人様には預けません。

画像では判りにくいですが、握手を拒んでいます。
そして、これはもうおなじみの
「俺の背後に立つな」なシーン。

画像では判りにくいですが、背後に立った男をぶっ飛ばしてます。
少しだけゴルゴらしくなってきましたね。
まあ、それでも健さんにしか見えませんが…。
そんな健さんは一旦脇においておいて
男性ファンにとってのお楽しみといえば
そう、「その場限りのヒロイン」です。
本作のヒロインはこの方
テヘランでのゴルゴの大目付(兼夜のお相手)役キャサリンさん

画像では判りにくいですが、ヒロインです。
……。
…え?
おばちゃんパー…もとい、アフロ?
の方がヒロイン?
いくらさいとうたかをプロでもこれはないわ。
いや、たしかにさいとうプロが描く女性って
こんなんだけども…。
生き写しだけども…。再現率400%だけども…。
それでも健さん…もといゴルゴ13は
果敢に彼女に挑みます。
あ、もちろん、SEXをという意味です。
(このときにかかるBGMにやたら
「キラララ~ン♪」みたいな効果音が入っていて
これが赤面ものだったりします。)
日本男子たるものかくあるべきですね。
ただし、ゴルゴ的には良くても
流石にこれでは日本の男子のハートはつかめんと
映画関係者も反省したのか
再登場シーンではイメチェンを図っております。

画像では判りにくいですが、先ほどと同じ女優さんです。
と云ってもヘアースタイルだけですが。
それでも、随分な進歩です。
ところが
「二度三度と味わえる女はいない」が信条のゴルゴ、
2度目のチャンスは華麗にスルーしました。
日本男子たるものかくありたいものですね。
予告編によりますと
キャサリン役のプリ・バナイさんは

名花です。
なんだとか。
ところが、この方、お国柄のせいか、
全く素肌を曝してはくれません。
胸からシーツがずれないどころではありません。
ある意味徹底しています。
女人禁制の映画にそれは酷ってもんですよね。
その代わりと云ってはなんですが
代わりに主演俳優が脱いでくれています。

画像では判りにくいですが、健さんSMショーです。
しかも鞭打たれてます。
…これ、誰のためのサービスショットなのでしょうか?
そんなこんなな映画「ゴルゴ13」。
冒頭15分ほどで
件のゴルゴ的なお約束を披露した後は
一気に
「高倉健の世界の旅 こんにちはテヘラン」
の世界になだれ込んでしまいます。
そもそもこの映画「ゴルゴ13」は
「ターゲットを首尾よくスナイプして任務完了!」
という単純なストーリーなので
ここはひとつ割切って
「健さんと歩くイランの名所めぐり」
を楽しむのもいかがでしょうか?

画像では判りにくいですが、テヘランです。

ここから先は余計な説明は入れません。

じっくりテヘランの風景をお楽しみ下さい。

断っておきますが、背後の景色は夕張ではありません。

ロケ地マップとか欲しいですね。

そして、現地でゴルゴ13ごっことかしたいものですね。
いや、映画って本当に面白いですね。
おまけカット
原作にはこんなセリフもあるそうです。

「ベストハウス図鑑」(フジテレビ)に載せたい迷科白ですね。
ものの見事にヤられちゃいました!!
ものの見事にヤられちゃいました!!