何かが違う！

今、管打楽器コンクールに向けてソロの曲を中心にさらっています。（さらうように努力をしています…。）

今回は選択曲をボザのコンチェルティーノにしました。
他の選択曲は、この先披露できる場面がありそうだけど、ボザだけは、さらうのが最後のような気がしたからです。
考えたら、この曲を初めて本番にかけてから、１０年が経ちます。
当時のキャパシティでどのように演奏していたのか、今となっては謎…。

あれから、１０回以上は本番でやっているし、いろいろな方の演奏も聞きました。
けど、今回さらってみて、何かが違うんです。
今までは、自分の出せる１８０％の力で挑まないと演奏できなかったのに、今回は、90％の力で吹けるかんじ。
今までずっと感じていた、楽器くんに振り回されてるかんじがないんです。
初めてさらった時は、1日８小節位さらうのがやっとなかんじ。
出来なすぎて、不安に押しつぶされそうでした。

今回は、余裕が出たせいか、音楽的にこうしたいという欲求が溢れ出すかんじがします。
今までは、先生やピアニストにアドバイスいただいたことをどう表現するかに精一杯でしたが、今回やっと、言われていたことの本当の意味が分かったかんじがします。

コッホ以外は、今までやったことのある曲なのですが、他の曲も全く違う曲を吹いているんじゃないか？と思うくらい印象が違います。
なんでだろう…？


ボザの楽譜を買ってから12年位になると思うのですが、この間に大きさと拍子の色がリニューアルしました。
今まで使っていた楽譜だと、ボロっボロだし、年齢がバレる…と、超どうでもいい心配をし、新しく買ったのですが、どうもしっくり来なくて、結局年齢がバレるｗピンク方を使っています。

正直、夏の開催はこの仕事をしている人たちにとっては地獄です。
しかし、子どもたちが頑張っている姿を見ていると、自分も頑張らなければと思えます。
さあ、Tubaを愛するみんな、同じテュービストとして、一緒にがんばりましょう！
暑さと寒さになんか負けないぞ！